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「まろやか、コクがある」コーヒー×ダム 2年熟成で味はどう変化?新たな食と観光の魅力に【北海道・音更町】

Sitakke

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ダムの中で、約2年間熟成させたコーヒーのお披露目会が、北海道音更町で開かれました。

その味の「違い」とは…?

いれたての、あったかいコーヒー。

音更町の道の駅で開かれた試飲会には、音更町と中札内村から集まった3つのコーヒー店が参加しました。

使われている豆には、ヒミツがあります。

コーヒー豆を中札内村にある札内川ダムのトンネルで、およそ2年熟成させているんです。

温度変化の少ない低温で保管されるため、「安定したような味わい」になるのだとか。

3つの店で出されるコーヒーは、産地や、いれ方はバラバラです。

会場には、飲み比べに挑戦する人も。

缶コーヒーなら、日常的に飲むというカメラマンにその「違い」はわかるでしょうか。

飲み比べに挑戦する宮形徹カメラマン がんばってます!

■ケニアAB TOP(中煎り) MayCoffee(中札内村)

カメラマン「まろやかで飲みやすいですね」

■ホンジュラス サンタバーバラ(中煎り)カシオペイアコーヒー(音更町)

カメラマン「これもまろやか。すっきりしています」

■ケニアAA(深煎り)トカプコーヒー(中札内村)

カメラマン「飲みやすい、酸味も感じない気がします」

少し心もとない感想にも聞こえますが…

店の人からも、お客さんからも「まろやかで、コクがある」という声が上がりました。

今回の取り組みは、コーヒーの開発だけが目的ではなく、社会実験の一環です。

「ダム」と「コーヒー」。

この意外な組み合わせが、北海道の食と観光の新しい魅力の一つになればと期待されています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年2月23日)の情報に基づきます。

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