サツゲキ、2026年3月29日(日)で閉館へ。札幌の映画文化を支えてきた劇場が幕を下ろすことに
札幌・狸小路の映画館「サツゲキ」が、賃貸借契約の満了に伴い、2026年3月29日(日)をもって閉館すると発表しました。長年にわたり市民に親しまれてきた劇場の区切りとなります。
サツゲキの歩みと閉館について
サツゲキは、2019年6月に営業を終了した「ディノスシネマズ札幌劇場」の閉館後、札幌の映画環境を残したいという声に支えられて誕生した映画館です。再整備ののち、2020年7月に狸小路5丁目で新たにオープンし、4スクリーンを備えた施設として多様な作品を届けてきました。
今回の閉館発表では、劇場側がこれまでの支援への感謝を伝えています。札幌の映画文化に寄り添ってきた場所が、新たな節目を迎えることになりました。