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障がい者就労に新たな道!廃電線を有効活用

上越妙高タウン情報

電気工事で出る電線のごみ、いわゆる廃電線を福祉作業所が譲り受け、価値のある銅線に再処理するリサイクルの取組みが上越市で始まっています。

 

この取り組みは、新潟県電気工事工業組合上越支部が福祉作業所に呼びかけて始まりました。

リサイクルの流れは、初めに電気工事で不要になった古い電線、いわゆる廃電線を組合が業者から集め、福祉作業所に無償で譲渡します。

廃電線は、作業所の利用者が被膜を取り除き、取り出した銅線をリサイクル業者に有償で引き取ってもらう仕組みです。

県内では柏崎市や長岡市ですでに始まっていて、上越では県内4番目になります。

新潟県電気工事工業組合上越支部の佐野健一事務局長は「捨てられていた電線の有効活用。社会貢献にもなる」とその狙いについて話します。

この取り組みは去年10月から、上越市と妙高市の2か所の福祉作業所で試験的に始まりました。

このうち、上越市にある「つどいの郷」では小型家電の解体作業に携わる利用者8人が、交代で作業にあたっています。 作業に使う道具は、職員が手作りするなどして、利用者が安全に効率よく作業できる環境を整えてきました。

「つどいの郷」の丸山剛指導員は「慣れるまで時間かかったが今は順調。コロナ禍で外の作業が減るなか納期を気にせずできる作業はありがたい」と話しています。

銅線は平均キロ500円前後で売れるということです。これまでに作業所2か所に持ち込まれた廃電線は400キロから500キロです。

 

丸山さんは「被膜つきは価値が低いが、銅にすると高値で買い取ってもらえる。作業収入が上がり工賃アップにつながる」と喜んでいます。

組合の上越支部では、廃電線を安定的に供給できるよう、賛同する組合員を増やすとともに、糸魚川市内の福祉作業所にも声をかけることにしています。

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