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いろんなレンズでVlogを! ソニーがレンズ交換式の「VLOGCAM ZV-E10」発表

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いろんなレンズでVlogを! ソニーがレンズ交換式の「VLOGCAM ZV-E10」発表

ソニーは2021年7月27日、APS-Cデジタル一眼カメラ「VLOGCAM ZV-E10」(以下、ZV-E10)を9月17日に発売すると発表した。Vlog撮影のための動画撮影機能が充実したミラーレスで、レンズ交換による多彩な表現を楽しめるのが特徴だ。価格はオープンで、市場想定価格はボディ単体の「ZV-E10」が78000円前後(税込)、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付属するレンズキット「ZV-E10L」が89000円前後(税込)。

ZV-E10はレンズ交換式のVlog用ミラーレス。ソニーの「VLOGCAM」の特徴ともいえるウインドスクリーンが付属する。写真はブラックモデル。レンズはレンズキットに付属するE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
ウインドスクリーンが本体色と同じ白色となるホワイトモデル。レンズキットに付属するレンズの色はシルバー
ワイヤレス接続できるシューティンググリップ「GP-VPT2BT」(別売)との相性がいいZV-E10。自撮りや歩きながらの撮影時に、このシューティンググリップがあると便利だ

レンズ交換でVlogの表現を広げる

VlogとはVideo Blogの略で、ブログの動画版こと。撮影ジャンルは、商品の紹介や旅行、運動、料理、子育てなど多岐にわたる。Vlogを撮影して、発信している人のことをVloggerと呼び、YouTubeを使って発信しているYouTuberも含まれる。

同社は昨年6月にVlog用デジカメ「VLOGCAM ZV-1」を発売しており、今回のZV-E10はVlog用カメラの第2弾モデル。ZV-1はレンズ一体型のコンパクトデジカメなのに対して、ZV-E10はAPS-Cサイズのセンサーを搭載したレンズ交換式カメラで、レンズ交換により、さまざまな表現を楽しめるのが特徴だ。「背景ぼけ切り替え」や「商品レビュー用設定」など、ZV-1に搭載されるVlog用の機能はZV-E10にも搭載されている。

左が新モデルのZV-E10、右がZV-1。ZV-E10はレンズ交換式のミラーレスだが、ZV-1と比べても、ボディはコンパクトで機動性が高い
Eマウントレンズは、Eレンズだけでなくフルサイズ用のFEレンズも含めて豊富なラインアップが揃っている。大きなボケ表現を楽しめる単焦点の大口径レンズ、ダイナミックな画角の広角レンズ、便利な高倍率ズームレンズ、離れた被写体を大きく写せる望遠レンズなど、レンズを交換することで、表現の幅を広げられる(写真はレンズの一部)

液晶モニターは自撮りやハイアングル、ローアングルの撮影がやりやすいバリアングル液晶モニター。モニターを開いても、マイク端子やマルチインターフェイス(MI)シューと干渉しないように配慮されている。Vlog撮影時に重宝する「背景ぼけ切り替え」ボタンと「静止画/動画/S&Q切り替え」ボタンを本体上部に、「商品レビュー用設定」ボタンを背面に搭載する。

自撮りしやすいバリアングル液晶モニターを搭載
バリアングル液晶モニターに干渉しないように、マイク端子は本体の前側に配置されている
背景ぼけを簡単に切り替えられる「背景ぼけ切り替え」ボタンと、静止画撮影モード/動画撮影モード/スロー&クイックモードを切り替えられる「静止画/動画/S&Q切り替え」ボタンを搭載
「商品レビュー用設定」ボタンは、背面のゴミ箱ボタンに割り当てられている。「商品レビュー用設定」とは、商品紹介動画用にスムーズなAFトランジションを実現した設定。電子手ぶれ補正と併せて使用することで、歩きながらの商品レビューも安定して撮影できるという

また、前面に録画中とわかるようにレコーディングランプを搭載。モニターにも撮影中は赤いフレームが表示される。シャッターボタンに備わるズームレバーは、8段階でズーミング速度を調節可能。単焦点レンズでも全画素超解像ズームに対応する。

前面にレコーディングランプを搭載。動画撮影中は、モニターに赤いフレームが表示される

画質面では、APS-Cサイズの有効約2420万画素の「Exmor CMOSセンサー」と画像処理エンジン「BIONZ X」により、すぐれた描画性能を実現。4K動画撮影のほか、HLG(Hybrid Log Gamma)撮影に対応するほか、S-Log2、S-Log3撮影もサポートする。カメラボディで色味を調整できる「ピクチャーエフェクト」を搭載しており、「リッチトーンモノクロ」「パートカラー」などのエフェクトを使って印象的な動画を撮影可能。OFF/LO/MID/HIの4つの設定から選べる「美肌効果」なども備える。このほか、フルHD・120p記録によるスローモーションおよびクイックモーション撮影も楽しめる。一定間隔で連続撮影を行うインターバル撮影など、多彩な撮影が可能だ。

スマートフォンのカメラではおなじみの「美肌効果」を搭載

オートフォーカスは、像面位相差AFセンサーを搭載し、動画撮影でも「ファストハイブリッドAF」により、高精度・高追随なAFを実現。「AFトランジション速度」を調整することで、ラックフォーカスのような演出もできる。人物の瞳を認識して、追い続ける「リアルタイム瞳AF」や、モニター上の被写体をタッチすると、素早く被写体をとらえて自動追尾しピントを合わせ続けられる「リアルタイムトラッキングAF」もサポートする。

ソニーのカメラの特徴であるファストハイブリッドAFで高精度・高追随なAFを動画撮影でも実現。「AFトラジション速度」や「AF乗り移り感度」など、細かな設定もできる

このほか、屋外でのVlog撮影時に顔の明るさをキープしてくれる「顔優先AE」や、歩きながらの動画撮影をサポートする電子手ぶれ補正を搭載。電子手ぶれ補正は、撮影画角が少し狭くなるが、補正効果が高まる「アクティブモード」もサポートする。

電子手ぶれ補正には、補正効果の高いアクティブモードを備える

動画の連続撮影時間は最大80分、静止画は440枚。USB Type-Cによるモバイルバッテリーからの充電と給電もサポートする。屋内であれば、「AC-PW20AM」などを使ったAC電源供給も可能。本体サイズは115.2(幅)×64.2(高さ)×44.8(奥行)mm、重量は343g(バッテリーとメモリーカードを含む)。

バッテリーは「NP-FW50」。「α6100」「α6400」「α6000」などと同じ

Vlogで重要な音声記録にもこだわり

ZV-E10は、Vlog向けカメラとして音声記録機能も充実している。高い集音性能とノイズリダクションを実現した3指向性カプセルマイクを本体に内蔵。ZV-1も同様のマイクを搭載するが、内部構造を見直して集音効率を高め、よりクリアな録音を可能にしたという。風の強い屋外でノイズを低減する、モフモフしたウインドスクリーンも付属する。

また、APS-Cセンサー搭載の「α」シリーズとして初めてカメラ本体にマルチインターフェイス(MI)を搭載し、音声をデジタル信号のままカメラに伝送し、劣化のない高音質録音を実現。ワイヤレスマイクロフォン「ECM-W2BT」(別売)などを利用し、高音質な音でVlogを撮影できる。

ウインドスクリーンの下には、3指向性カプセルマイクが搭載されている
MIシューを介して、ワイヤレスマイクロフォン「ECM-W2BT」(別売)と接続できる

0.02秒の高速AF、11コマ/秒の高速連写で静止画性能も充実

静止画撮影性能は、APS-Cサイズの有効2420万画素CMOSセンサーを搭載。画像処理エンジンのBIONZ XとフロントLSIにより、常用ISO100-32000(拡張51200)で、高感度撮影時にも低ノイズで高画質な写真を撮影できる。

AFは撮像エリアの約84%をカバーする425点の位相差AFセンサーで、広いAFカバー範囲を実現。APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラとしては世界最速0.02秒の高速AFで、素早く動く被写体を瞬時にとらえられるという。AF/AE追随最高約11コマ/秒の高速連写で、連続撮影可能枚数は最大約116枚。人物と動物に対応したリアルタイム瞳AFも備える。狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追随させられる「リアルタイムトラッキング」も搭載する。

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