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SUVの中でもトップクラスの寝心地のよさ!車中泊にガチで推せるホンダの新型「ヴェゼル」

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SUVの中でもトップクラスの寝心地のよさ!車中泊にガチで推せるホンダの新型「ヴェゼル」

軽自動車からSUVまでさまざまな車種で車中泊し、シートの展開方法や寝心地などを価格.comマガジンで紹介している筆者は、新型の自動車に試乗する機会があると、つい、車中泊できるかをチェックしてしまう。そんな筆者が今回見つけたのが、2021年4月にフルモデルチェンジを受け、第2世代へと進化したホンダ「ヴェゼル」だ。発売1か月で月間販売計画の6倍以上となる32000台を売り上げ、その後も高い人気を維持している。コンパクトで扱いやすいサイズながら広い室内空間やラゲッジスペースを備えているのが人気のポイントだが、車中泊視点で見ても注目すべきモデルだった。

コンパクトSUVだけれど、角度や段差の少ない就寝スペースが作れる

SUVは、ラゲッジスペースは広いものの、リアシートを倒して横になれるほど広い空間が作れたとしても角度が付いていることが多く、快適な寝床になりうる車種は少ない。特に、コンパクトSUVはラゲッジスペースがそれほど広くないこともあり、車中泊には向かない傾向にあるが、コンパクトSUV最大級の広いラゲッジスペースを持つウェゼルは、リアシートの背もたれを前側に倒して作り出した就寝スペースもほぼ水平になる。

車体サイズは4330(全長)×1790(全幅)×1580~1590(全高)mm。コンパクトSUVに分類されるサイズ感ながら、存在感のあるデザインも人気だ。価格は227万9200円~となっており、今回使用した「e:HEV Z」グレードの4WD車は311万8500円(税込)
リアシートを起こした通常状態のラゲッジスペースも広く、ゴルフバッグも横にして入れられるほど収納力も高い。370(幅)×230(奥行)×550(高さ)mmサイズのスーツケースを4個並べて入れられるという
なお、リアシートの座面を跳ね上げれば、フロントシートとリアシートの間に空間ができる。高さがもっともある部分なので、背が高いものも入れやすい
車中泊で就寝する際の寝床は、リアシートの背もたれを前に倒して作る。前輪を外した26インチのマウンテンバイクが2台収納できるほどの広い空間だ

このようにリアシートを折りたたんだ場合、普通なら、シートの厚みが段差や傾斜となるのだが、ウェゼルは座面が下に沈み込む機構となっているため、ほぼフラットな寝床が作れる。これは、ガソリンタンクをリアシート下ではなく、フロントシート下に搭載する「センタータンクレイアウト」という、ホンダのコンパクトカーや軽自動車に多く採用されている設計のおかげ。フロントシート後方に余裕ができることで低床化でき、さらに、その空間にリアシートの座面が沈み込むダイブダウン構造となっている。また、リアシートを起こした通常時も、広い室内空間やラゲッジスペースを確保できるのもセンタータンクレイアウトのおかげだ。

ダイブダウン構造のリアシートがどのように変化するかを見てほしい。こちらは、リアシートを起こした通常の状態
リアシートの背もたれが座面に接するように折りたたむと、座面が前にスライドしながら下に沈み込んだ。サイドシルを基準として見ると、わかりやすいだろう
ダイブダウン構造により、限りなく水平に近い床面ができる。SUVのラゲッジスペースは前方に向かって高くなる傾斜のものが多いが、ヴェゼルはほぼフラットだ。また、先代モデルは、リアシート背面とラゲッジスペースに若干の角度差があったのだが、新型はそうした角度差がほぼなくなり、タイヤハウスの張り出しも低減された

実際に、この就寝スペースに横になってみよう。なお、筆者の身長は175cmだ。

広いとはいえコンパクトSUVなので、車体に対してまっすぐには寝転べない。しかし、床面がフラットに近いため、この状態でもストレスは感じない
壁面に少し凹んでいる箇所があるので、そこに足がはまるように横になると、完全に足を伸ばすことができた

実際に車中泊して寝心地をチェック!

軽く横になった感じは、なかなかいい。このまま、ひと晩車中泊してみよう。就寝時に使用するのは、キャンプ用のマットと寝袋だ。

キャンプ用のマットを敷いて、寝袋に入って車中泊するのが筆者の基本スタイル。当然ながら、実際に寝る時はリアハッチを閉めている
翌日の朝に食べるものは、リアゲート近くにあるフックに引っかけておく。車中泊時には収納できるスペースが減るので、こうしたパーツが装備されているのはありがたい

水平に近い床面に足を伸ばして横になれるため、眠りにつく前も就寝中もストレスが少ない。車体に対して斜めに寝転んでいるが、寝返りもうてるし、ひとりで泊まるには十分な広さだ。シェードなどで窓をおおわなかったので、朝陽が昇るのと同時に目が覚めるかと思いきや、寝心地がよすぎて、起きた頃には完全に周囲が明るくなっていたほど熟睡してしまった。

リアシートのドリンクホルダーが就寝時には枕元に位置するので、夜中の水分補給もしやすくていい

不快感や体への負担が少ない床面で、ムリのない姿勢で寝られたこともあり、翌日、体に痛い部分や疲労感はまったくない。筆者はこれまでいくつものSUVで車中泊したことがあるが、ウェゼルはその中でもっとも寝心地がよかった。

朝食はリアゲートを開けた開口部に座って食べる
空気が澄んでいるので、ただリアゲートを開けた開口部に座っているだけでも気持ちいいのだが、ゲートのヘリに若干段差があるため、長時間座っているとお尻や太ももが痛くなるかも
雨が降っていたとしても、あぐらをかけば、就寝スペースで座って食事はできそう。頭がギリギリ天井に当たっているが、まぁ、イケる
なお、リアガラス部に吊り下がっているのは「e:HEV Z」グレードに標準装備される「トノカバー」(その他グレードはディーラーオプション。メーカー希望小売価格13200円/税込)。リアゲートを開けると一緒に跳ね上がる仕様となっているので、荷物を入れるのに便利
リアゲートを閉めると、トノカバーは写真のようにラゲッジスペースにかぶさる。車中泊する際も車内に吊り下がった状態となるが、足の上に位置するので取り外さなくても快適に就寝可能だ

まとめ

今回、ウェゼルで車中泊する前は、広い室内空間とラゲッジスペースを確保しているとはいえ、コンパクトSUVなので「正直なところ、ちょっと狭さを感じるだろう」と思っていた。しかし、実際に泊まってみると、就寝時に圧迫感や狭さを感じることはなく、快適そのもの。コンパクトSUVながら、SUVの中でもトップレベルに寝心地がいいことに驚かされた。

車中泊できる場所であることが大前提だが、宿泊地に到着する時間や場所の自由度が高いのも車中泊の魅力である。そのため、明確な目的地を決めずに出かけたり、遠出するケースも多そうだが、ウェゼルはドライブフィーリングも良好。衝突を予測してブレーキをかけたり、前車を追従してくれる「Honda SENSING」が搭載されているので、高速道路での疲れも軽減できるだろう。そして、SUVとは思えないくらい重心が安定しており、ワインディングも快適。気ままに出かけて泊まる、そんな車中泊旅をするのに最適な車種だと言える。

キャンプ場のテントと同じように、朝リアゲートを開けると目の前が森というような場所で車中泊するのも最高!

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