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美しくてカオス。漫画家20名が描くパラレルワールドで知る、東京の面白さ

Harumari

美しくてカオス。漫画家20名が描くパラレルワールドで知る、東京の面白さ

松本大洋や浅野いにおなど20人の人気漫画家が参加する、漫画「もしも東京」展。8月4日(水)から9月5日(日)の約1ヶ月間、東京都現代美術館で開催されている。見る人にとって、何万通りにもイメージが変わる街・東京。漫画家の脳内に存在する、2020年の東京から、今を生きる私たちへ問いかけられる“何か”を見届けに行こう。

アイキャッチ画像:『東京の青猫』より ©松本大洋

20作品告知ビジュアル

漫画「もしも東京」展は、日本を代表する20名の漫画家たちが“東京”をテーマに描き下ろした20の作品を展示するアートプロジェクト。漫画家たちの脳内に存在していた、20の東京を描き出している。
あったはずの2020、パラレルワールドの東京。作品たちは、今を生きる私たちに何を問いかけるのか。それぞれの視点と想いで、誰も見たことのない20の東京を表現している。

『TP』より ©浅野いにお

今回、参加しているのは、『ピンポン』の松本大洋をはじめ、『ソラニン』の浅野いにお、『BLUE GIANT』の石塚真一、『僕等がいた』の小畑友紀、『暗殺教室』の松井優征、『アオハライド』の咲坂伊緒、『約束のネバーランド』の出水ぽすか、『ポーの一族』の萩尾望都といった錚々たる面々。
制作された20点の「もしも東京」作品は、“読む東京、歩く漫画”をコンセプトに、東京都現代美術館の地下2階講堂、中庭等の館内のパブリックスペースも含めて展示。点在する展示作品を巡るようにして、それぞれの作品を鑑賞するという、これまでにないスタイルの漫画展だ。

『Tokyo Sound』より ©石塚真一

また、開催に先駆けて、浅野いにお、石塚真一、大童澄瞳による出展作品のメイキング動画が計7本公開中。作品の制作過程を公開するとともに、それぞれが作品に込めた思いや制作秘話などが語られている。事前にチェックしておくと、作品への理解もより深まるだろう。

2021年の夏、映像でも写真でもなく、東京を「漫画」作品として残すアートプロジェクト。世界にふたつとない都市・東京の、全貌を、熱気を、思い出を描いたそれぞれの作品が問いかけてくるものとは。鑑賞すれば、パンデミックにより転換期を迎えるこの都市の、これからを見つめる機会にもなるかもしれない。
ただ、ひとつ確かなことは、東京が面白い都市であり、日本の漫画が面白いということ。それを体感できる唯一の展覧会をお見逃しなく。

漫画「もしも東京」展
会期:2021年8月4日(水)~9月5日(日)
会場: 東京都現代美術館 地下2階講堂、中庭、水と石のプロムナード
住所:東京都江東区三好4-1-1 木場公園内
休館日:8月10日・16日・23日
開館時間: 10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
入場料:無料、講堂内のみ事前予約制
■事前予約詳細:https://mangamoshimotokyo.jp/

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