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家族で釣りを始めるなら「船釣り」で決まり 釣りモノ選びのコツとは?

TSURINEWS

船釣りで釣れた根魚(撮影:TSURINEWS関西編集部)

ファミリーで船釣りに行ってみたいけど、どうやって釣りモノを選んだらいいのか分からない人も多いのでは?今回は「釣り初心者ファミリー」が釣りモノを選ぶポイントを解説する。

船釣りは初心者にこそお勧め

まず、最初に強くお伝えしたいのが「船釣りこそ初心者にお勧め」という点だ。「船釣り」と聞くと何だか上級者向けのイメージを持ってしまいそうだが、船長が釣りポイントまで連れて行ってくれる上に、釣り方のレクチャーや補助までしてくれる。

この点で、船釣りは「初心者にとって最高の環境が整っている」と言える。これから釣りを始めたい方にこそ、ぜひ船からのお手軽フィッシングを体験していただきたい。

詳しくは、「「初めての釣り」に「船釣り」を強くオススメしたい10個の理由」をご覧いただきたい。

釣りモノ選びのポイント

まずは、ファミリーがどのように船釣りの釣りモノ(ターゲット)を選べばよいか、そのポイントを紹介しよう。

船釣りの風景(撮影:TSURINEWS関西編集部)

料金

まず、多くの方が気にするであろう料金について。当然、乗船代は釣り人一人にかかるお金なので、家族で出かけるとなるとその分出費もかさんでしまう。選んだん船宿の乗船料と家族の人数にもよるが、結構な出費となることもある。

とはいえ、船なら手ぶら釣行も可能なので、必要経費は乗船代とレンタルタックル代くらい。さらに船宿によっては女性割引、子供割引などを設定しているところもある。こういった船を利用すれば、出費を最小限にとどめ、最大限船釣りを楽しめるというもの。ぜひ利用したいサービスだ。

時間

次に気にしておきたいのが、釣りの時間。乗船時間が長い船はそれだけ釣りの時間も長い、お得だ!と思いがちだが、ポイントまでの移動時間が長いため、仕方なく長くなっているなんて場合もある。

さらに、自分が船酔いする体質なのかそうでないのか分からないような初回は、あまり欲張らず短時間のもので様子を見る方が無難かもしれない。乗合の場合、船酔いしても港に帰ってもらうことはできないのは覚えておこう。

エサ

釣行メンバーがイソメやゴカイといった虫エサが触れるのか、事前にチェックしておいてほしいポイントだ。子供や奥さんがNGのケースも。

最悪、エサ付けはお父さんの仕事となることも覚悟しなければならない。その点エサがオキアミだと、触れない人も少ないだろう。ただし、オキアミは独特の匂いで船酔いすることも考えられる。最初のうちは、魚やイカの切り身などを使う釣りがいいかもしれない。

エサもチェック!(撮影:TSURINEWS関西編集部)

仕掛け

ハリがいっぱいついた仕掛けはそれだけチャンスが増えると思いがちだが、知らないうちにハリ同士が絡まるなど、トラブルの原因にもなる。

また、基本的に釣りバリは一度刺さったら抜けないように「カエシ」が付いている。もちろん掛けた魚をバラさないためのシステムだが、肌や衣服に刺さってしまっても簡単には抜けないというデメリットがある。

仕掛けがもつれたり、誤って衣服や身体を刺してしまったりしたら、釣りどころではないので、慣れないうちはハリ数の少ない仕掛けで釣るターゲットを選ぶのが無難だろう。

そして、オモリを下に付けるタイプの仕掛け(胴つき仕掛け)が、アタリが取りやすくてお勧め。オモリの先に仕掛けを付けるタイプの釣りでは、魚がエサをつついていても、オモリより先のイトがたるんでいたり、オモリの重量で十分に手元に伝わってこない場合があり、初心者にはアタリが感じ取りにくい場合があるためだ。

ハリ数の少ない釣りものがベター(撮影:TSURINEWS関西編集部)

釣り方

そして、最後に釣り方だ。重い物を動かし続けなければなかったり、竿先にわずかに出る繊細なアタリを取っていくような釣りは、子供や初心者の女性には不向きだ。

底付近に仕掛けを漂わせておけば、一定の確率でサカナが釣れるような釣りものがオススメだ。

根魚狙いがファミリーにお勧め

以上のことから、船釣り初めてのファミリーには「胴つき仕掛けを使った根魚五目釣り」をお勧めしたいのだが、そのワケを上述の条件と比較しながら解説しよう。

エサ

まずエサであるが、これは地域や船によってまちまちである。「虫が苦手」、「匂いで船酔いする」という方は、魚の切り身やイカの短冊をエサに釣る船宿を探してみよう。虫エサを使う船でも、エサの持ち込みOKの船も多いので、確認してみるといい。ただし、船長に確認せず勝手に持ち込むのはNG。場合によってはオマツリ(他の釣り人の仕掛けに自分の仕掛けが絡むこと)の原因になってしまうからだ。

というわけで、エサの条件は探せばクリアできる。

仕掛け

続いて仕掛けについて。基本的に根魚釣りは胴つきの3本バリくらいを使用する船が多い。これはハリを多くしても上のハリは魚の潜む底から離れてしまい意味をなさなくなるためのハリ数設定である。オモリを仕掛けの下に付けるのは、根魚釣りはオモリで底をたたき、底をトレースしながら探っていく釣りだから、オモリより先にハリがあると根掛かりしてしまうためだ。

この仕掛けの種類も前述の条件にマッチしており、初心者にお勧めできる理由の1つだ。

釣り方

そして、釣り方であるが、根魚の「根」は底にある岩礁などを指す釣り用語で、そこに住む魚を総称して「根魚」と呼んでいる。つまり、仕掛けを「海底」付近にキープする釣りになる。これも条件を満たしている。

料金&時間z

最後に料金と時間であるが、これは完全に船宿次第。料金設定や釣り時間はホームぺージなどで確認し、ポイントまでの航程が気になるようなら予約の際に船長に確認しよう。根魚釣りは初心者全般にとっつきやすい釣りなので、ファミリープランを用意している船宿も見つけやすいだろう。

根魚釣りの魅力

さあ、そんな根魚釣りの魅力だが、なんといっても釣れる魚がどれも高級魚という点だろう。中層を泳ぐ魚は一網打尽にできるため漁獲量も多いが、根魚は複雑な根の中で生活しているため、漁獲量が少ない魚が多い。つまり希少な高級魚ということだ。

おいしい高級魚が有望(撮影:TSURINEWS関西編集部)

また、根魚は見かけとは裏腹に白身の上品な味が特徴で、どんなふうに料理してもおいしい。代表的な根魚はカサゴ類やハタ類。鮮魚店ではあまり売られておらず、あったとしてもびっくりするような値段が付けられている。そんなおいしい高級魚を、初心者でも手軽に狙うことができるのだ。

ハタ(撮影:TSURINEWS関西編集部)

根魚の釣り方詳細

気になる釣り方について。

船釣りだと船長が釣り方を教えてくれるので、基本的にどんな釣りでも難しく考える必要はない。船長の言う通りしていれば、悪い日に当たらない限りお土産くらいは確保できるだろう。とはいえ、どんな釣りなのか?自分にもできそうか?は気になるところだと思う。ということで、最後に、釣り方を紹介しておきたい。

ファミリーでも簡単

といっても、難しいことは何もない。ハリにエサを刺したら、船長の合図でオモリをサオ下に落とし、仕掛けを海底に送り込む。

着底したらイトが出なくなるので、オモリの重さを感じるまでイトを巻き取る。あとは水平に構えたサオをゆっくり持ち上げ、またゆっくり下ろして底を探る。これの繰り返しだ。

船は流れているため水深が刻一刻とかわるので、それに合わせてリールを巻いたり、クラッチを切ってイトを出したりはしなければならないが、こんな場合は船長からアナウンスがあるので、そう難しく考える必要はないだろう。

アタリは明確

胴つき仕掛けなので、イトを張っていればアタリは明確に出る。根魚は総じて口が大きくアタリ=エサは口の中なので、素早くアワせて、最初は強引に底から引き離すこと。もたもたしていると巣穴に潜られて出てこなくなってしまう。

最後に

今回は根魚釣りを紹介したが、初心者ファミリーの釣り物選びのポイントに合致する釣りは他にも多数存在する。

また、しつこいようだが船にはその釣りのことを熟知している船長がいるのだ。初心者向きでない釣りであっても、そう身構えることはない。難しく考えず、ともかく一度レンタルタックルで挑戦してみることをお勧めする。

<TSURINEWS編集部>

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