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只見線で5月「サイクルトレイン」本格導入へ向けた社会実験 「只見線満喫号」の自由席車両を活用

鉄道チャンネル

只見線は福島県の会津若松駅から新潟県の小出駅までの135.2kmを結ぶ絶景ローカル線。2011年7月の「新潟・福島豪雨」で長らく一部区間が不通となっていましたが、復旧工事も完了し、2022年10月から全線で運転を再開しています。

そんな只見線で5月、「サイクルトレイン」の社会実験が行われます。

「サイクルトレイン」は列車内に自転車を折りたたまずそのまま持ち込めるサービス。日本各地の鉄道会社で導入事例が相次いでいます。列車と自転車を組み合わせて移動できるため、地元の方々の生活の足として定着するパターンもあれば、サイクルツーリズムで活用されることも。

只見線における「サイクルトレイン」の運用実験は昨年秋にも行われており、運転上の課題もないことが確認済み。今年は多客臨時列車を活用し、本格導入に向けた社会実験へと移ります。

社会実験の実施日は2024年5月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)。

キハ110系3両編成の「只見線満喫号」のうち、只見方面の自由席車両1両に自転車を持ち込めるようにします。自転車を持ち込める人数は1列車につき区間最大8名まで。「只見線満喫号」の全停車駅(会津若松駅、西若松駅、会津坂下駅、会津柳津駅、会津宮下駅、会津川口駅、只見駅)で乗降できます。

利用の際は乗車区間の乗車券のみでOKですが、乗車日の3日前までに専用の申込フォームから申込が必要です。

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