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43歳「何を言っても夫に反論され、もう一緒にいるのが苦痛です…。」#アラフォー人生お悩み相談

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夫と価値観が合わない……!

心理カウンセラーの古庄由佳です。カウンセリングに来てくださる方には「うさこさん」と呼ばれています。 自分の心に蓋をして、我慢を続けて生きるのはとてもしんどいですよね。最近はスマホやSNSのおかげで情報が溢れてすぎているためか「自分の考え方がおかしいのかも」「私だけじゃないし」とガマンしてしまっていることもあるようです。自分の人生をHappyにするかどうかは自分が決めると信じて、皆さんのお悩みに答えます。

相談:夫の判断基準が理解できません

はじめまして、アラフィフ結婚15年目の主婦です。夫婦で自営業をしています。
夫の判断基準が理解できずイライラします。意味が分かりません。
昔からすごく不思議な人でしたが、いつもニコニコしていたのでいい人だと思って結婚しました。しかし、年を重ねるにつれどんどん頑固になり、人の意見を聞きません。

外出から家に帰ったら、まずはしっかり手洗いうがいをして! と伝えたら、病気になって死ぬよりも、交通事故にあう可能性のほうが高いのに、なんでそんなに気にするんだ、とか言います。

子どもの足の成長が早く、半年に1足~2足ほど買わないと靴が小さくなってしまうのですが小さくなった靴を「まだ履けるのに、もったいない、海外では靴が買えない子だってたくさんいるのに……」とか言いだします。サイズアウトしている子ども服もパツパツなのに「まだ着れる」とか言いだしたりします。

そのくせ、毎日のお酒代や麻雀代などは惜しみません。

お金のことだけでなく、何を言っても「それはおかしい」とか「それが常識なのは日本だけだ」とか言いだして、反対されます。
抗議すると怒りだします。昔のようにいつも笑顔になってほしいのに……

この性格が変わらないままだと正直話も深くできないですし、一緒にいるのが苦痛です。
どうすればいいのでしょうか。

(43歳 東京都 シーラカンス 自営業)

うさこさんからのアドバイス:意外とお互いに同じことを思っているかも

「昔のようにいつも笑顔になってほしいのに……」

この言葉に本音があらわれているように感じました。

理解できないとイライラしながらも、諦めずに、なんとかパートナーを理解しようとされている、そんなシーラカンスさんがとってもステキだなあと思います。
男と女は全く違う生きものだ」なんてよく言われますよね。そして、「夫婦は鏡」なんてこともよく言われます。

違うのか? それとも鏡のように同じなのか? いったいどっちなんでしょう。

「考え方も発想も選ぶ行動も全く違う男女が、実は心の奥では同じことを求めている」
私はパートナーシップのご相談をお聞きするたびに、そんなことをよく感じます。

ということは、夫側も今まさに、シーラカンスさんに対して、「昔のようにいつも笑顔になってほしい」と願っているのではないでしょうか。

と感じましたので、お二人の笑顔が増えるように、2つのご提案をしてみますね。

提案1:自分の判断軸を一旦ゆるめる

まずひとつめは、「きちんと」をゆるめてみてください、ということです。

手洗いのこと、お子様の靴のこと、お酒や麻雀のこと、シーラカンスさんから見てパートナーの行動は「きちんとしていない」ように感じるかもしれません。
でも実は、夫婦ってバランスを取り合っていることが多いんです。
どんな人の中にも「きちんとしている」ところもあれば、「きちんとしていない」ところもあります。いつもきちんとしていられたらいいのですが、でも、どうしてもそうできない時もありますし、本当はあっていいんですよね。

シーラカンスさんが「いつもきちんとしていなければ」と思いすぎていると、自分の中に本来ある「きちんとしてない部分」を否定して切り捨ててしまいます。そんなとき、その切り捨てた部分を相手が見せてくれたりするのです。

不思議なんですけど、なぜだか無意識にそうなってしまうので、夫側も「あれ? どうしてこんなに指摘ばっかりされるんだ?」と困惑して、つい言いたくないことまで言い返してしまうのかもしれません。

ですから、「家族のためにきちんとしなければ」と思う気持ちを少しゆるめて、自分の楽しみに時間やお金を使ってみたり、ちょっと息抜きをしたりしてみてほしいんです。
そうやって「きちんとしすぎなくてもいいんだよ」と自分をゆるめてあげてくださいね。

提案2:いいところ探しをする

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次にやってみてほしいのは、ご主人が家族のために頑張ってくれているところを探してみる、ということです。
ご主人はご主人なりに、奥様やお子様を幸せにするために、大切にしていることや頑張っていることが必ずあるはずです。よーく観察してみて、見つかったら、「あなたのおかげでとっても助かっているよ。ありがとう」と伝えてみてください。

男性は、本来、愛する人たちを幸せにすることに喜びを感じる生きものなんですって。
自分の力によって家族が幸せになっていると実感したいのです。実感ができたら、ますますご家族のために頑張れるかもしれませんよ。

ただ、シーラカンスさんがあまりに完璧で、きちんとされている奥様だから、今はちょっと本来の力を発揮しずらくなっているかもしれませんね。
なんて言われると、「どうして私から褒めるの? 私が褒めてもらいたいんだけど!」と思うかもしれません。

ほらやっぱり。夫婦ってお互いに同じことを求めていますよね。
ぜひ信頼をプレゼントしてあげてください。「この人は、私たち家族を幸せにしてくれる人だ」と信頼を寄せれば寄せるほど、イキイキと本来の役割を発揮されると思います。

シーラカンスさんは、もう十分にご家族のために頑張ってこられました。きっと相手も口にしないだけでわかってくれています。

ぜひこれからは、ご主人を信頼して、家庭の中で安心して笑っていてみてください。きっと鏡のように、夫婦の笑顔も増えていきますよ。

古庄由佳(うさこ)/心理カウンセラー、卒病カウンセラー

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