韓国女優メイクに挑戦し、証明写真はもう別人? 【静岡空港からすぐ!ソウル旅:メイク編】
SBSアナウンサーの水野涼子です。
静岡空港からのソウル旅。今回の旅で挑戦したかったのが、韓国ドラマに出てくる女優さんのようなヘアメイク。厚化粧には見えないのに、陶器のようにつるんとして毛穴が目立たず、ナチュラルなメイクは憧れです。
担当しているニュース番組「LiVEしずおか」に出演する時には、メイクさんが髪の毛のセットとメイクの仕上げをしてくれますが、基本的なベースメイクは自分でしています。
メイクの腕前をあげるべく、今回アイドル・女優メイクをして下さるサロンを日本から予約してみました。たくさんのサロンの中から日本語で事前に予約できるサロンを選びました。ずらりと並んだ韓国コスメを前にメイクスタート!
担当の方とはスマホで翻訳アプリを使いながら会話をしました。
「どんな女優さん風のメイクにしたいですか?理想の写真はありますか?」と聞かれました。好きな女優さんの写真を見せるのはなんだか厚かましいような気がしてしまって…(笑)。
「毛穴が目立たず、アイシャドーを塗り重ねないカラーレスなメイクをしてほしい」と口頭でお願いをしました。
まずびっくりしたのがファンデーションの塗り方。バターナイフのような形の、金属でできた「ファンデーションスパチュラ」という道具で薄く均一にファンデーションを塗っていきます。
漆喰をコテで塗っているようなそんな感覚でした。さらにそれを刷毛のようなブラシで伸ばして、最後にスポンジで肌に叩き込みます。スパチュラは使ったことがなかったのですが、「ソウルのダイソーにも売ってますよ」と教えて下さり、こちらをダイソーで早速購入しました。約100円でした。
そして、もう一つ初めてメイクに使った道具が「竹串」。お料理に使う竹串をあぶり、その熱でまつ毛をカールしていきます。ホットビューラーのような役割がありつつ、もう少し自然に仕上がるようです。
スマホの翻訳機能を使って楽しく会話をすること40分。髪の毛もナチュラルを希望しセットしていただきました。
スタートから1時間、完成した韓国女優さん風ヘアメイクがこちら。
女優さんとは程遠いですが、担当者さんの素晴らしいお力で新しいメイクに挑戦できました。
目の上のアイシャドーは薄く、チークが頬というより黒目の下あたりに入っていて、ここにチークを入れると若さが出るそうです(笑)。
せっかくなので、この顔で証明写真を撮影しに行きました。地元の方が、就職活動の履歴書に貼る写真でよく使われるという江南の写真館へ行ってみました。
撮影をして、加工をして、写真とデータをくださる写真館です。
編集者さんと一緒にパソコンの前で好きなだけ加工をお願いする事ができますが、誰か分からなくなってしまいそうだったので、加工具合は標準の半分にしていただきました。
そして完成したのがこの3パターンの写真。
加工具合半分でも充分別人に仕上がりました。
会社のアナウンサー紹介のページの写真、これにしたら怒られそうで、この写真のデータは記念に保存しております。
今回はヘアメイクと写真撮影(データ代込み)で約2万円強かかりましたが、変身体験ができ、旅の思い出ができました。
もし、無料でヘアメイクを体験したい方がいらしたら、明洞の「ビューティープレイ」という場所でベースメイクやポイントメイクを選んでメイクアップアーティストさんが10分間メイクをしてくださいます。韓国コスメの普及の為の施設で、コスメの販売などはしておらず紹介だけのスペースです。こちらにも別の日に行ってみましたが40分待ちで諦めました。
その場で予約もでき、中にカフェもあるので、時間に余裕のある方はこういった場所を活用するのもオススメです。
買ったファンデーションスパチュラは使いこなせていませんが、少しだけ自分のメイクをアップデートできた気がします 。
韓国アイドル・女優さんメイク、皆さんもソウルにいったら挑戦してみてください。