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【カープ】セ・リーグ完封1番乗り!2年目のジンクスとは無縁?!昨季の新人王・森下暢仁が背負う責任と覚悟とは?

ひろしまリード

森下投手

今シーズン2試合に登板し、早くも2勝目をあげた森下暢仁(まさと)投手。今後にかける意気込みを聞かれ、「前半だけ勝ったと言われないように、シーズン通してしっかり投げ切れるようにがんばりたい」と自信に満ちた表情で答えてくれた。(以後敬称略)

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』では、昨シーズン10勝し、球団史上10人目となる新人王に見事輝いた森下をフカボリ。先発投手陣の柱として、2年目のジンクスも感じさせない活躍を続ける森下に、自身が背負う責任と覚悟を聞いた。
※データはすべて4月10日O.A.時現在

森下投手

今シーズン初登板は、3月30日の阪神戦。立ち上がりから三振を2つ奪うなど、相手打線を圧倒した。4回に1アウト満塁のピンチを招くも、怪物ルーキー佐藤を152kmのストレートで空振り三振、続く梅野は得意のカットボールでセカンドゴロ。このピンチを無失点で切り抜け、森下は6回被安打1の無失点で今季初勝利を飾った。

2戦目は4月6日、神宮でのヤクルト戦。1点リードで迎えた6回、2アウト2塁、3塁のピンチ。打席にはこの時点でリーグトップの4ホームランを放っているヤクルト4番・村上を迎える。試合を決める大事な局面、森下・坂倉のバッテリーは・・・

【1球目】123キロのチェンジアップでストライク。
【2球目】151キロのストレートがインコースにはずれてボール。1ボール・1ストライク。
【3球目】148キロのストレートがアウトコースにはずれてボール。2ボール・1ストライク。
【4球目】116キロのカーブがファールとなり2ボール・2ストライクと追い込む。
【5球目】144キロ、インコース寄りの高めのストレートで空振り三振。

相手の4番をストレート中心の配給で打ち取り、大きなピンチを乗り越えた。三振を奪った最後のストレートは「信頼して投げている」というキャッチャー坂倉との意思がピッタリ合ったボールだったという。

その後、森下は危なげなく8回まで無失点で投げ切った。完封まであと1イニング。ただ8回まで要した球数は108球、先発投手交代の目安ともいわれる球数に近づいていた。ここで森下は、自らベンチで佐々岡監督に「いっていいのなら、いかせてほしい」と続投を志願した。

完封のかかった9回のマウンド。カープのリードは2点、森下は1アウト3塁という、ホームランが出れば同点となる完封へ最後の試練を迎えた。ここで森下は、ギアを上げた。5番・塩見に対し、この日最速となる152キロのストレートをインコースいっぱいに投げ込み、見逃し三振。続く代打のルーキー・元山もストレートでセカンドゴロ。最後まで力強く腕を振り続けた森下は、今シーズンリーグ1番乗りのとなる完封勝利を飾った。

投球練習中の森下投手

今シーズン、カード頭(3連戦初戦)の先発という重要な役割を担っている森下。ここまで2回の登板で15イニングを投げ無失点と、チームに流れを呼ぶピッチングを見せている。森下は、好調の要因を「金・土・日に投げる先輩が良い投球をしているので、そこに続きたいし、そこでまた流れを作りたいという気持ちでマウンドに上がっている。」と分析。さらには「投げる試合で、しっかり準備して信頼されるような投手になりたい」と覚悟を示した。
先発投手陣の柱としての責任感、そして結果が同居する森下には、『2年目のジンクス』という言葉は無縁に見える。

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 4月10日放送
ライター 湯谷葉子

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