3月歌舞伎公演『義経千本桜』、収録動画を期間限定で無料公開 - Yahoo! JAPAN

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3月歌舞伎公演『義経千本桜』、収録動画を期間限定で無料公開

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3月歌舞伎公演『義経千本桜』

国立劇場が、2020年3月3日(火)より上演予定であった、3月歌舞伎公演『義経千本桜』(「日本博」参画プロジェクト)を無観客で映像収録し、その動画を国立劇場公式YouTubeチャンネルにて、4月30日(木)まで期間限定で無料公開することを公式サイトにて発表した。

本公演は、物語の中心となる場面、原作のニ、三、四段目を三つのプログラムに分け、それぞれAプロで「鳥居前・渡海屋・大物浦」を、Bプロで「椎の木・小金吾討死・鮓屋」を、Cプロで「道行初音旅・河連法眼館」を上演する予定だったため、プログラムごとに配信するとのこと。

Aプロでは、源義経の都落ちとともに、義経の家臣・佐藤忠信に化身した源九郎狐の活躍や、義経に復讐を挑む平家の武将・知盛の姿が描かれる。Bプロでは、平家の公達・維盛一家を巡り、無頼漢・いがみの権太とその家族の人間ドラマがスリリングに繰り広げられる。Cプロでは、桜花爛漫の吉野山を旅する静御前と狐忠信の様子や、親を慕う狐の情愛が綴られ、〈初音の鼓〉に隠された秘密が明らかになる。

なお、公演プログラム、上演台本、上演資料集が「文化堂」(http://bunkadou1.com/)にて通信販売のみだが購入可能なので、こちらもチェックしておこう。

独立行政法人日本芸術文化振興会
理事長 河村潤子

平素より国立劇場にご来場いただき、またご関心をお寄せくださっている皆様に感謝を申し上げます。日本芸術文化振興会では、政府からの要請により、2月末から国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂および国立文楽劇場の主催公演等を、新型コロナウイルス感染症拡大のリスク低減のためにすべて中止いたしました。
公演や展示などを心待ちにしておられたお客様に、あらためて深くお詫びを申し上げます。
さて、先の公演中止のお知らせの際に短く予告をさせていただいておりましたが、この度、尾上菊之助丈、そして中村時蔵丈、中村鴈治郎丈ほか三月歌舞伎公演ご出演・ご関係の皆様、日本俳優協会、松竹株式会社各位のご協力により、通し狂言『義経千本桜』の舞台映像をインターネットで配信することといたしました。
予断を許さぬ状況の中で、並々ならぬ意気込みを持って稽古に余念の無かった尾上菊之助丈はじめ出演者、スタッフの皆様のご熱意を、映像の形で多くの方々へお届けすることが、いまの国立劇場にとって伝統芸能に貢献する一つの方法であると存じます。映像をお楽しみいただき、ぜひご声援をお寄せいただければ幸いです。
皆様に安心して劇場にお越しいただける日が、一日も早く参りますよう心より願っております。

尾上菊之助

このたび、〈平知盛〉〈いがみの権太〉〈忠信・源九郎狐〉の三役を私が勤めます、通し狂言『義経千本桜』の舞台映像をインターネットで配信することとなりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、3月歌舞伎公演が全期間中止という結果となり、大変残念に思っております。なによりもご予定をあけて楽しみに待っていて下さったお客様には心から申し訳なく存じます。
公演中止期間中、中村時蔵のお兄様、中村鴈治郎のお兄様はじめ、出演者一同、スタッフ一同は上演に望みをつなぎ、稽古に励んで参りました。そして、その舞台の映像を収録することとなりました。お客様が全くいらっしゃらない客席を前に、しかし、カメラの向こうにお客様がいらっしゃることを思い描きながら、精一杯演じましたので、インターネットでお楽しみいただけましたら幸いです。再びこの三役を演じる機会をいただき、お客様の前で上演したいと念願しております。
一日も早く、新型コロナウイルス感染症が終息し、また歌舞伎を心から楽しんでいただける日が参りますよう願っております。

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