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【「佐渡島の金山」の世界遺産登録へ手ごたえ】花角英世知事「ユネスコ関係者への理解が広がってきている」、フランス・パリ訪問の所感を語る

にいがた経済新聞

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は4月3日、新潟県庁で記者会見を開き、3月25日にフランス・パリで行われた国連教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部大使主催のセミナーに出席したことについての所感などを語った。

花角知事は、昨年11月に続き2度目となったパリへの訪問について「パリ日本文化会館が会場の、ユネスコ日本政府代表部主催のセミナー・レセプションでは、世界遺産委員会委員国が21カ国ある中で、17カ国にご参加いただいた。多くのユネスコ関係者に佐渡金山の魅力や文化的価値をお伝えすることができたのではないか。昨年11月にもパリのユネスコ本部で同様の内容でセミナーなどを開催したが、多くのユネスコ関係者への理解が広がってきていると実感している」と話した。

また、佐渡金山の世界遺産登録の可否を審査するとみられる世界遺産委員会が7月の下旬に開催されることにおいて、「そもそも佐渡金山について認識をしていなかった方々が多かった中で、PRを続けてきた。佐渡金山が世界遺産にふさわしい価値があるということへの理解は深まってきている。引き続き、悔いのないようにやれることは最大限にやって、より多くの国々に佐渡金山の世界遺産登録を賛成していただけるよう、取り組んでいきたい」と意欲を語った。

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