相模大野北口商店会 酒楽祭を初開催 コリドーで5月26日〈相模原市南区〉
相模大野北口商店会が５月26日（日）に同会初のイベント「さがみおおの酒楽祭ＳＡＫＥＦＥＳＴＶＡＬ〜料理と楽しむ地酒飲み比べ〜」を、相模大野コリドー通りで開催する。主催者は「蔵元と消費者が交流できるイベント。お酒の力を借りて大野が盛り上がれば」と話す。
県内外の蔵元16蔵の日本酒約50種類が試飲フリーとなるイベント。地元飲食店も８ブース13店舗（４月24日時点）が出店し、日本酒に合わせたメニューを提供するほか、日本酒の購入も可能だ。
同イベントを企画した同商店会コリドー実験室室長の角田安弘さんは、「飲食店はコロナ下で休業を余儀なくされ、存在意義について自問してきた。コロナが収束し、飲食店の役割を考える中で、家庭では難しいお酒に寄り添った料理を提供するイベントを企画した」と話す。
また、消費者と直接交流する機会の少ない蔵元が参加することで、日本酒の新たな魅力を発見する契機とする狙いも。角田さんは「蔵元さんと直接話しながらお酒を味わえる機会。ぜひ楽しんでもらえたら」と、蔵元、酒屋、飲食店の３者の盛り上がりに期待する。
商店会・会議所の垣根超え
また、商店会や会議所に加盟していなくても参加できることを強調し、｢相模大野はイベントが多い。一つずつ積み重ねて、『大野おもしろいね』となれば嬉しい。それぞれの垣根を超えて、お酒の力を借りて相模大野を盛り上げたい｣と話す。
開催時間は一部が正午から午後２時30分、二部が４時から６時30分までで、各回の定員は４００人。フリー試飲に参加するには事前にチケットを購入する必要があり、インターネットで４０００円で販売中（「さがみおおの酒楽祭」で検索）。日本酒の購入や飲食エリアは、チケット不要で利用できる。
今後はワインやビールなど、各飲食店の得意分野に合わせた酒楽祭も予定。角田さんは「盛り上げていくためにはやはりお客さんの力が必要。楽しんでいただくことでイベントが完成するので、来て飲んで楽しんで行ってください。酔っ払いは日本の経済を救う」と来場を呼びかけている。
