【電柱聖戦 in 佐渡】インフラ写真投稿ゲーム『TEKKON』を活用した市民参加型イベントを佐渡市で開催、9月6~8日
目指す電柱の4パターンの写真を撮影し投稿する、スマホがあれば誰でも参加できるイベント
WHOLE EARTH FOUNDATION社と東北電力ネットワーク株式会社との共同開催による市民参加型イベント『電柱聖戦 in 新潟県・佐渡』が9月6~8日に開催される。
「電柱聖戦」はシンガポールを拠点にするWHOLE EARTH FOUNDATION社が開発した「TEKKON」というゲームアプリを活用し、エリアに点在する指定電柱の写真をできるだけ多く撮影するというイベント。参加費は無料で、スマホさえあれば誰でも参加できる。
昨年11月には新潟市で開催され、当初目標6000基撮影のところ、7054基の撮影という実績を残した。
参加希望者は、アプリを立ち上げて、マップに表示されるグレーのポイントを狙って出動。狙った電柱を見つけたら、「電柱全体の写真」「根本の写真」「番号の写真」「反対側から全体の写真」の4点をスマホで撮影して投稿するとポイント獲得。ポイントは即日LINE Payに変換できる(1基撮影につき20円分のポイントバック)。撮影が完了した電柱は、アプリ内マップでグレーから緑に変わり、その後は撮影してもポイントが入らない。
マップ上にグレーで表示されるターゲットが、まだ手付かずの電柱。早い者勝ちだ
本イベントは、市民の力でインフラ総点検を行おうと呼びかけるとともに、共にミッションを達成するよろこびをプレイヤー間で共有できる。ミッションコンプリート後には、賞品やご当地アイテムをプレゼントもある。
「金銀山」の世界文化遺産登録が決まった佐渡では、年間の宿泊者数は増加し、大きな経済効果も見込まれる反面、交通手段や宿泊施設不足の解消に向けた動きはもちろん、自然災害による停電への対策などインフラに関連した対応も必要になる。佐渡市では2022年末に雪の重みによって広範囲にわたって竹が倒れ、大規模停電が起きたこともあり、日ごろのインフラメンテナンスは重要。
東北電力ネットワークでは「電柱の老朽化などにより効率的な保全体制を構築することは急務。一本一本の電柱の状態をチェックする作業もその一つで、 投稿写真はメンテナンスの貴重な資料になるため、ふるって電柱聖戦に参加してほしい」と呼び掛けている。
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