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【暴走母シズ子と不幸な結婚式】息子の結婚「将来は社長ね!」母として鼻高々#4コマ母道場

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

大切に育ててきた子どもが結婚するとき、親は心から祝福するでしょう。しかし結婚とは当人同士だけではなく、家同士の繋がりでもあるかもしれません。これは息子を愛するがゆえに、自身の主張ばかりを相手にぶつけてしまうお母さんのお話です。最後に彼女は何に気が付くのでしょうか。

自慢の息子

【編集部コメント】 タケルさんはシズ子さんにとって、大切なひとり息子。きっと手塩にかけて育ててきたのでしょう。それは素晴らしいと思いますが、ミワさんと出会って結婚にまで至ったのはタケルさんの人柄と努力の賜物でしょう。タケルさんの結婚をあたかも「自分の功績」のように捉えているシズ子さんに、何やら不穏な空気を感じてしまうのは、気のせいでしょうか……。

勝手に決めちゃったの?

【編集部コメント】 仕事をしていると、その職種によって忙しい時期がありますよね。会社を経営しているミワさんのご家族に合わせ、スケジュールを調整して式の日取りを決めたようです。顔合わせの場では「結婚式のことは2人に任せよう」という話でまとまったはずでしたが……? 結婚式場が決まってしまったことに驚くシズ子さん、話を聞いていなかったのでしょうか。

やっぱり変更しましょう!

【編集部コメント】 シズ子さんは前回の顔合わせで決まった内容を理解していなかったのでしょうか。もしかしたら聞いていたものの、都合のいいように頭のなかで変換されてしまったのかもしれません。タケルさんの結婚式をめぐって暴走しはじめたシズ子さん、この先が心配です。

持っている方が出すべき

【編集部コメント】 タケルさんはミワさんのご両親に相当助けてもらっているようですね。タケルさんの立場上、伊藤家の希望に沿うような結婚式にする必要があるのかもしれません。けれどシズ子さんにはそんなことは通用しないようです。「お金は持っている方が出すのが当然」と言い放つシズ子さんは「お金は出さないけれど口は出す!」というタイプなのでしょう。

嫁側の言いなり?

【編集部コメント】 たとえ人様のお金で挙行する結婚式であっても、「新郎の母親」ならばまるで主催者のように口を出すことができる……。シズ子さんのマイルールではそうなっているようです。それだけ息子への愛に溢れているということなのでしょうか? 「うまく言いくるめられている」なんて、お相手の家に対してずいぶんな言い方ですね。

せっかく譲歩してあげたのに

【編集部コメント】 シズ子さんは地元のB県で親戚との顔合わせを行うことを思い付いたようです。もちろんミワさんのご両親からのお金をあてにして……。しかしタケルさんには見透かされていたのか、「母さんたちが仕切るならいいよ」とあしらわれてしまいました。結婚式がすべて伊藤家の思いどおりにすすむようで、シズ子さんはおもしろくないのかもしれませんね。

新郎親への感謝の印

【編集部コメント】 シズ子さんは結婚したとき、いただいたご祝儀をすべて義両親に渡したそうです。シズ子さんはそれを「新郎の親への感謝」という意味で渡すと覚えていたのですね。しかしかなり多額になるであろう今回の結婚式のご祝儀、「全額ちょうだい」なんて言われたら……タケルさんはどんな気持ちになるのでしょう。

お金のある方が偉いの?

【編集部コメント】 結婚式には伊藤家の会社関係者を多数招くこともあり、ミワさんのご両親がかなりの費用を援助するようです。だからそちらにご祝儀を渡すというタケルさんの判断には、特に問題がないような気もしますが……。シズ子さんによるとそれは新郎の親をないがしろにするような、「バチがあたる」行為なのだそう。シズ子さんが納得できるような着地点がなかなか見つかりませんね。

ご近所さんに紹介しなくちゃ

【編集部コメント】 ご近所さんたちに「タケルくん社長になるんでしょ」「新居は高級住宅地じゃない」などと持ち上げられて、すっかり気分が良くなったシズ子さん。タケルさんとミワさんの新居をお披露目しようと思いついたようです。気軽にご近所さんを誘っていますが、本人たちの了承を得なくて大丈夫でしょうか?

アポなし訪問

【編集部コメント】 シズ子さんはご近所さんを引き連れてタケルさんの新居を訪れました。若い夫婦が住むには立派すぎる高層マンションにご近所さんたちも驚いていますね。しかしタケルさんは少し微妙な反応。ご近所さんたちの姿に絶句している様子を見ると、もしかしたらアポなし訪問だったのでしょうか……?

せっかく来てあげたのに

【編集部コメント】 急な訪問に戸惑っている様子のタケルさん。シズ子さんは新居に行くことを伝えていなかったようですね。ご近所さんをゾロゾロと引き連れたシズ子さんに、タケルさんはさぞビックリしたことでしょう。家にはあげられないけれど伊藤家の経営する会社を案内する、という方向で何とか着地点を探ったタケルさん。今ここで揉めても何もいいことがないということを熟知しているのでしょう。

すべては因果応報なの

【編集部コメント】 タケルさんに対して「他人の気持ちをないがしろにしたら、自分に返ってくる」と諭すシズ子さん。どうやらシズ子さんの口ぐせは「因果応報」なのですね。何かにつけてこの言葉を繰り返しています。しかしタケルさんは新居にやってきたご近所さんたちに、わざわざ会社を案内して立派な手土産まで渡した様子。小言を言われるような筋合いはないと思うのですが……?

お嫁さんの手綱を握らないと

【編集部コメント】 ご近所さんたちの言葉で、シズ子さんはまた何かを思いついたようです。結婚式に口出しをしたあげくご祝儀を全額渡せと言いだし、さらにタケルさんの新居へアポなしで突撃したシズ子さん。その魔の手はミワさんへ向かおうとしているのでしょうか。自分のことなら何を言われても耐えるタケルさんでも、大切なミワさんが攻撃されたら黙っていられないのではないでしょうか。

私がひと肌脱がなくちゃ

【編集部コメント】 「ミワさんのため」と言いつつも、まったく「ミワさんのため」にはならなさそうなシズ子さんの言動。こんな状態で「はい! 分かりました!」とすぐに来る息子がいたら、そちらの方が心配になってしまいそうです。シズ子さんが2人を呼んだのは、近所や親戚に対する体裁のため。そしてその根本は「自分のため」です。「それでいいよ」と言うタケルさんですが……あれ? シズ子さんが理解した「それでいいよ」とは意味合いが違うような気がしませんか?

いいって言ったじゃない!

【編集部コメント】 やっぱり……。タケルさんの言った「それでいいよ」は「親戚たちにどう思われてもいい」の意味でした。しかしシズ子さんは「いますぐ実家に2人で帰ること」について「それでいい」と返事してきたように受け取ったのです。シズ子さんには相手の言葉を自分の都合のいいように考えるクセがあるようですね。しかしこのすれ違いは、シズ子さんを激怒させることになってしまったようです。

なんて配慮不足な嫁

【編集部コメント】 シズ子さんはタケルさんが思いどおりに動かないことを「ミワさんの差し金」だと考えました。伊藤家の会社の後継ぎとして迎えられるタケルさんが「遠慮して気をつかって、何も言えないでいる」と解釈したのかもしれません。しかもミワさん側の親族が、自分の知らないところで祝宴を催していたと聞いたシズ子さんは激怒! いきなり叱りつけられたミワさんは衝撃を受けたことでしょう。

これだからお嬢さんは

【編集部コメント】 シズ子さん、ミワさんに対して説教モードに入りました。言いたいことを言った後は、「嫁とはこうあるべき」と叱りはじめ……。シズ子さんにとって息子のお嫁さんは「教え諭して、導いてあげるべき存在」のようですね。ただミワさんからしてみれば、シズ子さんの娘になったわけでも部下になったわけでもありません。どう反応したらいいものか、なかなか苦慮している様子です。

すべては因果応報なのよ?

【編集部コメント】 ここぞとばかりに、これまでのミワさんの行動の数々についてダメだしをするシズ子さん。しかしミワさんにとっては身に覚えのないことばかり……。どうして怒鳴られなければならないのか分かりません。そしてついにシズ子さんの口ぐせ「因果応報」が炸裂しました。あまりの迫力に、ミワさんも青ざめていますね。

【嫁の気持ち】想像以上にヤバい義母

【編集部コメント】 どうやらミワさんは、あらかじめタケルさんから「ウチの母親はヤバい」と聞かされていたようです。しかしそのヤバさ加減は想像以上だったのではないでしょうか。シズ子さんからの電話を切ったミワさんは呆然としています。世のなかにはいろいろな考えを持った人がいるということを、ミワさんはこの電話で思い知ったかもしれません。

彼を暗くさせる相手

【編集部コメント】 ミワさんが惹かれたタケルさんは、ご両親からも信頼される誠実な青年だったのですね。すぐに気に入られ「会社の後継ぎに」と望まれるほどの高い評価を受けていたようです。ご両親に応援されて幸せな結婚に向かうはずが、いざ準備がはじまるとなんだか雲行きが怪しく……。その原因がタケルさんのお母さん、シズ子さんの存在だったのですね。

思い返せば……

【編集部コメント】 大切なひとり息子の姓が変わってしまうことに抵抗感がある人もいるでしょう。しかし相手にも先祖代々守り続けてきた社名があります。自分たちの名字に変えればいいだなんて、冗談がすぎるかもしれませんね。さすがにタケルさんのお父さんもたしなめたようですが、シズ子さんは両家顔合わせのときから「空気の読めない発言」を繰り返していたようです。

謝る必要はないよ?

【編集部コメント】 シズ子さんがどんな発言をしようとも、ミワさんのご両親が腹を立てることはなかったようです。大らかで気持ちの余裕があるご両親に、タケルさんもミワさんもずいぶん救われたことでしょう。このまま滞りなく結婚式の準備がすすみ、幸せになれるといいのですが……。

押しかけてきた義母

【編集部コメント】 結婚式の準備にあたって、タケルさんがシズ子さんの要望を聞くことはありませんでした。そしてシズ子さんはご近所さんたちを引き連れてアポなし訪問を決行したのですね。タケルさんにとってもミワさんにとっても、思いもよらない突然の出来事だったことでしょう。結婚を祝福してもらえるのはありがたいですが、非常識な方法を取られるとどう受け取っていいか分からなくなりそうです。

不安は決定的に

【編集部コメント】 いくらタケルさんに「ウチの母親はヤバい」と聞かされていても、実際に自分が話をしてみないと分からないものでしょう。好きになった人のお母さんです。ミワさんもできることならば良い関係で付き合っていきたいと願ったことでしょう。しかしそんな願いも、シズ子さん本人によって粉々に打ち砕かれてしまったのでした。こんなお義母さんがいる結婚生活なんて、不安しかありませんよね。ミワさんはどうするのでしょう。

【息子の気持ち】母への不信感

【編集部コメント】 タケルさんの冷静な判断力は、子どもの頃からシズ子さんの言動をそばで見ていたからこそ養われたものだったのですね。タケルさんが客観的に立ち回れるような、信頼のおける人間に育った理由がよく分かりました。しかしミワさんを傷つけられたことで、さすがのタケルさんもシズ子さんとの今後について考え直さなくてはいけなくなったかもしれません。

温かい義両親

【編集部コメント】 タケルさんだって、自分を育ててくれた両親のことが憎いわけではありません。しかし育った環境に疑問を抱きながら生活をしてきたなかで、ミワさんの両親に対して芽生えた本当の意味での「尊敬」を大切にしたいと考えているようです。ミワさんのご両親は大らかで、先を見て物事を考える人たちのようです。タケルさんがいかにミワさんのご両親のことを大切にしたいのかが伝わってきます。

決めた、母さんを切ろう

【編集部コメント】 ミワさんのご両親は決してシズ子さんのことを悪く言いません。むしろ「こちらにも反省するべきところがあった」と言い、ご祝儀をタケルさんのご両親に全額渡すという提案までしてくれたのです。おそらくお金くらいで愛する娘夫婦の苦労が減るなら安いものだと思ったのでしょう。けれどその言葉を聞いて、ついにタケルさんは動くことを決意したようです!

【私の気持ち】変わってしまった息子

【編集部コメント】 自分の親との縁を切るなんて、言葉で言うよりもずっと難しいし、相当な覚悟がいるはずですよね。これまではシズ子さんを見捨てる覚悟まではできていなかったタケルさん。でも今のタケルさんは違うようです。シズ子さんに反論する余地など与えずに、冷静にただ「言われたことを守れるか」「守れないか」それだけを聞くタケルさん。返答次第でタケルさんとシズ子さんの今後が決まるのでしょう。

私の気持ちはどうでもいいの?

【編集部コメント】 タケルさんはもう、シズ子さんへ感情を抱くことをやめてしまったようです。「今後一切口出しをしない、結婚式の最中も黙っていること」その約束が守れるかどうかだけをシズ子さんにたずねました。しかしシズ子さんは、息子が豹変した理由に心当たりがない様子……。思わず怒りをあらわにすると、タケルさんからの電話は切れてしまいました。

息子と電話をした夫

【編集部コメント】 タケルさんはシズ子さんに話が通じないことが分かると、お父さんに連絡をしたようです。いつも自分の思いどおりでないと気が済まない母親と、まったく存在感のない父親。そんな家庭環境は今にはじまったことではないでしょう。もしかしたら子どもの頃からの家族関係のゆがみが、タケルさんの結婚のタイミングであらわになったにすぎないのかもしれません。果たしてお父さんはどうするのでしょうか。

【夫の気持ち】ずっと無関心だった自分

【編集部コメント】 シズ子さんの性格はずっと前から変わらないのですね。そして子どもの頃のタケルさんはいつも理不尽に怒鳴られていたようです。なのにマサルさんは自分の食事の心配をしていて……。きっとマサルさんはずっとこんなふうに、家庭内で見なくてはいけない部分から目を背けつづけてきたのでしょうね。昔を思い返しているマサルさんは、自分がおかしていた過ちに気づきはじめたのでしょうか……?

最後はせめて父親らしく

【編集部コメント】 シズ子さんが反省するなんてことはこの先も絶対にないのでしょう。「よく言い聞かせておくから」と話すマサルさんに、タケルさんはきっぱり「ムダだから必要ない」と言い放ちました。今まで何ひとつタケルさんを助けてあげることができなかったマサルさん。せめて最後くらい息子の力になろうと決意したようです。

【私の気持ち】私が何をしたっていうの!?

【編集部コメント】 タケルさんが「絶縁」を言い出したことで、事態の深刻さにようやく気づいたマサルさん。しかしシズ子さんは自分の何がいけなかったかが分かりません。タケルさんはもうシズ子さんとこれまでのような親子関係に戻ることはないでしょう。シズ子さん、これ以上何かトラブルを起こせば、タケルさんばかりか夫のマサルさんにまで捨てられてしまいますよ?

息子の幸せに必要ない

【編集部コメント】 もし次にタケルさんやミワさんやそのご両親に近づいたら、シズ子さんはマサルさんから「離婚」されてしまいます。マサルさんが本気だと分かり青ざめるシズ子さん。あらためてこれ以上息子のすることに口出しをしない、結婚式でも黙っているようにと告げられました。タケルさんとは表面上は親子でも、心のなかでは絶縁されてしまったことがようやく分かったようです。

結婚式当日

【編集部コメント】 ここで新郎の母親が結婚式に出席しなかったら、それこそ伊藤家にご迷惑をかけてしまうかもしれません。死んだような目をしながら、周囲からの声かけにひたすら定型文を繰り返すシズ子さん。マサルさんからの「離婚」の言葉が効いたのか、どうやらタケルさんから出された条件におとなしく従っているようです。親子の心が最後まで通じあうことがなかったのは、なんとも悲しい結末ですが……。

すべては因果応報……

【編集部コメント】 シズ子さんの心の中には、相変わらず恨みや怒りの感情が燃えたぎっているようです。やはりタケルさんが想像していたとおり、シズ子さんには何ひとつ伝わらなかったのかもしれませんね。今は離婚されたくない一心で、心を押し殺しているシズ子さん。もしかしたらこれも彼女なりの愛情表現のひとつなのかもしれません。シズ子さんがこれまでのような暴走モードを取り戻すことなく、タケルさんたちに平穏な日々が続くことを祈っています!


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