ウィキペディアに情報を記録 図書館で記事編集研修会〈相模原市緑区〉
地域の情報を地元の人の手で広く発信することを目的としたイベント「ウィキペディアタウンinさがみはら@橋本」(図書館と市民をつなぐ会・相模原主催)が2月10日、橋本図書館で開催され、市内外の10人が参加。サポーター指導のもと、ウィキペディアの記事作成や編集を行った。
まず午前中に、橋本の歴史を知る会のメンバーの案内で香福寺(橋本)を散策した参加者ら。貴重な文化財や歴史についての説明を聞き、午後の編集に臨んだ。ウィキペディア日本語版の元管理者が講師となり、ウィキペディアの特長や編集方法について講義した後、2グループに分かれて作業を開始。編集未経験者は香福寺の新規作成(立項)を、経験者は橋本七夕まつりや相沢菊太郎などの追加編集を行った。海獺さんから教わった「きちんと調べてまちの歴史を記録する」を念頭に置き、真剣に作業をする参加者たち。編集した記事が公開されると、拍手が起こる場面も見られた。
終了後、参加者からは「ウィキペディアの成り立ちやシステムが理解できた」「記事がアップされて皆に自慢したくなった」などの声が。山本宏義代表は「ウィキペディアに地域のコンテンツを登録することは魅力の発信にもつながる。参加した皆さんは達成感を感じられたことと思う。今後も定期的に実施していきたい」と話した。