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マスク生活で“隠れ酸欠” 浅い呼吸はストレスや疲れの原因に

anan総研

マスク生活で“隠れ酸欠” 浅い呼吸はストレスや疲れの原因に

マスク生活があたりまえになった今、なんとなく心身の不調を感じてない? 実はその原因、隠れ酸欠にあるのかも。

マスク生活による酸欠はさまざまな不調の原因に?

ananweb 編集部

あっという間に、生活必需品としてわたしたちの暮らしに定着したマスク。マスク生活に突入してから、息苦しさを感じることが増えたり、気がつくと口呼吸になっていたり……、呼吸や体調に変化を感じている人も多いのでは。「口や鼻がマスクに覆われている状態だと、どうしても表面だけでの呼吸になってしまいがちです」と話してくれたのは、呼吸整体師の森田愛子さん。

本来、自然な呼吸とは、鼻から入った息が喉の奥を経由してカラダの中心を通過し、腹の底までスッと収まっていくようなもの。ところがマスク生活の影響や、コロナ禍に伴うライフスタイルの変化などで、息が鼻の表面だけを行き来するような浅い呼吸になっている人が増えているのだとか。

「鼻の表面だけを使った、すするような呼吸を続けていると、酸素が体内に十分に行き渡らないので、常にアップアップと溺れかけているような低酸素状態になってしまうのです。しかも長時間マスク生活を続けることでその呼吸法がクセになり、マスクを外した状態でもカラダが本来求める深呼吸ができなくなっている場合も。その結果、頭がぼんやりして思考力が低下するだけでなく、全身が酸欠状態になってカラダやメンタルの不調など、さまざまな弊害を引き起こす原因になるのです」

呼吸が浅い状態が続くと上腹部の緊張が強くなるため、ストレスを抱えやすい状態になるのだそう。そうでなくてもストレス要因の多い昨今、酸欠の悪循環で負のスパイラルに陥っている人も。

「今こそマスクの有無にかかわらず、カラダのすみずみにまで行き渡る、気持ちよくて解放感のある呼吸を身につけることをおすすめします。みなさん難しく考えがちですが、本来、呼吸は誰もが自然にできるはずのもの。深呼吸を意識せず、カラダの衝動をうまく利用するなどちょっとしたコツを掴んで、カラダに深呼吸の感覚を思い出させてあげましょう。そうすれば、マスク下でも深呼吸をすることができるようになります」

呼吸は誰もが1日3万回も繰り返し、今のカラダを反映する鏡のような存在。まずは自然な呼吸を味わうところから始めましょう。

マスク生活の気になるお悩み。

なんとなく感じているその不調、実はマスク生活のせいかも? マスク下での“あるある”なお悩みと原因をピックアップ!

隠れ酸欠のお悩み1:気がつくと口呼吸している。
マスクで覆われ、息苦しさを感じることが多いせいで、口で呼吸しがちに。「口の表面だけで呼吸するのがクセになり、酸欠状態に陥っている人が増えています」

隠れ酸欠のお悩み2:呼吸が浅い気がする。
表面的で偏った浅い呼吸も、マスクの弊害。「呼吸が浅い人は、カラダのどこかに緊張や力みがあるもの。こわばった状態だと、余計に酸素を取り込みづらくなります」

隠れ酸欠のお悩み3:最近、なんだか疲れやすいかも?
呼吸が上手にできていないと、血液やリンパの流れが妨げられるため、代謝にも影響が。「むくみや冷え症、肌荒れ、疲労感など、さまざまな不調を引き起こします」

隠れ酸欠のお悩み4:ストレスを感じることが増えた。
酸欠状態だと上腹部の緊張が強くなり、ストレスを抱えやすい傾向に。「それだけでなく、全身の巡りも悪くなるので、イライラしたり、怒りっぽくなることも」

マスク¥2200(ウーア/ユーニード TEL:03・6876・9004) ワンピース(共布のマスク・巾着つき)¥12000(サロン アダムエ ロペ/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)

森田愛子さん 呼吸整体師。鍼灸マッサージ師やヨガ講師の経験を生かし、呼吸を通してカラダを育て直すことをコンセプトにした「K-Raku Style」を運営。

※『anan』2020年2月3日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・中根美和子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・松木育未(ライトマネジメント) 取材、文・宮尾仁美

(by anan編集部)

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