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【お出かけ情報】6月の梅雨時には紫陽花を愛でながら、歴史の宝庫(白山神社、飛鳥山、高幡不動尊金剛寺)を訪ねてみたい

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【お出かけ情報】6月の梅雨時には紫陽花を愛でながら、歴史の宝庫(白山神社、飛鳥山、高幡不動尊金剛寺)を訪ねてみたい

 梅雨の風物詩と言えば、紫陽花。鬱陶しい季節にひときわ鮮やかに咲く紫陽花を目にすると、沈んでいた気持ちがパーッと明るくなるような気がする。しっとりとした雨の中に佇む紫陽花を眺めているだけで深呼吸したくなる心地よさがある。

 ところで紫陽花は海外から渡って来たイメージが強いが、実は日本原産の「ガクアジサイ」が原種である。それが中国へ渡り、シルクロードを経てヨーロッパへと伝わり、イギリスをはじめとするヨーロッパで人気を博し、品種改良されたものが日本に逆輸入され豪華な「西洋アジサイ」が誕生した。国内外で細かく分けると2000種もの品種があり。紫陽花の色は、土壌が酸性だと青色、アルカリ性だとピンクや赤系の花を咲かせる。週末、都内の紫陽花の名所巡りはいかがだろう。地域密着のイベントで新たな発見もあることだろう。

■白山神社(文京区)

 明治24年に開園した文京区最古の公園・白山公園と、隣接する白山神社にかけて、約3,000株の色とりどりの紫陽花が咲き誇る。毎年この時期は「文京あじさいまつり」が開催され、今年は42回目。普段は立ち入ることができない「富士塚」の斜面が特別に開放される。(公開時間: 10:00~16:00)また、土曜日・日曜日を中心に、模擬店や写生会、文京区伝統工芸品やあじさい鉢植え販売などもある。さらに地元の小学校の鼓笛隊や大学のサークルによる合唱やバンド、ダンスなど、楽しいベントも企画されている。白山神社は、五代将軍綱吉公と生母桂昌院の信仰を受け、小石川の鎮守となった。境内の一角には、辛亥革命で知られる孫文のレリーフがある。孫文は、白山神社近くにあった、革命運動の支援者・宮崎滔天(とうてん)宅に身を寄せ、二人は白山神社の境内の石に腰掛けて中国の将来と革命について語り合った場所とされている。

▲白山神社は「東京十社」の1つに数えられ、縁結びの神様としても知られている。撮影:編集部

★アクセス:都営三田線「白山駅」から徒歩3分。東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩5分

■飛鳥山公園(北区)

 8代将軍徳川吉宗の時代に、庶民が安心して花見のできる場所として、整備・造成されたのが北区の飛鳥山公園だ。一万円札でお馴染みの日本資本主義の父・渋沢栄一の飛鳥山別邸もあった場所である。桜の名所でもあるが、この季節は紫陽花の隠れた名所にかわる。JR王子駅から線路沿いに続く、約350メートルの「飛鳥の小径」には、約1300株の様々な紫陽花が植えられている。飛鳥山の斜面が濃いブルーやピンク色に染まる。京浜東北線や都電荒川線の車窓から紫陽花を眺められるので、鉄道ファンにも人気の高い散策ルートとなっている。

▲飛鳥山の斜面を約1300株の紫陽花が彩る 撮影:編集部

★アクセス:都営三田線「白山駅」から徒歩3分。東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩5分

高幡不動尊金剛寺(日野市)

 関東三大不動のひとつ「高幡不動尊金剛寺」は、幕末に活躍した新選組副長の土方歳三(日野市出身)の菩提寺として人気の名刹。平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって東関鎮護の霊場と定めて山中に「不動堂」を建立し、不動明王をご安置したことに始まった。続いて建立された「仁王門」も重要文化財に指定されている。「丈六不動三尊」(重要文化財)は、総重量が1,100キロを超える巨像で、古来「日本一」と伝えられ、長年の修復作業が完了し、現在は新しく建てられた奥殿に大切に安置されている。毎年この時期には「あじさいまつり」が開催されている(6月1日~30日)。境内4,000坪、隣接する山林を合わせると3万坪の広大な敷地に、5月下旬からは色もさまざまな山あじさいが咲き始め、中旬を過ぎると大輪が境内を彩る。自然豊かな山道をハイキング気分を味わいながら、のんびりと歩きながら散策するのもまた楽しいことだろう。

▲6月12日現在、山あじさいが見頃になった。画像提供:高幡不動尊

★アクセス:京王線・多摩都市モノレール「高幡不動駅」から徒歩5分

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