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アジア選手権大会 「ジャンプロープ」川崎で 10カ国・地域の選手熱戦

タウンニュース

今年3月の国内予選の様子。写真上がダブルダッチ、下がシングルロープのチームフリースタイル

ダブルダッチなどの縄跳びを使ったスポーツ「ジャンプロープ」のアジア選手権が7月24日から28日まで、カルッツかわさきで開催される。同大会の国内開催は初めてで、10カ国・地域から約740人の選手が出場予定だ。最終日にはダブルダッチのパフォーマンスを競う世界大会も同時開催される。

縄跳びを使った競技スポーツ「ジャンプロープ」は、ジャンプのスピードを競う計測種目と演技の出来栄えを競う「フリースタイル」がある。アジア選手権では各種目ごとに個人戦と団体戦があり、キッズ、ジュニア、シニアの3部門とも女子・男子・混合に分かれて技を競う。

ジャンプロープの競技人口は世界的に約5万人、国内で約1800人といわれるが、一般財団法人「日本ジャンプロープ連合(JJRU)」の原竹純理事は「学校の授業や、ウォーミングアップに縄跳びする人の人口を含めると、ウォーキング人口に匹敵すると思う」と言う。

小学生を無料招待

かねて市側は「市制100周年の年にスポーツの国際大会を招致したい」と各方面にアピールを続けていたが、それを知ったJJRUが積極的にアジアジャンプロープ連合などに打診し、今大会につながった。

市としても大会を盛り上げるため、昨年9月から市立小学校でダブルダッチの体験教室を開催しており、6月末までに21校で約2300人が体験した。さらに24日から27日の4日間は、市内の小学校に通う児童と家族を一日計150人まで、無料で観戦招待する。

各国から来訪する大会関係者は約1千人。市は歓待の意を伝えるうえで駅周辺の商業施設や商店街などと連携し、約200の飲食店で使える「食事券」(1日千円)を大会関係者に提供する。

原竹さんは「ジャンプロープはロープ1本あれば狭いスペースでも、一人でも楽しめるスポーツ。そして見せ方を工夫することで誰でも上位を狙える。川崎の子どもたちに熱戦を見て、魅力に触れてほしい」と語る。

チケット購入は二次元コードから(上・アジア選手権、下・ダブルダッチ世界大会)。問い合わせはJJRU(【電話】03・6805・3566)。

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