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アルバム『三日月のセレナーデ』を今月3日にリリースした歌手の南こうせつさんが11月13日の大竹まことゴールデンラジオに出演！こうせつさんの大ファンだという、月曜レギュラー森永卓郎さんからの質問に意外な答えを出した。

大竹「この番組には、2009年以来14年ぶりのご出演です。」

南「14年ぶり！この番組が残ってるって、びっくりですね。」

大竹「しぶといんですよ。」

南「「大竹さんすごいわ！」

大竹「いやあの南さん、同じ年、同い年です。」

南「まあ遠くから見てますと、本当に大竹さんって昔から無愛想でさ、このキャラクターを通してやってて、一回も曲げないこの頑固なね。」

大竹「いやいや曲げますよ、たくさん。（笑）」

南「いや普通はね。70超えるとあの何て言うのかな。柔らかくとか、昔と変わったよね、あの人優しくなったねとか言われるんだけどさ。いや、変わらない。それが好きなんだよ。僕、大竹まことそれが好き。優しい顔しだしたらもう、どうなっちゃってんの？病院に行ったら行ったらって言いたくなるよ。」

大竹「脅しですかそれ？脅されてこの道を進めみたいなことになってますけど。南さんも70歳を超えて同い年で、やっぱり70を超えるとちょっと「来るぞ」「来たぞ」って思いになることが多いですか？」

阿佐ヶ谷姉妹:江里子「私達からみたら、全然お変わりなくって。パワフルなままで。」

南「いや、まず人の名前が出てこない。歌の話になっても、あの歌 誰のだっけ？って。『悲しき雨音』は誰だったかなとか。それで前に出た時ね、大竹まことさんがすごい歌がすきで、覚えてる？『雨を汚したのは誰』って歌が好きだって言ったの。これはマニアックな人だなと。」

大竹「いやいや。僕らはフォーク世代ですから、PPMとかボブ・ディランとか、あの辺はずっと聞いてただけの話で、マニアックなわけじゃないです。」

南「当時で言うと、ボブ・ディランは『風に吹かれて』、あるいはピーター・ポール&マリーだと『パフ』とかねいい歌があるのよね。それからキングストン・トリオだと『500マイルもはなれて』とか大体そうなんだけど、『雨を汚したのは誰』って言ったの。当時 核実験が行われた時に、空が放射能で傷んで、そこにポツンと立っている少年の歌なんだけど、それを言ってきたからすごいびっくりしました。」

大竹「いやたまたまなので。今日は森永卓郎さんが、南さんに聞きたいことがあるって言ってました。」

江里子「はい『歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)』という曲について聞きたいことがあると。遺言じゃないですけど、書き置きみたいなものを残していかれました。」

阿佐ヶ谷姉妹:美穂「南こうせつさんの大ファン、森永卓郎さんからの質問です。こうせつさんの作った歌で一番すきなのは、『歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)』という曲です。どうやったらメロディが生まれるのか知りたいです、と。こうせつさんはセレナーデを作る天才だとおっしゃってました。」

南「これ、さだまさしさんの詩だと思うんですね。僕が最初にメロディを、ふふふんって口ずさんで、それにまさしが曲を付けたのかと思いますが、あ～、そうですね、なんかメロディ作るときは～、なんかね、もう、こう、説明できない。」

大竹「こうせつさん、あんまり覚えてない？」

南「そうなんですよ。」

スタジオ（笑）