Yahoo! JAPAN

知っていそうで知らない!『西京漬け』って何に漬け込まれてるの?

オリーブオイルをひとまわし

知っていそうで知らない!『西京漬け』って何に漬け込まれてるの?

西京漬けという食べ物は知っているものの、具体的にどんなものなのか、どうやって作るのかを知っている人はそこまで多くないだろう。西京漬けはいろいろな食材と相性がいいので、作り方を覚えておくと一気に料理の幅が広がる。西京漬けとはどういうもののことをいうのかという説明をするとともに、家でもできる作り方や焼き方なども紹介する。

1.旨味たっぷりで箸が進む!西京漬けとは?

西京漬けとは、関西地方の主に京都で作られる米麴を多く含んだ甘みの強い白味噌に食材を浸けたもののことをいう。海が遠い京都の地でも魚が傷まないように保存性を高め、美味しく食べるための方法として生まれたといわれている。発祥の通り、さわらやたら、鮭、さばなどといった魚を浸けたものが多いが、肉や野菜、チーズなどとも相性がいい。ほどよい塩味と味噌の香りが食材にしみ込んで、旨味が凝縮された西京漬けは、ごはんのおかずだけでなく酒のつまみにもぴったりだ。では、関西の白味噌を使った西京漬けとはどういう作り方をするのだろうか。今回は魚を使用した西京漬けの作り方を見ていこう。

作り方

材料は浸けたい魚の切り身と塩、関西の白味噌、みりん、酒だ。最初に魚の両面に塩を少々ふり、30分ほど置いておく。約30分経ったら、魚から出てきた水分をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取る。この工程を済ませることで魚の臭みが取れるので、忘れずにやっておこう。関西の白味噌とみりん、酒を混ぜ合わせて魚の両面にまんべんなく塗り、チャック付保存袋に入れたら完成だ。このほか、保存容器の底に調味料を混ぜた関西の白味噌を敷き詰め、魚をのせ、さらに上から調味料を混ぜた白味噌で覆うといった作り方でも構わない。しかしその分、白味噌などの調味料を多く消費するので、自分に合った方法を選択しよう。漬ける期間は1~3日。しっかり味を付けたい人は2、3日漬けるといいだろう。生ものなので必ず冷蔵庫で保存する。

通販でも購入できる

なかには「自作の西京漬けもいいとは思うが、店で作られた本格的な西京漬けを食べてみたい」という人もいるだろう。運よく家の近くで本格的な西京漬けを取り扱っている店があればいいが、その可能性はあまり高くない。そういうときには、通販で西京漬けを購入することをおすすめする。通販にはいろいろな食材を漬けた西京漬けがあるので、つまみ用やおかず用、子ども用などと、さまざまなものを選ぶのも楽しい。自作のように味噌に浸ける手間もなく、食べるときには味噌を軽く洗い流して焼くだけなので、思い立ったときにすぐ食べられるのも嬉しいポイントだ。

2.家でもできる!西京漬けの作り方とは?

関西の白味噌を使った西京漬けの作り方を紹介したが、必ずしも家に関西の白味噌があるとは限らない。そこで、関東など、関西の白味噌が手に入りにくい地域ではそのほかの白味噌を使って作ってみよう。関西の白味噌は塩分の低さと甘みの強さが特徴の味噌なので、できるだけ塩分が低くて甘みの強い白味噌を選ぶことが大切なポイントだ。

作り方

材料は漬けたい魚と塩、白味噌、みりん、砂糖、酒。関西の白味噌で作るのと大きくは変わらない。ただし、そのほかの白味噌を使用する場合は関西の白味噌とは少し異なり、みりんや砂糖などを多めに入れて甘い味噌を作ることを心掛けよう。作り方は、関西の白味噌を使用する場合と同じ。気に入れば、関西の白味噌を取り寄せるなどしてより本場に近い西京漬けを作るのもいいかもしれない。

西京漬けの素を使うのもおすすめ

白味噌と調味料を混ぜ合わせて作る方法とは別に、市販されている西京漬けの素を使って西京漬けを作ることもできる。西京漬けの素にはあらかじめ調味料が配合されているので、自分で新たに調味する必要はない。魚や肉を西京漬けの素に漬けてしばらく置いておくだけで西京漬けができるため、手軽に西京漬けを楽しみたい人におすすめだ。西京漬けの素は通販で購入できるほか、実店舗で取り扱われていることもあるので、ぜひ探してみてほしい。

3.西京漬けの上手な焼き方とは?

ここまで西京漬けの作り方を見てきたが、その西京漬けの上手な焼き方とはどのようなものなのか。西京漬けというとやはり魚を漬けたものが多いので、魚焼きグリルを使って焼くのが一般的に思われるかもしれないが、実はそれ以外の焼き方もいくつか存在する。今回はフライパンとレンジを併用した焼き方を紹介しよう。この方法だと、味噌のせいで焦げやすい西京漬けも比較的キレイに焼ける。また、魚焼きグリルとは違い、後片付けも簡単。西京漬けを焦がしてしまいがちな人にこそ試してもらいたい。

焼き方

まず、付いている味噌をサッと洗い流してキッチンペーパーなどで水気を取る。味噌を付けたまま焼くと焦げるリスクが高まるので、できる限りやっておこう。つづいて、手でもんでしわしわにしたアルミホイルを用意し、フライパンに敷いてから西京漬けをのせ、弱火から中火で両面に焼き目がつくまで焼く。しわしわのアルミホイルを間に挟むと、フライパンに西京漬けがこびりついてしまう心配がないのでおすすめ。フライパンも汚れず、洗い物も減らせる。あとは深さのある耐熱皿に移してふわっとラップをかけ、500Wのレンジで1分半ほど加熱したらできあがりだ。加熱時間は西京漬けのサイズなどによっても変わるので、適宜調節してほしい。

結論

京都発祥の西京漬けは、家でも簡単に作れて、つまみやごはんのお供にもなる万能料理だ。塩焼きとは違った食感や味わいを楽しめるので、魚の調理法に困ったときにはぜひ試してもらいたい。また、魚だけでなく肉や野菜も漬けられるので、さまざまな食材を漬けてお気に入りを見つけてみてはいかがだろうか。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 小林里穂

【関連記事】

おすすめの記事