いつ行っても人気で入れない新宿御苑「ウィル」のハンバーグをスムーズに食べる方法!
私(佐藤)は行列が好きではない。買い物時、レジの行列さえ避けたい方なので、普段から人気店は敬遠しがち。もしも行くとしても、行列していない日を選んで訪ねる。たとえば雨の日なんかがそうだ。
当編集部の近くにもいつも行列のできるハンバーグ専門店があって、以前訪ねた時もあえて雨の日に利用した。そのお店「ウィル」は、いまだに行列が絶えないらしい。
……と思ったら、間近に姉妹店がオープンしていて、テイクアウトできると判明! 人気ハンバーグを持ち帰ることに成功した!
・10年経っても人気店
ウィルは新宿御苑でも有名なお店のひとつ。以前からSNSで頻繁に投稿されており、「新宿 ハンバーグ」と検索すると、まとめサイト等で必ずその名前が挙がってくる。
私が前回訪ねたのは、10年前の2014年のこと。その当時から人気で、雨の日でなければ並ばずに入ることはできなかった。
さすがに10年もたてば、人気は落ち着いてるかな? と思い、久々に昼頃(13時)にお店を訪ねてみたところ……お! 行列はない。こりゃすんなり入れるかも!?
「本日は完売」だと!
やっぱり相変わらず人気だな。立て看板の裏側を見たところ、相変わらずどころか、以前にも増して競争率が激しくなっているような気さえした。
忙しい時には店前だけでなく、30メートル先にも行列ができるらしい。こりゃ、この先、私は次にウィルのハンバーグを食べられる日が来るどうか、怪しくなってきた……。
が! 意外にも食べられる日はすぐに来た! 今日食べられるかも!! というのは、すぐ近くに姉妹店ができていた! いつの間に2軒になったんだ!!
こちらは2019年にテイクアウト・デリバリ―の専門店としてオープンし、今年3月にリニューアルしてイートインにも対応した「洋食ハンバーグウィル」というそうだ。
店で食べるつもりだったけど、テイクアウトできるらしいので持ち帰るとしよう。ちなみにテイクアウトは前日までに予約をしておくとスムーズとのこと。当日注文の場合は15~20分待つことになる。
私はハンバーグ × メンチカツ(税込1380円)を注文した。20分かかるとのことだったので、店前の椅子に腰かけてその時を待った。
・あのハンバーグをテイクアウト
さて、無事に購入して編集部に持ち帰った。一般的な弁当と比べて、2~3割重い気がする。1380円の価格に見合う内容の詰まった弁当と期待したい。
購入時に気づかなかったが、2段弁当になっていた。中はどうなっているのだろうか? 俄然、期待が高まる。
フタを開けると、小さい方にはご飯、大きい方にはメンチとハンバーグが入っている。付け合わせはキャベツとキャロットラぺ(ニンジンサラダ)とポテトサラダである。
まずはメンチから頂こう。ザクザクの薄衣の中には肉がぎっしりと入っている。使用しているのは、岩手中央畜産株式会社が生産する銘柄豚「岩中豚(いわちゅうぶた)」だ。
肉質がしっかりしていて甘味が強く、半割にするとジワリと肉汁があふれてくる。ハンバーグが美味しいのは知っていたけど、メンチも美味い! きっとほかの洋食メニューも全部美味いに違いない。
続いてメインのハンバーグ、目玉焼きとは予想していなかったので、これは嬉しいサプライズ。
ちなみにソースは「デミグラスソース」か「柚子胡椒ソース」の2種類から選べる。ウィルといえば、「クリームマスタードソース」が有名だが、テイクアウトでは選ぶことができないので、その点、気を付けて頂きたい。
ハンバーグも岩中豚を100パーセント使用している。合挽ではないので、牛肉を使っていない。肉の旨味が弱いのでは? とお考えの方、侮るなかれ。牛はなくても旨味は強い!
1度食べたらその美味しさはしっかりと脳裏に刻まれるほど、味のインパクトは強い。そうでなければ、私は10年越しでここに来ようと思わなかっただろう。
店内ではまわりを気にして思い切った食べ方ができないけど、持ち帰って食べる分なら周りを気にしなくていい。ってことで、思い切ってハンバーグをご飯にドン! と乗っけてやった。
行儀の悪い食べ方かもだけど、誰も見ていないから気にしない! こうして、人気店ウィルの上質なハンバーグをわがままに食べた次第である。
繰り返すが、テイクアウトは事前予約をした方がスムーズなので、あらかじめ予約をしておくことをオススメする。店頭で出来上がりを待たなくていいから、予約するべし!
・今回訪問した店舗の情報
店名 洋食ハンバーグウィル
住所 東京都新宿区新宿1-2-5 ファインズビル新宿 1F
時間 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:00(L.O.料理20:00、ドリンク20:30)
定休日 年末年始(臨時休業あり)
参考リンク:Instagram @hamburgwill_shinjukugyoen
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24