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AIスピーカーに呼びかける両親の声から自分の名前を「アレクサ」だと勘違いする赤ちゃん(マン島)

Techinsight

「アレクサ」の呼びかけにしか反応しない赤ちゃん(画像は『Caters Clips 2020年6月19日公開 YouTube「Adorable Baby Thinks Her Name Is Alexa」』のサムネイル)

日本国内の研究によると、赤ちゃんは生後6か月ほどから言葉を理解するようになり、なかでも自分の名前を一番よく認識しているという。これは両親から毎日のように呼びかけられるためのようだが、マン島に住むエミリーという名の赤ちゃんは、自分の名前を“アレクサ”だと勘違いしているそうだ。原因は両親が購入したAIスピーカーにあったことを『Storytrender』『TooFab’s』などが伝えている。

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グレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央に位置するマン島で、島の主都ダグラスに住むシャーロット・ムールトリーさん(Charlotte Moultrie、28)がSNSに投稿した、生後11か月の娘エミリーちゃん(Emily)の動画が人々の関心を集めている。

動画ではシャーロットさんがベビーカーを押しながらエミリーちゃんに向かって「エミリー! エミリー!」と名前を呼ぶのだが、彼女は呼びかけに全く反応しない。続いてシャーロットさんが「アレクサ!」と発するとエミリーちゃんは即座に反応してシャーロットさんの顔を見上げた。

どうやらエミリーちゃんは自分の名前を“アレクサ”だと勘違いしているようだ。シャーロットさんは「なんてこと! あなたの名前はエミリーなのよ。アレクサじゃないの」と声をかけている。

エミリーちゃんが自分の名前を誤って認識している原因は、シャーロットさんと夫のアンディさん(Andy、26)が購入したAIスピーカーの「Amazon Echo(アマゾンエコー)」にあった。エミリーちゃんが生後5か月の時に購入したが、それ以来、夫婦は利用するたびにアマゾンエコーに向かって「アレクサ」と呼びかけていた。

エミリーちゃんはいつも両親が「アレクサ」と口にするのを聞いて、自分の名前をアレクサだと思い込んでしまったようだ。動画はTikTokに投稿され50万回以上も視聴されるほど注目を集めており、夫婦は「娘の名前を変更しなければならないかも」とジョークを飛ばしていた。

一方で夫婦はこの件について事態を重く見て、アマゾンエコーを今後は使用しないと心に誓ったようだ。シャーロットさんは次のように語っている。

「みんなが『エミリー』と呼んだとしても、娘はそれを無視するのです。そして私が『アレクサ』と口にすると反応するんです。私は娘が自分の名前をアレクサだと思っているんじゃないかと最初に気づいた時、非常に心配になりました。」

「現在、エミリーは部屋で遊んでいる時やハイハイしている時も私が『アレクサ』と言わない限り、娘の注意を引くことができないんです。夫のアンディは『アマゾンエコーの呼びかけの設定をアレクサからエコーに変えるのはどうか?』と言うのですが、今度はエミリーが自分の名前を『エコー』だと勘違いすると思うんですよ。」

その後、夫婦はアマゾンエコーを声での操作から手動で操作するようにしたとのことだ。今回の件は進化したテクノロジーが思わぬ誤算を生んだ例とも言えるかもしれない。

画像は『Caters Clips 2020年6月19日公開 YouTube「Adorable Baby Thinks Her Name Is Alexa」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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