低価格の秘密と新たな品揃えをチェック!『関西スーパーデイリーマート大開店』潜入レポ 神戸市
11月20日にリニューアルオープンした『関西スーパー デイリーマート大開店』(神戸市兵庫区)。どのように生まれ変わったのか、「関スー」ヘビーユーザーである筆者がさっそく訪れてきました。
店舗は神戸高速線大開駅の地上出口すぐの場所。コーポレートカラーのオレンジはそのままですが、看板の文字が“daily mart”に変更されています。
ホームセンターの『ダイキ』や100均ショップ『DAISO』などが入っているビルの地下1階に位置し、リニューアルを知らせる掲示板が随所に見られます。
阪神間に61店舗を有している関西スーパーですが、店舗ごとに価格訴求と価値訴求の2軸で運営しており、今回リニューアルオープンした大開店は「価格訴求型」。大阪の市岡店、豊中南店に続く3店舗目で、県内では初の展開となります。
1,755㎡の広い売場は、以前より明るく開放的な雰囲気になり、陳列上部のインテリア変更や通路幅の見直しによって、より広く感じられるつくりになっていました。
注目したいのは売り場に見られる4つのポップ。これらが掲げられた商品はとくにお得なラインとして展開されています。
早速、入口の青果コーナーに「鮮度一番価格」の白ネギを発見!。ミニトマトやタマネギ、ジャガイモなどにも同じ表示が付けられていました。
肉売場と魚売場では、鶏むね肉が100g69円という「スペシャルプライス」も見られます。肉類は大パック販売を増やし、これによって低価格が実現しているとのこと。
さらに、新たに冷凍魚の取り扱いを開始。必要な分だけ都度解凍して調理できるので無駄がなく、使い勝手が良いと評判だとか。
最近話題の冷凍刺身も種類豊富に並んでおり、刺身や丼、手巻き寿司などを食べたいタイミングで楽しめそうです。
ここで衝撃プライスのポップを発見!なんとパスタ500gが100円以下!目を疑うこの価格はまさに衝撃です。こちらは箱入りかつ移動ラックのまま販売することで、ひとつずつ陳列するスタッフの手間と労力を削減でき、低価格につなげているのだとか。
破格の商品が入った簡易なラックはすぐ横にもありました。ビ二ール袋に入れられているカップ麺の安さはもちろん、画期的かつ効率的なディスプレイは印象的で、思わず隣の袋めんと一緒に購入してしまいました。
チーズや納豆なども納品状態の箱のまま販売され、スムーズな売場運営が図られているのがわかります。
高騰を続けている牛乳もこの価格。こちらも納品時のプラスチックケースに入った状態での販売に切り替えられていました。
そして、新たな取り組みとしてドリンクのケース販売を開始。お茶やコーヒー、炭酸飲料などがまとめ買いでぐっと安くなります。
人気のお総菜コーナーでは店内調理に加え、おにぎりなどの一部商品をキッチン方式へ切り替えることで、より低価格での提供が実現されています。
「”毎日がもっとお買い得。”をコンセプトに、地域のお客様に支持される店舗を実現してまいります」と話す担当者。月・火曜の10%割引サービスは終了したものの、そのぶん、いつ来店してもロープライスでリーズナブルに買い物を楽しめるそうです。
11月29日には、JR兵庫駅前にある『関西スーパー兵庫店』もデイリーマートにリニューアルオープン予定。筆者も自転車で駆け付けたいと思っています。
オープン日
2025年11月20日(木)
場所
関西スーパー デイリーマート大開店
(神戸市兵庫区水木通7丁目1番10号)
営業時間
9:00~21:50
TEL
078-577-8885