子ども部屋のコーディネートは子どもに「3択」で選ばせた方が良い理由とは!?【集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ】
子ども部屋のコーディネートは、「3択」方式で相談
子どもには「3択」方式がおすすめ
前項のインテリア同様、子ども部屋のコーディネートは、子どもに任せたほうが、愛着を抱きやすくなります。居心地がよいリラックスできる空間があることで勉強への取り組み方も変わる可能性があります。
ただ、小さな子どもの場合は、コーディネートを任せすぎるととんでもない色を選ぶ可能性があります。そのときに、
「これはダメ。やめておこう」
といってしまうと、
「なんでもいいっていったのに!」
という反発を招いてしまいます。こういったことから親への不信感が蓄積されてしまうので、気をつけたいところです。
このような場合の選び方としておすすめなのは、最初から子どもに選んでほしくないものは見せないようにして、選択肢を絞っておく方法です。
3択くらいまで、親が選んでおきましょう。
このなかであれば、どれを選んでもよいという状態にしてから、
「部屋のカーテンは、この3つのなかならどれがいい?」
といって、最後の選択をしてもらうのです。
こうすることで、突拍子もないものを選ばれなくなりますし、「これがいい」「ダメ」という押し問答をしなくて済むようになります。
子どもの側からしても、自分が選んだことで部屋に愛着がわきますし、自分で判断決断できたという経験や知識も育っていきます。
自分の部屋のコーディネートは、心の学びにもなるので、ぜひ子ども本人に選ばせてあげてください。
【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀