犬がいる場所で『加湿器』を使用するときの注意点4つ 安全に使うコツやおすすめの選び方まで
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点
乾燥する室内は、犬の皮膚トラブルを引き起こしたり、呼吸器への刺激になったりすることがあります。乾燥しているなと感じるときは、適度に加湿器を活用するのがおすすめです。
犬がいる場所で加湿器を使用するとき、誤った方法では、犬の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。快適な室内を保つため、注意点を守って活用しましょう。
1.犬にとっての適切な湿度を保つこと
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点は、犬にとっての適切な湿度を保つことです。
40%くらいがちょうどいいと言いますが、40%~60%を目安に考えておくとよいかと思います。犬がいる場所には室内温度計を置き、こまめに温度と湿度を確認するようにしましょう。
加湿しすぎると、カビやダニが繁殖します。犬が皮膚炎やアレルギーを発症したり、悪化させたりすることがありますので注意しましょう。
2.コードへの安全対策をすること
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点は、コードへの安全対策をすることです。
加湿器のコードを犬が噛んで遊んでしまうことがあります。加湿器の故障の原因になるだけでなく、犬が感電してしまう恐れのある危険な行為です。
犬が加湿器のコードを噛んで感電すると、口の中に火傷を負うことがあります。内臓が損傷することがあります。命を失うこともあります。
噛み防止のためのペット用のコードカバーを取り付けておくと安心でしょう。
3.通り道に置かないこと
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点は、通り道に置かないことです。
飼い主と犬がよく行き来する通り道に加湿器が置いてあると、ぶつかって倒してしまう恐れがあります。ドア付近や通り道には置かないようにしましょう。
また、スチーム式(加熱式)の加湿器からは高温の蒸気が噴出されるため、犬が火傷を負ってしまう恐れがあります。心配される場合には、加湿器をサークルで囲うなどの安全対策をしましょう。
4.アロマ機能を使用しないこと
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点は、アロマ機能を使用しないことです。
人間にとってはよい香りですし、リラックス効果のあるアロマですが、犬にとっては健康被害の及ぶものである可能性があります。
香料ではなく精油である場合でも、ユーカリやティーツリーは犬の肝臓では分解されにくく、中毒症状を引き起こす恐れがあります。
アロマ機能は使用せず、室内のニオイが気になる場合には、こまめに換気をするようにしましょう。
安全に使うコツやおすすめの選び方
犬のいる場所で加湿器を安全に使うコツは、湿度を40%くらいに保ち、カビやダニの繁殖原因にならないよう加湿のしすぎに注意し、加湿器を倒したりコードを噛んだりしないための対策をすることです。
そして、犬に安全な加湿器の選び方は、高温にならないということです。
超音波式加湿器は低温で運転するため、犬が火傷を負うリスクがほとんどありません。音が静かなため、犬のストレスにもなりにくいです。デメリットとしては、水の管理が大変だという点があります。
気化式加湿器もおすすめできます。加熱することなく水分を空気中に放出する仕組みです。消費電力が少ないのも魅力です。ファンが大きいと音も大きいため、ファンが小さいものを選びましょう。
まとめ
犬がいる場所で加湿器を使用するときの注意点を4つ解説しました。
✔犬にとっての適切な湿度を保つこと
✔コードへの安全対策をすること
✔通り道に置かないこと
✔アロマ機能を使用しないこと
乾燥する季節の加湿器は、犬にとっても飼い主にとっても快適な空間づくりに欠かせないものです。安全に正しく使用することで、愛犬の皮膚や呼吸器の健康も守ることができるでしょう。
(獣医師監修:寺脇寛子)