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『半沢直樹』“オネエ”黒崎パワーアップ!「直樹」呼びに愛を感じる視聴者続出

ドワンゴジェイピー

『半沢直樹』“オネエ”黒崎パワーアップ!「直樹」呼びに愛を感じる視聴者続出

第1話、第2話の平均視聴率が22%超えを果たしたTBS系日曜劇場『半沢直樹』。前回ラストの次回予告編で、半沢直樹(堺雅人)の宿敵・黒崎駿一(片岡愛之助)が登場することが明かされると大反響。その期待通り、返ってきた黒崎は前作と比較しても相当パワーアップ。「おネエ度がさらにアップしている」とSNS上では大盛り上がりだった。


本作は、池井戸潤のベストセラー小説「半沢直樹」シリーズを原作に、2013年7月期に連続ドラマ化された『半沢直樹』(TBS系)の待望の続編。今シリーズでは「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」を映像化。前作で伊勢島ホテルの経営再建にまつわるさまざまな問題を解決し、宿敵・大和田(香川照之)とも決着を見せた半沢だったが、ラストで中野渡頭取(北大路欣也)から、子会社である東京セントラル証券に出向を命じられた半沢の新たな戦いが繰り広げられる。(以下第3話ネタバレあり)。

前回、電脳雑伎集団のスパイラル買収問題から、東京セントラル証券に出向中の半沢は、古巣である東京中央銀行と全面対決することを中野渡頭取の前で宣言したが、その奥の手は、スパイラルによるIT企業・フォックスの逆買収。


資本力で東京中央銀行にまったくかなわない東京セントラル証券は、さまざまな手を使って勝負を挑む。その一つが、フォックスの経営状態悪化をリークし、フォックスの株価を下げるという方法だ。


しかし、そのことを金融庁証券取引等監視委員会に知られ、調査を受けることに。そこにやってきたのが黒崎だ。前作でも「オネエ黒崎」として強烈な個性を発揮していたが、本作でも画面に登場する前に「ちょっとどいてくれる? 通れないじゃないの! 二流の証券はいやーね。天井は低いし、オフィスもせこい」と声だけで黒崎と分かる口調で颯爽と現れる。



驚く半沢に、黒崎は詰め寄ると「お久しぶりね、銀行からこんなところ飛ばされてザマないわね。ここでも随分とおイタしてるんじゃないの?」とオネエ口調でけん制。セントラルがフォックスの経営状態をメディアにリークした情報漏洩の証拠をつかもうとやってきたのだ。


ここからの愛之助の芝居は、前作を上回る圧倒的なものだった。先日行われた制作発表会見で愛之助は「オネエに磨きをかけて頑張っています」と挨拶したが、現場では台本にないセリフが追加され、何パターンもオネエ芝居を要求されたという。その愛之助の言葉通り、オネエバリエーションも多岐に渡り、すべてがパワーアップしていた。

「ゴミの中まで徹底的に調べなさい!」と号令を出すと、積極的に陣頭指揮。大量のシュレッダーのごみを本部に持ち帰ろうとする社員に「ここでやりなさいよ」と指示。「ここでですか?」と口答えすると、「なに口答えしているの、やると言ったらやるのよ、あんた男でしょ」とお得意の股間つかみ。

さらに調査が入ったことがニュースになり、スパイラルの株価が下がり始めると「あらあらご愁傷さま」とニヤリ。そして半沢のパソコンを指さし「これ直樹のね?」と没収。その後も黒崎の「直樹呼び」に、SNS上は「直樹呼びに愛を感じる」「絶対半沢のこと好きだよね」と大きな反響を見せていた。


愛之助と言えば、大河ドラマ『麒麟がくる』(現在は休止中)で、駿河の戦国大名・今川義元を演じ、桶狭間の戦いで討ち取られる場面では「海道一の弓取り」との異名の通り、勇猛果敢な戦国武将を見事に演じ切るなど、大きなインパクトを与えた。また、池井戸潤原作&福澤克雄監督という『半沢直樹』と同じ座組だった映画『七つの会議』でも、野村萬斎演じるぐうたら社員・八角をパワハラしまくる上司・坂戸に扮し、“怒れる男”をさまざまなパターンで演じるなど、その演技の幅にはいつも驚かされる。


前作で黒崎は、国税局査察部統括官、金融庁検査局主任検察官として半沢と対峙したが、どちらも苦杯を喫した。今回は、証券取引等監視委員会事務局証券検査部統括検査官と立場を変えて対決。いったんは引いたが、半沢の言う通り、このまま引き下がるような相手ではない。時間を経て確実に半沢に抱いている“憎悪”は「直樹呼び」にも表れているように、変化を見せている。もしかしたら、半沢にとって思わぬ救世主になるかもしれない。今後の黒崎の行動は要注目だ。

黒崎以外にも見どころ満載だった第3話。黒崎からの調査を逃れるために、大活躍したスパイラルのプログラマー高坂圭(吉沢亮)の天才ぶりもSNSをにぎわせ、社長である瀬名(尾上松也)に「黙ってろ!」と一蹴するシーンでは「男前がキレた」「吉沢くんのこんなシーン初めて」と大いに盛り上がった。

また、半沢が部下の森山(賀来賢人)に伝えたアドバイスも、今作の『半沢直樹』が前作と違うメッセージを含んでいることを明確に表す印象的な場面だった。半沢は森山に「いまだけではない未来を見据えるんだ。大事なのは感謝と恩返し。その二つを忘れた未来はただの独りよがりの絵空事だ。これまでの出会いと出来ごとに感謝し、その恩返しのつもりで仕事をする。そうすれば必ず明るい未来が開けるはずだ」と伝える。

第1話では、大和田が中野渡頭取に「施されたら施し返す、恩返しです」と話していた。この二つのシーンが直接的な意味を持つのかは分からないが、「やられたらやり返す」という前作のテーマを受け継ぎつつ、「恩返し」が今後大きなキーワードになっていくのだろう。


さらにラスト、大和田を裏切ったと思われた伊佐山(市川猿之助)が、大和田とつながっているというシーンも見られた。大和田は原作では登場しないキャラクターだけに、今後の展開が大いに楽しみになった。


文:磯部正和



日曜劇場『半沢直樹』

第4話 8月9日 日曜 よる9時放送

©TBS



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