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『アナと雪の女王』初代エルサ、ケイシー・リーヴィにインタビュー 『ミュージカル・ガラ・コンサート』で東急シアターオーブに初登場!

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ケイシー・リーヴィ

2022年7月、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブは誕生10周年を迎える。これを記念して行なわれる『ミュージカル・ガラ・コンサート~10th anniversary~』には、ノーム・ルイス、ケイシー・リーヴィ、ウィレマイン・フェルカイック、ジェイ・アームストロング・ジョンソンの4人のミュージカル・スターが集結。日本でも『ガイズ&ドールズ』を演出したマイケル・アーデンが演出を担当、自身も歌唱を披露する。『アナと雪の女王』ブロードウェイ初演のエルサ役オリジナル・キャストであるケイシー・リーヴィが、コンサートへの意気込み、ミュージカルへの思いを語ってくれた。

ーー今回のコンサートで初めて来日されます。

ずっと行きたいと思っていた国、日本を初めて訪れる機会がやって来て、とてもわくわくしています。『アナと雪の女王』、『ゴースト』、『レ・ミゼラブル』『マーダー・バラッド』等、私がこれまでに出演してきたミュージカル作品の多くは日本の観客によって愛されていて、私の舞台を海外まで観に来てくださる日本のすばらしいファンの方々と、何年にもわたって劇場でお目にかかってきました。今回、ようやく日本の劇場で、日本の観客の皆様のために歌うことができて、とてもうれしく思っています。

ーーリーヴィさんは『アナと雪の女王』でエルサ役の初演キャストを務められました。エルサの魅力をどうお考えですか。

人は誰しも、エルサというキャラクターにどこか共感を覚えるところがあるのではないかと私は思っています。彼女は誤解されている存在で、物事を深くとらえ、家族のことを本当に深く思いやり、そして人々を失望させるのではないかと心配しています。けれども、ありのままの自分を自分自身で受け入れたとき、彼女は解放されるのです。そんな彼女の姿は、私たちみんなにとって非常に大切なことを美しく教えてくれると思っています。

ケイシー・リーヴィ

ーーエルファバ役を演じられた『ウィキッド』からのナンバーも歌われます。

『ウィキッド』でエルファバを演じるということは、これまでのキャリアの中で、もっともやりがいがあると同時に、もっとも困難を感じる経験でもありました。エルファバは強くて激しく、忠実で、欠点もある人間です。私はそんな彼女が大好きです。

ーーウィレマイン・フェルカイックさんとデュエットで、『アナと雪の女王』の「Let It Go」と『ウィキッド』の「Defying Gravity」をスペシャル・バージョンで披露されるとのことですが、どんな感じになりそうですか。

それは劇場でのサプライズということで! 私はウィレマインの声が大好きなので、彼女と共に歌い、ステージを共有できることにわくわくしています。

ーー今回、ノーム・ルイスさん、ジェイ・アームストロング・ジョンソンさんとも共演されます。

ノームとは知り合いで、今までずっと彼のファンであり続けてきたので、今回、遂に共演できて、とてもすばらしい体験になると思っています。ジェイとは古くからの友人で、ブロードウェイでの『ヘアー』の舞台で共演したこともあります。今回の舞台はまさに再会という感じですね。

ーー演出のマイケル・アーデンさんについてはいかがですか。

マイケルは万能な人です。彼はすばらしい役者、歌手であり、近年では世界中で演出家としての才能を示しています。無限の可能性を秘めていて、人柄もすばらしいので、今回、彼とコラボレーションすることができて、とても興奮しています。

ーーリーヴィさんが舞台に立つパフォーマーとして感じるミュージカルの醍醐味をお聞かせください。

子供のころから音楽と共に生きてきました。そして、人生を通してずっと歌ってきましたが、歌っているときほど自由であると感じたり、何か自分自身より大きなものとつながっていると感じる瞬間は他にないんです。子供のころからブロードウェイの舞台に魅了されてきました。そして、劇場で舞台に立っていると、常にそのマジカルなものを感じることができるんです。

ケイシー・リーヴィ

ーーミュージカル作品で役として歌うときと、今回のようにコンサートで歌うときとで、何か違いはありますか。

コンサートでは、観客は、歌い手の役柄の解釈だけではなく、歌い手自身のすべてを観ることになります。だから、コンサートにおいては何も隠すことはできません。歌い手と、観客、それだけです。そして、そのようにして観客とコネクトすることが、私は大好きなんです。

ーーデュエットの際、デュエット相手とどのように心を通わせて歌っていらっしゃいますか。

心のままに飛び込んでいって相手とコネクトし、物語に命を吹き込むために、歌詞と楽曲を尊重して歌うよう心がけています。

ーー公演を楽しみにしている日本の観客へメッセージをお願いいたします。

私のキャリアにおいて、何年間にもわたって温かなサポートをいただいてきました。本当に感謝しています。今回の『ミュージカル・ガラ・コンサート』に参加して歌うことで、私の感謝の思いを皆様に伝えられることを本当に光栄に思っています!

ケイシー・リーヴィ

取材・文=藤本真由(舞台評論家)

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