林檎とメープルの相性抜群〝極上アップルパイ″本場カナダの100%天然【メープルシロップ】の専門店!
深紅の外観が素敵な札幌市西区の山の手にある『Gagnon(ギャニオン)』さん。
国内でも珍しいメープルシロップの専門店として有名です。
筆者がずっと気になっていたこちらのお店で、人気No.1のサクサクのアップルパイを食べてきました!
天然の本場メープルシロップをたっぷり使った風味豊かなスイーツと、調味料としても万能なメープルシロップ商品をご紹介します。
古き良きカナダスタイルの店内にメープルシロップ商品がずらり!
外観もとっても素敵なお店ですが、店内はヴィンテージを感じるカナディアンスタイルでとても落ち着く雰囲気。
女性にも人気のお店ですが、男性1人でもふらっと立ち寄りたくなる格好良い店内です。取材時にも男性のお客さんが沢山訪れていました。
店内のインテリアは、オーナーのギャニオン・マークさんが故郷であるカナダ・ケベック州の古き良きカントリーハウスをイメージされたそうですよ。
カナダのケベック州ご出身のギャニオン・マークさん。
幼少期よりメープルの森に囲まれ育ち、お祖父様の代からメープルシロップ作りを行なってきたそうです。
本場カナダのメープルシロップの魅力を日本の方にも届けたいと『Gagnon』を札幌でオープン。
とても明るくユーモラスな方で、商品の説明を丁寧にしていただきました!
納豆にかけても美味しい!?万能に使える3種の天然メープルシロップ
日本人の私達にとって「砂糖、塩、胡椒」が調理に必須な調味料ですが、メープルシロップは、世界No.1の輸出量を誇るカナダの各家庭で欠かせない調味料なんだとか。
筆者はメープルシロップはパンケーキとお菓子作りでのみ使用する程度でしたので、一体どの様な調理に使用できるのかマークさんに伺ったところ…
サラダや魚料理、チーズやサラミにかけたりするとグッと味が引き立つそうです。マークさんのおすすめの食べ方の一つに【納豆にかけて食べる】ととっても美味しいとのことでこれは是非試してみたいですね!
Gagnonさんのメープルシロップの種類はゴールデン、アンバー、ダークの3種類。
・ゴールデン(2484円)…楓の樹液で最初に採れるメープルシロップ。サラダにも合う。・アンバー(2105円)…ゴールデンより甘く、スイーツとの相性抜群。
・ダーク(2050円)…料理や飲み物に使われることが多い。甘いのが好きな方におすすめ
極上メープルシロップと林檎のハーモニーは絶品!!
これは絶対食べて欲しい人気No.1のスイーツ「メープルアップルパイ」
ぽってりした形でツヤツヤに輝いているこちらのアップルパイ、もちろんメープルシロップを使用しています。
バターの香りがたまらないサクサクとしたパイ生地の中に、とろりとメープルシロップで煮込まれた甘酸っぱい林檎が入っています。
少し林檎の食感を残しつつも、しっとりとシロップに絡まれていて美味!!
甘すぎない、なのにメープルシロップの柔らかな甘さが口に広がっていって、これは人気No.1なのも頷けます。
限定20個!メープルシロップ尽くしのミニパフェ
メープルシロップの香り高い甘さを思いきり堪能したい方は、1日20個限定の「メープルミニパフェ」がおすすめです。
メープルクランチシュガーを散りばめたメープルソフトクリームの下には、黄金色に輝くメープルゼリー。
またまたその中にもお口直しのグラノーラとメープルスポンジケーキが。
まさにメープルシロップで統一された贅沢パフェ!
さぞ甘いのでは?と思うかも知れませんが、甘さに全く拗さを感じないスッキリとした風味でした。
限定品なので、チャンスがあったらこちらも是非食べて欲しいスイーツです。
ロールケーキ、プリン、焼き菓子…メープル・スイーツ盛り沢山
取材中も来店者がひっきりなしのGagnonさん。
中でもメープルシロップを使用したスイーツを買っていかれる方が多かったです。
当別産の小麦を使用した生地の中に、優しい甘さのメープルクリームが入った、しっとりロールケーキ(500円)や、ローストしたクルミが入って周りをメープルシュガーでコーティングしたホロホロ食感のメープルボール。
メープルバタークリームが挟まったメープルバターサンドや、カステラもありましたよ!
筆者は今回買えなかったメープルバターサンドを次は絶対試したいです。
何度も通って制覇してみたくなりますね。
フルーツジャムや「味噌」!?食べたら常備したくなるメープル商品
店内にはメープルシロップを使用した種類豊富な商品がずらっとありますが、中には珍しいものもありました。
筆者が気になったのはこちらの「ルバーブジャム」
瓶の中を見ると繊維質がびっしり!!
ルバーブとは和名「ショクヨウダイオウ」という野菜だそうです。
ビタミンCやカリウムも豊富で繊維たっぷりなんだとか。
もちろんGagnonさんのメープルシロップを用いて作られています。
紫蘇好きの筆者は迷わず買ったこちらの「メープルしそ南蛮」
紫蘇+味噌+メープルの組み合わせが気になる方は是非、お試しください!
ちょっとピリ辛な味噌と爽やかな紫蘇の風味の中に、メープルの優しい甘味がふんわり入っていて、白米にちょっと乗せて食べるともう止まりません。
筆者はこれでご飯2杯は軽くペロリと食べましたよ! 焼きおにぎりにしても絶対合う南蛮味噌です。
こちらはGagnonのメープルシュガーと千葉県八街市の落花生で作られたメープルピーナッツバター。
実はピーナッツバターはビタミンEやビタミンB群、マグネシウム、カリウムが含まれていて、抗酸化作用を持っておりアンチエイジングにも良いとされています。
試食もできるということでいただいてみました!
瓶の蓋を開けるとピーナッツから出る自然な油分が固まっています。
これは無添加であることの特徴で、この油分は体にも良質な油ですから、写真の様に瓶の下から掬ってかき混ぜて食べるそうです。
早速、一口試食すると「え!」と驚かずにはいられませんでした。
とにかく濃厚!
今まで食べたピーナッツバターとは一味も二味も違うグレードの高いお味…。ピーナッツの香りが口に広がり、こっくりとまろやかで甘さはほんのりです。
コクをしっかり出したい料理に調味料としても使用できます。クリーム系のパスタを作る際にもおすすめだそうですよ。
メープルシロップ作りで「北海道の森を守る」
オーナーのギャニオン・マークさんは店舗での販売のみならず、北海道のカエデの森を活用し、メープルシロップの制作とその技術指導にもあたっていらっしゃいます。
当別町にてメープルシロップの製造工場「Hokkaido Maple House」を設立。
北海道の四季と森林が大好きで、メープルシロップの製造で北海道の森林産業の発展を担いたい」と今後の展望をお話しいただけました。
当別町で採取できるメープルの樹液はまだまだ少なく、樹液自体の糖度は割と低いそうですが、カナダ製ボイラーに樹液を流し込み、煮詰めることで水分が飛び、凝縮されて甘くそして黄金色に生成されるのだとか。
着色料も添加物も含まれない、天然の北海道産メープルシロップを実現したマークさんは、「将来は北海道で採れるメープルシロップを日本一のメープルシロップにしたい」と笑顔で仰っていました。
マークさんの北海道産メープルシロップは今年度製造されたものは販売終了していますが、2025年度の販売予約を受付中です。
希少なシロップですので、購入したい方はお早めにご予約くださいね。
メープルシロップのことなら何でも聞いて!
メープルシロップをこよなく愛するマークさん、筆者もマークさんの楽しいお話を伺っているうちにすっかりメープルシロップの概念が広がりました!
スタッフ皆さん知識豊富な方ばかりなので、各商品やメープルシロップの多様な活用法について色々聞いてみたい方は、是非お話を伺ってみてくださいね。
Gagnon(ギャニオン)
住所:札幌市西区山の手2条1丁目4−23
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:月曜日・火曜日
電話番号:011-622-8660駐車場:数台あり
Instagram:https://www.instagram.com/gagnonmaple/
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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