【7月並みの気温&雲が主役に…】北海道の天気 あす20日からの週間予報/気象予報士執筆
北海道のあす20日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
きょう19日(水)はカラッとした暑さに!...あす20日(木)は?
きょうは晴れてカラッとした暑さになりました。今はバラが見ごろを迎えています。こちらは、大通公園の西12丁目のバラ園。けさ9時半頃に撮影しました。きょうは植物も喜ぶような日差したっぷりの一日になりましたが、あす以降は再び雲が主役になりそうです。
その原因をあす朝9時の予想天気図で見ていきます。本州の南にある梅雨前線とは別の前線が北海道にかかります。この前線が、週末まで北海道に停滞するため、曇りや雨とぐずつきます。梅雨前線のような大雨にはなりませんが、雷雨や突風などに注意してください。
あす20日(木)の天気と気温
あす20日(木)の天気と気温です。
前線に近い、道北やオホーツク海側を中心に雨が降るでしょう。最低気温は道東方面で今朝より3度ほど低いですが、最高気温は、雨でも広く7月並みです。きょうよりムシムシしそうです。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
通勤通学の時間帯は札幌や小樽などで通り雨があるでしょう。午後は晴れて一気に気温が上がります。紫外線と暑さ対策も忘れないで下さい。
道北・空知です。
朝から雨が降ったりやんだりでしょう。大雨にはなりませんが、雨具が必要です。気温は今日と同じくらいですが、湿度が高くなるでしょう。
道東・オホーツク海側です。
オホーツク海側で午後を中心に雨でしょう。太平洋側の暑さは落ち着きます。きょう今年初めて25度以上の夏日になった釧路のあすの最高気温は18度です。
20日(木)からの週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
稚内は土曜日まで雨、その他も土曜日は雨具が必要です。札幌は傘マークはないですが、前線の動きによって予報が変わることもあるので、注意してください。土日はヒンヤリするでしょう。
太平洋側です。
金曜にかけて日傘が活躍します。土日は雲に覆われ、道東を中心に雨傘が必要になります。金曜日は広く夏日で、湿度が高く、蒸し暑くなりそうです。
では、あすの札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
午前は、空気もヒンヤリするので雨具と羽織るものが必要です。午後はしだいに晴れます。あさっては夏至ですが、夏至のころが一年で一番紫外線が強いです。対策を忘れないで下さい。
※気象予報および、情報カメラのようすは19日(水)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部ナベ子