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阪急阪神エクスプレス、シベリア鉄道を介した日本発欧州むけ複合一貫輸送を開始_リードタイム短縮とコスト削減

鉄道チャンネル

阪急阪神エクスプレスは、日本発、ロシア極東のウラジオストク経由、ポーランドまでシベリア鉄道を利用した物流サービス「Sea & Rail 定期混載サービス」を2021年1月から開始。

荷物の流れは、東京・名古屋・神戸から陸路で富山港へ、富山港からロシア・ウラジオストク港へは海路、ウラジオストクからシベリア鉄道で運ばれるイメージ。

東京・名古屋・神戸の各コンテナ・フレイト・ステーション(CFS:Container Freight Station)に搬入できる、富山CFSで混載を仕立てる。

コンテナ・フレイト・ステーションは、輸出入貨物を取り扱う保税蔵置場。輸出入コンテナ専用の上屋(一時保管・荷捌き場)で、コンテナヤード(CY)と同様、通常は船会社や船会社指定の港湾運送事業者が所有・運営している。

シベリア鉄道経由でリードタイムは海路より2週間短縮、コストは空輸の半分

鉄道輸送区間は、ウラジオストク駅からポーランドのクトノ駅。

クトノ駅からは陸上輸送で、阪急阪神エクスプレス欧州代理店のポズナンCFS(ポーランド)に荷物を保税転送。この先、ポーランド国内やドイツはもちろん、オーストリアやチェコなど、欧州全域に荷物を届けられる。

また、欧州側は、阪急阪神エクスプレスドイツ現法傘下のプラハ支店(チェコ)、フランクフルト支店が対応する。

富山新港出港からポズナンCFSまでの所要日数は22日。リードタイムは海上混載輸送の場合より約2週間短縮できた。コストは航空輸送の場合の約半分で輸送できる。

阪急阪神エクスプレスが新設した「Sea & Rail 定期混載サービス」は、航空と海上の中間に位置する「第3のサービス」として、また貨物スペースひっ迫時や有事の代替輸送手段として利用できる。

阪急阪神エクスプレスは、国土交通省が実施するシベリア鉄道利用 欧州むけ貨物輸送の実証事業にも参画。Sea & Railサービスの精度を高め、今後も多様な輸送サービスを提案していくという。

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