温度計がなくてもわかる。揚げ油の温度を確認する方法に「こんなサインが!」
温度計なしで揚げ油の温度を確認する3つの方法
揚げ物のレシピには「180℃の油で」や「油を中温に熱し」といった表現がよく出てきます。温度計を持っていればよいのですが、家にないと目安がわかりませんよね?
温度計なしで油の温度を確認するにはどうすればよいのでしょう?3つの方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 菜箸で確認する
低温(150〜160℃)
菜箸を水で軽く濡らし、水気をしっかりと拭き取ります。熱した油の中に菜箸を入れ、泡の出方を見てください。
箸先から細かい泡が静かに上がってきたら、油が低温(150〜160℃)になったサインです。
中温(170〜180℃)
箸全体から細かい泡がシュワシュワと上がってきたら中温(170〜180℃)。
高温(180〜190℃)
箸全体から泡が勢いよく上がってきたら高温(180〜190℃)。
2. 衣を落として確認する
低温(150〜160℃)
油の中に衣を少量落とし、上がってくる様子で温度を見極めます。低温(150〜160℃)の場合は、衣が底まで沈んでからゆっくりと上がってくるのに対し……。
中温(170〜180℃)
中温(170〜180℃)の場合は、中ほどまで沈んでから浮き上がってきます。
高温(180〜190℃)
途中まで沈んですぐに浮かんできたら、高温(180〜190℃)のサインです。
3. パン粉を落として確認する
低温(150〜160℃)
油の中に少量のパン粉を落として温度を確認します。乾燥パン粉を使う場合は少し湿らせましょう。
落としたパン粉がゆっくりと広がったら低温(150〜160℃)です。
中温(170〜180℃)
中温(170〜180℃)の場合は、細かい泡をたててパン粉が全体に広がります。
高温(180〜190℃)
パン粉が全体に勢いよく広がったら高温(180〜190℃)です。
油の温度を確認すれば揚げ物がおいしく仕上がる!
揚げ物は意外とコツのいる料理。衣がベチャッとしたり、中が生だったりする場合は、油の温度が適切でない可能性があります。
温度計をお持ちでなければ、ご紹介した方法で温度を確認してみてください。揚げ物を上手に作れるようになることでしょう。
ライター:pomipomi(webライター / 料理研究家)