古民家が並ぶ姫路の野里商店街にオープン!『鯖寿しのひで活』でランチと和カフェ 姫路市
姫路城野里門から旧野里街道を北に進んだ先にある野里商店街に『鯖寿しのひで活』(姫路市)が7月3日にオープンしました。店主が中学高校の同級生を誘い、3人で始めたという同店。お店のドアを開けた瞬間、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
もともと店主は親族と一緒に鯖ずしやおばんざいのお店を営んでいました。テイクアウト専門だったため、お客様からイートインにしてほしいという要望も多かったのだとか。独立するならカフェのようなお店にしたい。そう思いながら場所を探していたそうです。
野里商店街は古くからの町屋や古民家を改装したお店が軒を連ねています。風情ある城下町の街並みを散策がてらテイクアウトの鯖ずしを目当てに、立ち寄る人も多いとのこと。
店内では鯖ずしのほか、穴子や蕎麦などのランチを食べることができます。今回は焼鯖、トロ鯖どちらも味わえる「鯖ずしランチ」をいただきました。
身が厚く食べごたえがある「トロ鯖」。酢の加減がちょうどよく食べやすい!からし醤油につけて食べると、さらに味が引き締まります。ひと口ほおばると身がホロホロほどける「焼鯖ずし」。どちらも異なる趣がありました。
これは絶対また食べたくなる味!リピーターが多いのもうなずけます。
鯖ずしだけでなく、カフェメニューも充実しています。和カフェということで「おだんご」や「おはぎ」など、和スイーツの種類も豊富です。甘味の代表といえば「白玉あんみつ」。バニラアイスとフルーツ、そしてもちもちの白玉。ランチ後でも別腹にスルスル吸い込まれていきます。
「ほうじ茶ラテ」や「抹茶ラテ」など、食後のリラックスタイムにもぴったり。家族や友人とランチの後に、おしゃべりしながら飲みたいドリンクメニューです。
ツヤツヤふるふるの「わらびもち」は黒蜜ときなこで。このプルプル感を写真に収めておきたくて、黒蜜をかける前に撮影しました。とろとろプルプルもちもちで、食べた瞬間に口の中が歓喜の舞!
コーヒー好きをうならす「自家焙煎コーヒー」。豊かな風味ですっきりした味わいのコーヒーです。
駐車場にテントを出して焙煎するそうです。焙煎している日は、この地域一帯にコーヒーのいい香りが漂います。
ランチの小鉢に使っているのは自家製の野菜。ごくたまに、たくさん採れた日はお店で販売することもあるそうです。
カフェメニューにある「かりんとう」は持ち帰りで購入することもできます。黒糖のコクとすっきりした甘さが魅力です。
店主と野菜作り担当、箸袋のデザイン担当、それぞれの役割を分担し、同級生3人組で楽しく運営している『鯖寿しのひで活』。
「鯖ずしのランチはもちろん、おいしいコーヒーを飲みながら、甘味を食べながらのんびり過ごしに来てほしい」と店主は話します。お店は木曜日から土曜日の3日間営業しており、日曜日はさまざまなイベントで鯖ずしを販売しているそうです。今週もどこかのイベントで、『鯖寿しのひで活』に出合えるかもしれません。
場所
鯖寿しのひで活
(姫路市野里寺町23-3)
営業時間
11:00~17:00
定休日
日曜日、月曜~水曜日
駐車場
2台(軽自動車)近隣にコインパーキング有