群馬県桐生市中心街で4つのイベント開催【5月6日まで】
各地でイベントが目白押しの大型連休後半。
今回は桐生市の中心市街地で、まち歩きを楽しみながら訪れることができる4つの催しを紹介する。
GWならではの2つのイベント
4月29日から始まり、5月6日まで本町の有鄰館で開催中の「有鄰館まつり」は、近代化遺産の蔵群を会場に多彩な催しが行われている。
3日〜6日には約40店が並ぶ「桐生クラフト展」を実施。織都桐生らしい繊維関係の雑貨を始め、木工品や服飾品、地場産の野菜などが販売される。
ほかにも酒蔵で鉄道ジオラマ模型展示、桐生からくり人形芝居館（有鄰館内）で5月4日に定期上演が行われる。
本町通りの西に位置する「糸屋通り」周辺で3日に開かれる「桐生市糸ヤ通り いらっしゃいませ」は、通りを歩行者天国にし、85の事業者が参加。
フードやドリンク、クラフト雑貨を販売するほか、プロから教わるものづくり体験や、店の手伝いをする子供向け職業体験、路上音楽ライブなどを実施する。
生業と暮らしが両立する、路地裏ならではの雰囲気が魅力だ。
毎月第1土曜開催の2つの市にも注目
連休期間中には毎月開催しているイベントも行われる。
本町通りの東、東久方町にある四辻の齋嘉の駐車場では、5月4日に「買場紗綾市（かいばさやいち）」が開かれる。
江戸時代に行われていた紗綾市を復活させた催しで、毎月第1土曜に開催。繊維製品や生活雑貨などを売る露店約25店が並ぶ。
売り手の威勢の良い掛け声と、藤尋（ふじひろ）流舞踊や紗綾市音頭で会場を盛り上げる。
今回は本部周辺や各店舗でこいのぼりの掲揚も行う。
本町の起点で、昨年国の重要文化財に指定された桐生天満宮の境内で行われるのは「天満宮古民具骨董（こっとう）市」。
こちらも毎月第1土曜の開催で、4日に開かれる。約80もの出店があり、鉄瓶、火箸などの生活道具から古書、陶磁器、版画といった幅広い品ぞろえで来場者を迎える。
多くの品物の中から掘り出し物と出合える喜びが魅力という。
今回は会場でジャズのミニコンサートも開催される。
GW後半に桐生市街地で開かれるイベント
有鄰館まつり
【日時】5月6日（月曜、休日）まで 10：00～16：00
【会場】有鄰館（本町2-6-32）
【問い合わせ】有鄰館 0277-46-4144
桐生市糸ヤ通り いらっしゃいませ
【日時】5月3日（金曜、祝日） 10：00～15：30
小雨決行
【会場】糸屋通り周辺
【問い合わせ】Instagram 【アカウント名】 kiryu.itoya
買場紗綾市
【日時】5月4日（土曜、祝日） 10：00～15：00
雨天決行
【会場】四辻の齋嘉駐車場（東久方町2-1-45）
【問い合わせ】実行委員会 080-2488-6359
天満宮古民具骨董市
【日時】5月4日（土曜、祝日） 7：00～15：00
雨天決行
【会場】桐生天満宮（天神町1-2-1）
【問い合わせ】事務局 090-3319-3764