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かわいい姿を永遠に リアルな羊毛フェルトうさぎ

おたくま経済新聞

Rioさんの羊毛フェルトうさぎ作品(Rioさん提供)

 ペットの姿を見ていると、このかわいさを永久保存したい!と思ってしまう人も少なくないでしょう。その願いを叶えてくれる、羊毛フェルトの作家さんがいます。しかも「うさぎ」専門なんです。ご自身もうさぎを飼っていたという、羊毛フェルトうさぎ専門作家のRioさんに話をうかがいました。

 Rioさんが羊毛フェルトでうさぎを作るようになったのは、3年ほど前のこと。「テレビで猫のリアルな羊毛フェルト作品を見たのがきっかけになります。月に旅立った愛うさぎに会いたくて、私もオーダーしたいと思いました。ですが当時は、うさぎを専門に制作する作家さんはほとんどおらず、それなら自分で作ろうと思いました」とRioさんは語ります。

 うさぎとの思い出を羊毛フェルトに込め、作品を作り始めたRioさん。自身の記録としてTwitterに作品の画像を投稿していたところ、いつかオーダーしたいとコメントを寄せる方が何人かいたそうで「私と同じような方がいらっしゃることに気づきました」とのこと。そこで2年前からオーダーを受付、羊毛フェルトうさぎを作り始めました。

 これまでに70羽以上のうさぎさんがRioさんの手から生まれました。オーダーしてくれた方からは、モデルとなるうさぎさんの写真に加え、名前やチャームポイント、性格なども聞いているというRioさん。「色々おうかがいすることで、よりリアルなうさぎさんをイメージできると思っています」モデルのうさぎさんと飼い主さんの関係に寄り添い、なるべく飼い主さんの目に映るうさぎさん像に近づけるよう、心を配っているそうです。

 オーダーの約半数は、飼い主さんのもとからお月様へと旅立っていったうさぎさんとのこと。Rioさんは「いつもでも一緒にいたいと願う飼い主様の気持ちに応えたい一心で制作しています」と話します。

 うさぎさんを作る際、Rioさんは飼い主さんを見つめている姿を想像して作っているそうです。「うちの子が帰ってきたみたい、毎日話しかけています、とメッセージをいただいた時が何よりも嬉しく、作家の道を選んでよかったと思う瞬間です」と語るRioさん、作品を通じて飼い主さんだけでなく、モデルのうさぎさんとも心を通わせているようです。

 飼い主さんを見つめている姿を想像して作っている、というだけあって、Rioさんの羊毛フェルトうさぎは目の表現が秀逸。何かを訴えかけているようで、オーダーした飼い主さんが話しかけたくなるのも分かります。

 オーダーは令和6年の春頃まで埋まっているという、まるで生きているかのような羊毛フェルトのうさぎさん。飼い主さんとの思い出も、きっと永遠に残るに違いありません。Rioさんの作品はTwitterのほか、Instagram(rio_forestgarden)でも見ることができます。

<記事化協力>
Rioさん(@RabbitsForest)

(咲村珠樹)

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