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【愛川町】山岳救助で厚木警察署と愛川消防署が合同訓練

タウンニュース

ロープと滑車を使って崖下から要救助者を搬送した

愛川町消防署は12月8日、厚木警察署との合同山岳救助訓練を県立あいかわ公園(愛川町半原)で実施した。山岳救助現場における警察と消防の連携を強化し、資機材の取り扱い習熟による救助技術の向上を目的としており、昨年度に続いての実施となった。

訓練は同公園の冒険広場から、山道を登った斜面で行われ、厚木警察署から8人、愛川町消防署から27人の署員が参加した。昨年度の教訓に基づき、訓練の効果を高める新たな試みとして、今回は組織の垣根を越え、両機関の署員で班を編成。同じ作業に共に取り組むことで、実災害時に近い、緊密な連携が求められる状況下での活動を実践した。

まずは、ロープを使用した基本的な降下訓練を行い、個々の安全管理と操作技術を確認した。その後、訓練の主要項目である要救助者の救出訓練が展開された。山道から滑落した人を救助することを想定し、署員がロープを使って要救助者のもとに駆け付け、バスケットストレッチャーを使った搬送訓練を行った。

要救助者と救助に向かった署員を少ない人数で引き上げるため、動滑車を使用。木のどの部分にロープを巻き付け、どのように滑車を組み合わせればスムーズに搬送できるかを何度も模索し、気になる点は言葉にして共有し合った。

情報共有を密に

訓練終了後には、両機関が独自に使用している資機材について情報交換する時間も設けられ、警察が使用しているレスキュー用のキャリングラックが紹介されると、消防署員も興味津々な様子で耐荷重などに関する質問を行っていた。

山などで事故に遭った際、通報の番号により初動にあたるのが警察署か消防署が決まる。今回の訓練では、その際の情報共有をスムーズにする意味合いもある。愛川消防署の伊従丈二署長は「顔が見える関係を作っておくことが、現場でのスムーズな対応につながる。さらに繰り返して積み重ねることで協力体制を一層強化していきたい」と話していた。

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