「帰ってきましたね」という印象が強いです(鳥海)――Six Gravity「宵祭り」収録後インタビュー【梶 裕貴さん、鳥海浩輔さん、増田俊樹さん、前野智昭さん、細谷佳正さん、KENNさん】
2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」所属のSix Gravityによる、新たなユニットソングとドラマを収録したCD「宵祭り」が好評発売中!
Six Gravityとは、1年の各月をイメージしたキャラクターがそれぞれの月をイメージした楽曲を歌い、ドラマを演じるCDシリーズ『ツキウタ。』の、12月~5月担当男子で構成された前半組ユニット。
メンバーは、師走 駆(CV:梶 裕貴さん)、睦月 始(CV:鳥海浩輔さん)、如月 恋(CV:増田俊樹さん)、弥生 春(CV:前野智昭さん)、卯月 新(CV:細谷佳正さん/Singer:koyomi from 桜menさん)、皐月 葵(CV:KENNさん)の6人です。
今回は「宵祭り」に出演するキャスト陣のオフィシャルインタビューをお届けします!
【写真】ツキプロ所属『グラビ』楽曲&ドラマCD「宵祭り」声優インタビュー
オフィシャルインタビュー
――今回のドラマを演じてみてのご感想をお願いいたします。
師走 駆役/梶 裕貴さん(以下、梶):みんなで楽しく夏祭り!…なエピソードでありつつ、仕事や人生について、それぞれ悩みがあるようで。
その悩みの形が、年齢やキャリアとともに少しずつ変化してきているのが、まさに本作ならではな演出でグッときましたね。駆と恋の友情、信頼感、バディ感を感じていただけるドラマだったかなと思います!
とはいえ、安心してください! 駆はやっぱり駆! 屋台グルメを食べまくってましたよ! もはやフードファイターです!(笑) 細かなアドリブを随所に入れ込みつつ、楽しみながら演じさせていただきました!
睦月 始役/鳥海浩輔さん(以下、鳥海):劇場版以来でちょっと久しぶりの収録でしたけど、始さんはいつもの始さんでしたし、相方の春さんもいつもの春さんでしたね。
いつものと言いつつ、ここしばらく隼さんとの絡みが多かった印象なので春さんとがっつり絡むのはかなり久しぶりなんじゃないかな。それもあって「帰ってきましたね」という印象が強いです。
如月 恋役/増田俊樹さん(以下、増田):少し久しぶりのような感覚の中、収録をさせていただきました。
とはいえ、いつもの変わらぬ6人の空気とストーリーに戸惑いは無く、それ以上に変わらない中に変化を受け入れ、変化を楽しむ恋の姿を感じることもできました。
僕もちょうど35歳になった時に、自分が新人だった時の35歳の先輩たちって誰だろって調べてたんです。え!? この先輩たちと同じ歳になったなんて信じられないよ!と仲間と話したばかりでした。
恋も恋らしく、自分も自分らしく、大切に生きていこうと。ストーリーを通して改めて実感させていただきました。
弥生 春役/前野智昭さん(以下、前野):年長組の相変わらずな関係が見られて安心しました。
仕事中でも始の事をよく見ている春と、そんな春が近くにいるから常に始が前を向ける、その背中に安心してメンバーが付いていける……というグラビの図がとても分かりやすかったです。
きっとまだまだ成長していけるんだろうな、という期待を感じるドラマでした。
卯月 新役/細谷佳正さん(以下、細谷):作品の世界にも時間が流れていて、『ツキウタ。』としては新作の物語ではあるのですが、過去作品を何故だか思い出して懐かしむ気持ちになりました。
真摯に自身のファンに何ができるのかを考えて悩んでいる葵の姿が素敵だなと思いました。
皐月 葵役/KENNさん(以下、KENN):今回も楽しく収録させていただきました。アイドルとして経験を重ねてきている葵くんですが、良い意味で昔と変わらない部分もありほっこりしました。
新との掛け合いも安心しますね。
――「宵祭り」のレコーディングを終えてのご感想をお聞かせください。
梶:梶 裕貴のレコーディング史上、最速タイムで収録を終えた楽曲。スタッフさんも、あまりの早さに驚いていました(笑)。もしかすると、それだけ自分と相性の良い曲調だったのかもしれません。
ダンサブルでありつつ、しっかりと和テイストで、その上、どこか祭り前夜の高揚も感じさせるメロディは、タイトル通り、まさに『宵祭り』! 作曲家さんの凄さを目の当たりにしました。
鳥海:ものすごく久しぶりのグラビ曲なんですが、びっくりするぐらい順調にレコーディングが終わりました。
今までのグラビの曲ってアイドル系の曲だったと思うんですが、今回はまたちょっとテイストが違っていて、大人っぽさもありつつ、ちょっとワイルドな感じもあったりして、新しい魅力になっていると思うのでこれまで聴いてきてくれた方も新鮮な気持ちで聴いていただけるんじゃないかなと思います。
増田:Six Gravityのロックさとコンセプトの融合感が今回もがっつり盛り込まれた一曲になりました。どこまで進んでも、どれだけ成長してもまだまだ自分たちの可能性に希望を感じ、更に前へ前へ挑戦し続ける強い楽曲です。
6人との時代の節目を、この曲でまた一つ創っていただけると嬉しいです。
前野:疾走感と力強さに溢れる楽曲で、とても気持ちよく歌唱させていただきました。普段は温厚な春も、この曲のような強い一面も持ち合わせてはいるのですが、あまり普段は見せる事がないため、新鮮な気持ちもありました。
事前に録り終えたメンバーの歌声を聴きながらのレコーディングだったので、改めて仲間達の頼もしさを感じられる瞬間でもありました。ぜひ今回の楽曲も楽しんでいただければと思います。
KENN:レコーディングは半年以上前なので詳細は覚えていません(笑)。とはいえ、初めて楽曲を聞いた時リズムがシビアなのとパワーのある歌詞だなと感じ、葵くんとしてどう表現しようと思った事を覚えています。
このプロジェクトは皆歳を重ねるのでその時その時で良いパフォーマンスができるようにというのはもちろん、今の葵くんのベストを更新し続けなくてはという個人的なプレッシャーもありつつ(笑)。
これからも充実した経験をして、また新しい葵くんの一面を皆さんにお届けできればと思います。
――ファンの皆様へのメッセージをお願いいたします。
梶:いつも『ツキウタ。』の応援、そして、グラビや駆の応援をありがとうございます! 皆様の愛情で、また新たなCDをリリースできることになりました。心から感謝!
駆と一緒に歳を重ねられる人生、最高に幸せです。どうか皆様、おじいちゃんになった二人の面倒も見てくださいね!(笑) よろしくお願いします!!
鳥海:久しぶりのグラビの新曲、そして6人揃ってのドラマということで、成長した彼らを堪能していただければと思います。
増田:いつまでも明るく元気にフレッシュ、だけどもどんどん男らしくなっていく恋を、そしてそんな仲間たちグラビを楽しめる1枚になっています。
あの頃と違った、でも変わらない『ツキウタ。』をまた1枚よろしくお願いいたします。
前野:彼らの日常や、アイドルとしての意識、これから先への希望、色々なものを感じられる内容となっております。ドラマを収録させていただいたのが春の誕生日付近だったので、今回も勝手に縁めいたものを感じていました。
自分もよく『ウグイス・コード(-春告鳥の歌-)』や『ツキウタ。』の楽曲を聞いて前向きな気持ちになるのですが、このCDも皆さんにとってそんな一枚になってくれたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。
細谷:新と葵が作品世界の中で、見られ方が変わるシーンが登場します。個人的にいろんなことを思い出しました。是非CDを聴いて楽しんでください。
KENN:いつも応援ありがとうございます。新と葵のエピソードはもちろん、他のメンバーのエピソードもたくさんありますので、是非楽しんでいただけたらと思います。