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【地元に凱旋】新潟県妙高市出身で夏五輪では初の出場選手、小海遥選手が地元妙高市役所を表敬訪問

にいがた経済新聞

小海選手と城戸市長

中央が小海遥選手、その左隣が妙高市の城戸陽二市長

日曜日に直近の記事をピックアップして再掲載します(編集部)

初回掲載:2024年8月26日

新潟県妙高市出身で、パリオリンピック陸上女子1万mに出場した小海(こかい)遥選手(21歳)は8月26日、地元妙高市役所を表敬訪問した。小海選手は市役所玄関ホールで待ち構えていた市役所職員や市民などに拍手で迎えられ、地元中学生から花束を贈呈された。

小海選手は妙高市立新井中央小、同市立新井中学校、仙台育英高卒で、現在は第一生命グループに所属している。今年8月10日にパリで行われた陸上女子1万mでは19位だったが、妙高市出身では夏のオリンピック初の選手となった。

この日は玄関ホールでのお出迎えの後、市役所会議室で表敬訪問が行われ、小海選手は「8月10日に行われたパリオリンピックで日本代表として1万mを走らせていただきました。自身初のオリンピックの舞台で日本では経験できないことが経験でき、今後につながるいい試合だったと思う。応援本当にありがとうございました」と話した。

また、妙高市の城戸陽二市長は「まずは出場おめでとうございました。当日は市民の皆さんとパブリックビューイングで応援させていただいた。夏のオリンピックに初めて出ていただいた選手として市民の皆さんに感動をいただいたことを感謝申し上げる。小海さんの競技人生はこれからだと思うので、これからもずっと応援させていただく」と労った。

Tシャツに名前などをサインする小海選手

小海選手(右)と城戸市長(左)

最後に小海さんは、「世界との差は、レースが動く時の対応だと感じた。1万mを走るスピードがまだ足りていないので、課題を克服できるように練習で補っていきたい。4年後のオリンピックに出場するというよりも、パリオリンピックで得たものを活かすことと、課題を克服して、何年か後には今の実力以上のものを発揮できたらいいです」と話していた。

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