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『ミステリと言う勿れ』謎残る最終回、永山瑛太&北村匠海の対峙に鳥肌

ドワンゴジェイピー

『ミステリと言う勿れ』謎残る最終回、永山瑛太&北村匠海の対峙に鳥肌

菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』(毎週月曜よる9時)が最終回を迎えた。整(菅田)と我路(永山瑛太)の対面は最後だけだったが、連続殺人犯・羽喰十斗(北村匠海)とともに家族に対する愛情表現が全く違うことが分かった回に。


※以下最終話ネタバレあり

特に家族への愛から対峙する我路と十斗のシーンは緊張感に溢れていて、整とは対照的だった。

大阪で行われた印象派展の帰り、新幹線で美樹谷紘子(関めぐみ)が隣の席に座った整。紘子が読んでいる父親からの手紙に書かれたイラストの暗号「名古屋に来るな」をうっかり口に出して読んでしまい、ほかの手紙の暗号も解くことに。「だまされるな」「噓だ」「戻るな」「危ない」という穏やかではないメッセージも淡々と紘子と一緒に解読していく。思いもよらない事実が分かっても紘子がショックを受けないように話す整に心遣いを感じる。

そんな中、徐々に近づく女性の存在に気付いていた整。女性が真後ろに座ったタイミングで声をかけると、紘子を心配して尾行していた育ての親のサキ(高畑淳子)だと分かる。

結婚を控えていた紘子は、名古屋で父親に会い、「バージンロードを一緒に歩いてほしい」と頼もうとしていた。だが、サキから父親は死んでいて、紘子との手紙は心を病んだ実の母親が手紙を書いていたと伝えられる。整が「一番大事な人と(バージンロードを)歩いてください」と言うと、紘子は「お母さんと歩きたい。私を生んでくれたお母さんと育ててくれたとお母さんと3人で歩きたい」とサキにお願いを。その会話を神妙に聞いていた整だが、紘子が上手く暗号を解読できない手紙を見せた時にサキの表情が変わったことに気付いてしまう。


名古屋が近づいて降りる準備をしていたサキに、整はサキと紘子の生みの母親が父親を殺したのではないかと衝撃の事実をつきつける。「通りすがりのあなたはすべて忘れて」と言うサキに、「僕は結構記憶力がいいので忘れません」ときっぱり。サキと整が無言で対峙する瞬間は妙な緊張感があった。


名古屋に着いたタイミングで整が「僕にも育ての親がいます。親孝行しなきゃと思っています」と視聴者にとって衝撃の告白を。サキが「それは別にいいのよ。育てたことが幸せだったんだから」と言われたときの整の表情から何を思っているか読み取れなかったが、親から虐待され、紘子と同様育ての親がいる整が、紘子とサキの関係をどう思ったのか。終始飄々としていたのも気になってしまった。


一方、家族への思いが殺人へつながってしまったのが、我路と十斗。


猫田(松本若菜)を殺そうとしている十斗のところに駆け付けた我路。冷静な十斗とは対照的に、瞳孔が開いたような黒目がちな目で、瞬きをしていないのは異様な雰囲気だった。


場所を変え、海に浮かぶヨットの船室で、我路は十斗に話を聞いていたが、我路が目を見開きながらジュートと対峙しているのは変わらない。

十斗が自分の父親である羽喰玄斗が殺された事件を捜査してほしくて連続殺人を犯していたことを告白すると、我路の目は家族が理由だからかやや穏やかに。しかし、我路の妹・愛珠(白石麻衣)が、ジュートに殺してくれと言った理由を話すと再び目の力が強くなっていく。



さらに、十斗から愛珠には大事な人ができたからカウンセラーに通っていたと知ると目の動きがせわしなくなり動揺。瞬きも多くなっていった。十斗から「(愛珠が)きっと一人では生きていけない不安と恐怖に押しつぶされそうになったんだと思う」と聞かされると目を伏せてしまう。徹底的に目で愛珠への愛情を表現する永山には脱帽しかない。

我路と対峙する十斗は、父親の羽喰玄斗との思い出を語るときは穏やかだった。だが、連続通り魔殺人の動機を話すうちに父親への愛情から怒りを露わに。それでも母親を殺したことを平然と語ったり、愛珠を自分が殺せなかったことを悔しがったり感情の起伏が激しいところは狂気を感じさせる。


我路によって警察に突き出された十斗は、取り調べで羽喰玄斗が霜鳥(相島一之)に殺されたことを主張するも取り合ってもらえず、怒りを爆発させる。その最中、牛田(小日向文世)から霜鳥が玄斗を殺した証拠が郵送で届くと状況が一変。捜査が行われることが分かると、怒りから穏やかな表情に変わり、その後、一筋の涙を流す姿は印象的だ。父親への愛情を一瞬の変化で表現した北村の演技に心を揺さぶられた。

その後、月岡(森岡龍)のもとへ向かった我路は、十斗のときとは全く違った。話を聞いているときは我路の表情が穏やかで、愛珠の死を悲しむ月岡に「妹のこと好きだったんですか?」と聞いて「はい」と言われたときには笑顔になり、涙を浮かべる。そして「ありがとう。妹にも幸せなときがあったんですね。ありがとう、愛珠を好きになってくれて」と語る我路は心からの感謝を伝え、今までになく人間味に溢れていた。

しかし、開けてもらったからくり細工の箱の中に指輪が入っていて、それがカウンセラーにもらった指輪だと知るとまたもや表情は一変する。カウンセラーが愛珠を死に誘導したと推測。どこまでも愛珠のために真相を突き止めようとする我路からは深い愛情だけでなく、十斗と同様、狂気を感じる。


その後整はガロと再会、愛珠の指輪を手渡され、「君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」と言われる。困惑しながら「どこへ」とつぶやく整だったが、まさかのここで物語は終わりとなった。


すべての謎が明らかにならずに終わってしまった最終回。続編への期待を残しての幕引きとなった。


© 田村由美/小学館

© フジテレビジョン


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