「いつもリビングが散らかっている人」が無意識にやっている“3つのNG癖”
整理収納アドバイザーの三木ちなです。ものが多く散らかったリビングから脱出するには、“片付かない習慣“に気づくことが大事。無意識のうちにやっているクセが、片付かない原因になっているケースは少なくありません。ここでは、「リビングが散らかっている家」につながる“3つのNG習慣“をご紹介します。
◆3つのNG習慣◆⇒写真で見る「当てはまるものばかり…」「反省」
NGその1.でっぱりにものをかける
ものの定位置が決まっていないと、どんなに頑張ってもリビングは散らかる一方です。その場その場で適当に定位置をつくると、次に使うときに置き場所がわからなくなります。
特に気を付けたいのが、家中の“でっぱり”。ドアノブにバッグをかけたり、室内物干しになんでもかんでも吊るしたりしていませんか?
“かける収納”は手軽ですが、だからこそものが溢れる原因になります。とりあえずかけて置く習慣はやめて、正しい定位置や置き場所をつくりましょう。
NGその2.ちょい置きするクセがある
定位置が決まってないと、“とりあえずここに置こう”と都合よくしまえる場所が多数できてしまいます。
行き場のないものたちはダイニングテーブルに置かれがち。次の行き先(定位置)がはっきりしていないと、結局はその場に居座ったままです。
“ちょい置き”はラクなゆえに常習化しやすいので、意識的になくすことが大事。どんなものでもきちんと「ものの住所」を決めると、リビングが物置化するのを防げますよ。
NGその3.ソファがクローゼットがわりになっている
リビングが散らかる原因に多い「服」。クローゼットに戻す、ランドリーボックスに入れるそのひと手間をさぼると、確実に部屋は汚れます。
椅子やソファに放置すれば、せっかくのインテリアも物置化……。脱ぎ散らかしがあたりまえになってしまうと、汚リビングからは卒業できません。
服の定位置を決めたうえで、きちんと片付ける。これにプラスして「着替える場所を決める」と、服は自然と散らからなくなります。アウターに関しては、玄関など動線がいいところに物干しポールやラックを使って置き場所を確保すると散らかりにくいです。
汚リビングは習慣で卒業できる
ちょい置きや放置が続くと、たとえ小さなものでもリビングが汚れる原因になります。
散らかる習慣ではなく「片付く習慣」を意識すると、定位置に戻すクセがつき、汚リビングは改善できるはずです。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア