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築約400年の茅葺きの武家屋敷で囲炉裏を囲んで鍋を食す『囲炉裏茶屋 里の家』で時間旅行体験を 猪名川町

Kiss

みなさんは囲炉裏で料理を食べたことってありますか。一度は経験してみたいと憧れていたものの今回の取材まで筆者は未経験でした。

行ってきたのは静かな里山の中にひっそりと佇む『囲炉裏茶屋 里の家』(猪名川町)。ミシュランガイドで紹介されたこともある名店です。

築約400年という茅葺きの武家屋敷。大きな長屋門をくぐると、そこはまるでタイムスリップでもしてしまったのかと錯覚するような時を超えた風景。

屋敷の中に入ると磨き込まれた黒光りする廊下に年代物の書画など、長い年月を重ねてきたからこそ作り出せる趣のある空間が広がります。

代々長く受け継いだ屋敷を生かせるようにと1977年に囲炉裏茶屋として営業を始めた同店。昔ながらの里山体験ができる癒しの場として、訪れる多くの方に愛され続けています。

「猪鍋」1人前 9,680円(税込) ※写真は2人前

今回は「猪鍋」を注文しましたが、ほかにもキジ鍋や野武士焼き(牛・鶏・猪肉)、季節料理として春には山菜、秋には松茸などの提供されています。

鍋は鰹と昆布で出汁をとり、白味噌に少しさくら味噌を加えた合わせ味噌。猪肉と野菜を鍋に入れて炭火でゆっくり煮込みます。

初体験の囲炉裏料理。鍋の横には串刺しの魚も焼いてあり、この景色を見ているだけでワクワクと気分が高まってきます。

鍋ができるのを待つ間にコースに含まれている「あまごの塩焼き」をいただきました。串も持ったまま豪快にかぶりつくと美味しさもひとしお。頭の先から骨まで全部食べられました。

しばらくすると鍋の出来上がり。良いにおいに食欲がそそられます。

炭火でゆっくりと煮込まれた猪肉は想像以上に柔らかくて食べやすい。脂が甘く、旨みが口に中にほわぁと広がりクセになりそうな美味しさです。味噌出汁が染み込んだ野菜も、ほっこりとする味わいで箸が進みます。

味変で自家製柚子胡椒につけて食べる猪肉もさっぱりとして美味しかったです。

〆にはおすすめの「究極のごはん」。出汁で卵を半熟にしたものがご飯に載っているのですが、これがまた絶品でした。結構お腹いっぱいになっていたのですが美味しすぎてがっついてしまい、あっという間に完食。

そしてこの日のデザートは「干し柿」。コースには「つきだし」と途中で「茶碗蒸し」も出てきて大満足な内容でした。

食後には屋敷の他の部屋を見学。弓矢など武家屋敷であったことを感じさせてくれるようなものがあちこちにあり、時が息づいていました。1日1組限定で宿泊することもできます。

温かく包み込んでくれるようなゆったりとした時間が流れる空間で囲炉裏を囲んでいると、すごく穏やかな気持ちになり癒されました。里山の美味しい料理はもちろん、時間旅行体験のできる素敵なお店でした。


場所
囲炉裏茶屋 里の家
(川辺郡猪名川町島字内垣内23)

営業時間
11:30〜15:30 / 16:30〜22:00
※完全予約制

定休日
火曜日・水曜日
※年末年始

駐車場

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