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メガネの形、素材、部位の名称まで。眼鏡屋に行く前に知っておきたい基礎知識

Dig-it[ディグ・イット]

もとは視力矯正器具だったアイウエアもいまや立派なファッションアイテム。こんなに小さいにも関わらず、デザインやディテールは多種多様だ。そのうち主要な項目をここにまとめる。ぜひメガネ選びの前に知っておこう。

メガネの部位の名称

基本のレンズ型

玉型(たまがた)とも呼ばれるアイウエアのシェイプ。まずは基本の9型を紹介する。

ボストン

真円をやや縦に潰したようなボストンは上品な印象。ヨーロッパではパントゥと呼ばれる。9万3500円/10 アイヴァン[no.3 Ⅲ](コンティニュエTEL03-3792-8978)

ウェリントン

英国の名優マイケル・ケインが作中でかけていたことでも有名になったクラシカルな型。5万7200円/オリバー ゴールドスミス[COMMNADER CELLULOID](コンティニュエTEL03-3792-8978)

スクエア

四角形のレンズシェイプで、おもに横長の場合が多い。近年再注目されている。6万3800円/アイヴァン7285[1018](アイヴァン 7285 トウキョウTEL03-3409-7285)

ラウンド

シンプルな真円型でありながら、やや個性的な印象を与えてくれるラウンドシェイプ。8万4370円/マイキータ[NEETU](コンティニュエTEL03-3792-8978)

ティアドロップ

もともとはパイロットが視野を広げるために開発された型。サングラスとも相性抜群。8万2500円/ラザールステュディオ[rothstein](グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8326)

オクタゴン

クセが欲しいときに有用な八角形型。ほかにはヘキサゴンと呼ばれる六角形型も頻出。4万1800円/OG×オリバーゴールドスミス[FARMER](デコラTEL03-3211-3201)

オーバル

横に伸びた楕円形で、しばらく流行から遠のいていたが、近年再燃の兆しが見られる。8万5800円/10アイヴァン[no.9](アイヴァンPR TEL03-6450-5300)

バレル

オーバルに次ぐネクストトレンド的メガネ。バレル(樽)を横に倒したような形状が特徴。4万9500円/アイヴァン[Thompson](アイヴァン 東京ギャラリーTEL03-3409-1972)

フォックス

今回紹介するシェイプのなかでは、もっとも装飾性が高く、両端が釣り上がっている。7万2600円/マックスピティオン[LE CHAT](デコラTEL03-3211-3201)

テンプル

耳にかける部分であるテンプルひとつとっても、いくつかの種類が存在する。

シューティング

現代ではもっとも一般的なディテール。テンプル形成時に溝を掘り、後から機械で芯を打ち込む。

芯張り

希少な技法により、2枚の生地で芯を挟む。芯の先端が尖っていない点がシューティングと異なる。

芯無し

アイウエアの素材としてセルロイドが多用された時代は、生地が硬いため芯を入れる必要がなかった。

フレームデザイン

ディテールやフレーム自体の特徴によって分類される、デザインの違いを紹介する。

クラウンパント

フレンチヴィンテージに多い形で、上部が一直線状になっている点が最大の特徴。5万5000円/レスカルネティエ[Bertolt](グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8326)

ブロウ

フロントの眉部分がプラスチック素材で、それ以外がメタルになっているもの。9万1300円/ルノア[C1/03](グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8326)

セル巻き

メタルリムにプラスチックを巻く技法で、いまでは製作できる職人はほぼいない。12万7050円/サヴィル ロウ[PANTO](ブリンク ベースTEL03-3401-2835)

リムレス

リム(縁)なしの意。レンズを留めるネジの数によっては、ツーポイントとも呼ばれる。7万1500円/Vintage ケント[8141](クライン アイウェアTEL03-5458-8185)

パリジャン

フレンチヴィンテージにルーツをもつデザイン。ウェリントンと比べて正方形に近い。4万700円/ギュパール×ベルーリア[gp-26](ベルーリア高崎TEL027-387-0308)

ツーブリッジ

2本のブリッジが付き、やや癖があるデザイン。本来は耐久性向上のための工夫だった。5万1700円/チタニカ[TT422 EITA](フレーム ディストリビューションTEL03-6356-8766)

主な素材

大まかに言うと「プラスチック」と「メタル」に分けられるが、そのなかでもいくつか種類の違いがある。

アセテート

発火性が低く、取り扱いが容易なこともあって、現代では最も一般的なプラスチック素材。

セルロイド

発火性が高く、徐々に減少傾向にある希少なプラスチック。独特のぬめりと艶が特徴。

チタン

メタル素材のアイウエアの大半はチタン。軽くて大夫で錆びにくく、高い実用性を備える。

サンプラチナ

希少なサンプラチナは、美しい白金の光沢を放つ。近年では、より扱いが簡単なチタンが主流。

ブリッジ

顔の中心に位置するブリッジは、アイウエアにおいて印象を左右する重要なパーツ。

イチヤマ

ノーズパッドが付いておらず、ブリッジのみを直接鼻にかけて着用する、非常にクラシックなディテール。

キーホールブリッジ

その名のとおり、ブリッジの両サイド下に鍵穴のようなくぼみが見られる形状のものを指す。

その他のディテール

実は覚えきれないほど多くあるメガネのディテールから、いくつかを厳選した。

7枚蝶番

テンプル側とフロント側の蝶番が、互い違いに7枚重なったもので堅牢性が高い。

三点鋲

智に鋲が3つ打たれたもの。厚い生地のフレームに散見されるクラシックな意匠。

抱き蝶

クリングスとパッドを、ネジを使わず抱きかかえるように固定する手法。

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