イモト、いとうあさこさんの単独ライブに衝撃!
イモトが、いとうあさこさんの単独ライブを見に行ってきたことを報告。毎年あさこさんの誕生日近辺で行われる単独ライブで、久しぶりに見に行けたというイモトは舞台がパワーアップしていることに驚愕! これまでライブ活動やってこなかったイモトがあさこさんの舞台に感化され、自身の20周年に向けてライブ活動を始める!?
イモト、いとうあさこさんの単独ライブに衝撃!
イモト「あさこさんは、クーラーの風が世界一苦手!」
イモト:6月の話になるんですけど、いとうあさこさんの単独ライブに久々に行ってきましたね。最高でした! あさこさんは毎年、6月の自分の誕生日付近に単独ライブをやられていて。私はここ数年行けてなかったので久々だったんですけど、パワーアップ! どんどん進化されていて。めちゃくちゃカッコよかったです! あさこさん、54歳になられたということで、ハッピーバースデーのお祝いをするというのも兼ねた単独ライブで。
イモト:私は、習っているダンスのマリモ先生と一緒に行かせてもらって。というのも、このマリモ先生が、あさこさんの単独ライブのダンスパートに先生として関わっていたので一緒に見たんですね。私はいつも劇場に入るとクーラーが効きすぎていて寒いと感じるから羽織るものを持っていったんですよ。でも、会場に着いたら「暑いな!」くらいな。会場が暑いと感じることってなかなか無いじゃないですか。マリモ先生と話して「これ、もしかして・・・あさこさんじゃないですか!?」みたいな。
イモト:知ってます? あさこさんって、世界で一番苦手なものが“クーラーの風”なんですよ。クーラーの風が肌に直であたることが苦手だから、「もしかしたらそれじゃね!?」ってマリモ先生と二人で盛り上がるくらい(笑)。あとは、ファンの方の熱気かな。ファンの方も“あさこ”と書かれた応援のうちわを用意されていて。それを普通にうちわとしてあおいでましたもんね(笑)。それくらい熱気に包まれた会場で。
イモト「オープニングで、あさこさんがスクール水着で登場(笑)」
イモト:で、ライブが始まってあさこさんが登場するわけですよ。オープニングから違ったね。もうね、真っ暗な中、あさこさんにスポットライトが当たるんですけど、“スクール水着に帽子を被った姿のあさこさん”が歌い始めるの! もうね、それで会場がドカン!となって。めちゃくちゃおもしろいし、カッコよかったですよ!
イモト:隣のマリモ先生は、いつもダンサーの先生としての関わりしかなかったんですね。お客さんの時のマリモ先生、すごいね! あさこさんが登場した瞬間に「フォォオオオオオ~~~!!!」って(笑)。お笑いライブとは思えない声が横から聞こえてきて。お笑いライブだと、「わははは~!」ああるけど、「フォォオオオオオ~あさこ~~~!!!」みたいな。盛り上げ方がダンサーなのよ! 心の中で(違う、違う!)って思いながら。正面のステージからも異様な光景だし、横からも「フォォオオオオオ~~~!!!」と、オープニングからなかなかカオスな状況があって(笑)。
イモト「ライブの構成、ネタ、衣装なども、あさこさんが全部やってる!」
イモト:オープニングからお客さんの心をしっかり掴んで、あさこさん、すげえな!と。ライブなんだけど、だらっとする時間が1秒も無いわけよ。もうなにあのライブ、スゴイよ! 考え抜かれているのよ! ライブって生身の人間がやることだから、普通はだらっとする瞬間があるわけじゃない!? もう1秒も無いわけよ! なんなの、このライブ!?と思うくらい! これ、編集したものを見ているの!?というくらいの! それくらい完璧な構成で。
イモト:ライブは、構成からネタも内容も衣装もあさこさんがやっていて。ポスターの「ホップ!ステップ!ステップ!~ひざにやさしく~」のデザインも含めて、全部考えていて。すごいよね! あさこさんは演者ではあるけど、脚本、監督などをライブに関わること全部やってるようなものだから。そこが凄かったですよ。
イモト:今回、ネタが3~4本あったのかな。で、ライブは2時間きっちりで終わるの。すごいよね。途中で、“パルクールあさこ”というネタが出てきて(笑)。このネタはあさこさんがずっとやりたかったらしいんですけど(笑)。パルクールは街のあらゆる建物をピョンピョン飛び回ったりする、あれ。あさこさん、今ヒザが悪いから本格的なパルクールが出来ないから、見えないような台を使ってうまくパルクールをしているように見せかけるみたいな。そこだけ、お客さんが写真撮影OKなんですよ。もうね、飽きさせないのよ! ほんとに凄いと思って。
イモト、あさこさんのプロフェッショナルに感動!
イモト:あと、落語も。毎年やられているんですけど、今回は「あくび指南」という、もともとある古典落語を、あさこさんなりに「おばさん指南」というものに変えてやっていて。もうね、構成が完璧なわけですよ。あと、自分の人生占いみたいなネタで、過去の占いは合っていたのか振り返るパートとか。毎年、凄い凄いと思っているけど、あさこさんのライブって毎年進化されているような感じがして。(私は毎年、板の上(=舞台)でやるんだ!)という心意気みたいなのを感じられて、よりあさこさんへの尊敬が高まりますよね。
イモト:ライブは毎年、歌のパートがあって。それをマリモ先生がダンスの先生として関わって。プロジェクターで欅坂46のPVが流れて、あさこさんがそれと同じ動きで踊るんですよ。最初、バーでトマトジュースを一気飲みするシーンから始まるので、同じようにあさこさんも飲んだんです。初めて見たお客さんだったら気づかないレベルなんですけど音がズレたかで、1回やり直しになったんですね。曲が止まって、お客さんもあれ?ってなった時の、あさこさんの対応力! リアルハプニングで、お客さんを安心させつつ、スタッフに確認するやり方もプロフェッショナルで!
イモト:で、もう1回やり直したんですけど、またトマトジュースを一気飲みされて(笑)。お腹タプタプのまま全力で踊られて。私の横ではマリモ先生が、自分が担当したダンスだからたまんなくて、「フォォオオオオオ~! 超感動~!」って(笑)。
イモト:もちろん、ネタっぽいものもあれば、リアルなネタもあったり、パルクールや落語があったり、ダンスのパートでエンタメ系もあったり。ほんとにいろんな楽しみ方があって。最後、終わってからお決まりのアンコールがあって(笑)。お着替えをされたあさこさんが出てきて、あさこさんが「見上げてごらん夜の星を」を歌いながら、1階席、2階席、3階席を練り歩かれて(笑)。お客さんとハイタッチしたりして、お客さんも近くであさこさんを見ることができて。最後の最後までエンターテイナーでしたね! 凄いものを見たなと思いました。
イモト:ああいう素晴らしいものを見ると感化されるというか。私はネタもいっさいやってこなかったですし、基本的にはライブも出たことがないですし単独ライブもやったことがないので、ああいう舞台を見るとカッコいいなと思って憧れますよね。生身のお客さんと板の上で対話するというのはめちゃくちゃ怖いと思いますけど、カッコいいなと思って。
イモト、周年でライブ活動を!?
イモト:私は今38歳で、芸能活動を20歳から始めているから、40歳の時に20周年を迎えるんですよ。数字的に良いかなと思ったんですけど、これ、あぶないのよ! こういうラジオで喋っちゃうと言霊になるからね(笑)。良いことなんだけど。で、さっき打ち合わせで聞いたら、あさこさんがやった「草月ホール」とTBSラジオがズブズブな関係だって聞いたんで(笑)。すぐに押さえられるというものだから、もしかしたらそういう機会があるかも。でも、あさこさんの単独ライブを見ちゃったから逆にハードルが上がり過ぎちゃって。あれを見た後で、自分も単独ライブをやりたいと言えるかなと思って・・・。
イモト:(スタッフ:落語やりましょうよ!)え、落語? 「すっぴんしゃん」スタッフ陣は私に落語をさせようとするよね(笑)。イモト落語、まあまあ。引き寄せの法則か。たしかにね。もしかしたら、先週話した「THE MUSIC DAY 2024」も引き寄せかもしれないもんね。そしたら、あなたたちも全面協力ですよ。私はあさこさんみたいに全部一人でやろうとは思ってないので。私はどっちかというと、おまかせ芸人なので(笑)。ネタも全部作ってもらって、私は一プレイヤーとして自分の単独ライブに出るという(笑)。自分の20周年だろうと、人に任せるという(笑)。いろんなやり方がありますから。ちょっと、あさこさんのライブを見て舞台に立つのはいいな、やってみたいなとは思いましたね。
イモト:すごいよね、あさこさんはこれを年に1回やっているんだもん! ライブが終わった下半期は一度ライブのことを忘れてますけど、年が明けた瞬間からもうこのライブのことを考えているんですよ。1年の半分はこの単独ライブのことで頭がいっぱいというくらい、頑張られていることなので。あさこさんはサボらない方なのでね。
イモトとあさこの恒例の「誕生日の食事会」
イモト:そんなあさこさんの誕生日をお祝いさせていただきました。54歳になられたんですよね。誕生日にLINEをしたんですね、そしたらあさこさんから「54歳ということで、ゴシゴシ自分を磨いていきたいと思います」というLINEの返事が来ました(笑)。そこもサボらないね(笑)。ありがとうとだけ返信するんじゃなくて、ゴシゴシと(笑)。どこでも手を抜かないんですよ。55歳の来年は「ゴーゴー!」かな(笑)。
イモト:今回は、あさこさんの誕生日に近いタイミングでお食事に行ったので、さすがに誕生日のお祝いということに、あさこさんもさすがに気付かれていて。それまではあさこさんの誕生日から離れたタイミングだったので、誕生日のお祝いと気づかず、どっちが払うかでお会計バトルみたいなことになって。で、今回はイッテQの収録の後に行ったので、私もタクシーの中でわかりやすくデカい紙袋をチラつかせて(今日は誕生日ですよ、これは誕生日のプレゼント!)と(笑)。
イモト:美味しいごはんを食べて、私がお会計をしたんですけど、思いのほか、お会計に時間がかかっちゃって。人が詰まっててスムーズに行かなかったんですね。あさこさんは(これだけ遅いのはトイレじゃないな)と勘付かれたみたいで(笑)。席に戻った私に、「そういうこと、だよね?」とおっしゃられたので、「そういうことです。すみません、お待たせして。少し手こずってしまって」と。なので、今年はお会計バトルが無く、今までで一番スムーズにお会計ができたかもしれないですね。
イモト:私は、好きな人を毎年お祝いできるというこの行為が嬉しいので、また来年のあさこさんの55歳、ゴーゴー!という感じでお祝いをできたらいいなと思っております。あさこさん、単独ライブお疲れ様でした! そしてお誕生日おめでとうございます!
(「イモトアヤコのすっぴんしゃん」より抜粋)