すぐにできる花粉対策!効果的なお掃除術を知ろう
すでに花粉症の症状に悩まされている方もいらっしゃるかと思いますが、花粉の飛散のピークは一般的に2月~4月と言われています。今回はピーク時期真っ只中の花粉対策の基本と、この花粉を抑える具体的な掃除方法をご紹介します。
①吸気口フィルターを設置しよう!
花粉は他のアレルギー症状を引き起こすカビ、ダニのように、家の中で勝手に繁殖して増えたりはしません。なのでとにかく「家の中に入れる」量を絞ることが重要です。
およそ6割が窓・吸気口から侵入します。換気を行う際にも、なるべく花粉飛散の少ない「明け方から午前10時」くらいまでに窓を開けての自然換気を行うことが大切。
そして…みなさんはお部屋の各所にある「吸気口」の存在にお気付きでしたか?換気はしっかりやりたい、でも花粉を入れたくない。そんな希望を叶えてくれる道具があります。
ホームセンターなどで取り扱われている「吸気口フィルター」というものを設置してしまいましょう。
※築年数が新しめの住宅には元から設置されていることが多いので要確認です。
※「吸気口フィルター」はそれぞれの吸気口デザインやサイズ別になっています。必ず自宅のサイズに合ったものを選びましょう。
②トイレと網戸の掃除を意識しよう!
家の中に入り込んだ花粉は、「ホコリ」と同じような振る舞いかたをします。つまり空気中に漂ったり、時間が経つと床や棚などに落下して積もるわけで「ホコリ」を減らす掃除を心がけることが花粉対策になります。
ホコリ対策というと、リビングなどを思い浮べる方が多いと思いますが、まずトイレに着目してください。こちらは以前もご紹介しましたが、花粉対策でトイレ掃除をするのは意外と重要なんです。
トイレでは用を足すため、日に幾度となく衣類を着脱します。その都度、トイレ床には衣類由来の繊維ホコリに混じり、外出時などに付着した下半身の花粉も落ちるためです。
戸建てやマンションを問わず、網戸には外からの花粉が付着しています。花粉を付けたままで窓を開けての自然換気を行おうものなら、余計な花粉を家の中に入れてしまいかねないリスクが常にあるのです。
面積も大きいので億劫になりがちですが、そんな時に便利なのが…
・網戸掃除用ウエットシート
・洗車、ワックスを謳った掃除用ウエットシート
いずれも100円ショップで購入可能です。
網戸掃除のポイントは…
・網戸を掃除するウエットシートは、ペラペラな状態で手に持って拭くのではなく、「手のひらサイズに畳んだタオルかスポンジに軽く巻きつけて」使う。
・そうすることで力を分散させながら汚れを落とすことができ、かつ網戸の網を傷めにくくなります。
金属のサッシ部分も掃除
・金物のサッシ部分にも花粉が付着するが、洗車シートで落とせる。
・「洗車、ワックスを謳った掃除用ウエットシート」を使うと、汚れを落とすための一度拭きでも良いツヤが出て仕上がりが良く、手早く綺麗になるのでオススメです。
③1日5分の加湿を意識しよう!
花粉の飛散自体は夜ではなく「昼」、主に午後3時前後にピークを迎えるといわれています。
それでも、鼻水や喉の痒みなどの症状が夜に酷くなって「眠れない!」という人も少なくありません。これは、部屋の中に浮遊していた花粉が、ベッドなどの寝具の上に落ち、それを寝ながら吸い込んでしまっているせいです。
そうならないように夜の5分加湿を実践してください。就寝時間前のうちに、部屋に加湿器をセット。部屋の湿度を60%ぐらいまで上げます。(さらに就寝中は50~60%でキープすると、呼吸器が楽なようです)。
2月のお掃除カレンダー
先月から紹介している「お掃除カレンダー」!
2月におすすめのお掃除は…
冷蔵庫(野菜室)のお掃除 、そして 冬物衣類の処分 です!
まずは既に発表しているカレンダーから
冷蔵庫(野菜室)のお掃除
・冷蔵庫は食材の汚れや汁漏れのほか、開けた時に髪の毛などが落ちるので、結構汚れがたまる場所。
・掃除するときに食材を外に出しても、傷みにくい気温が低い時期が適している。冷蔵庫は12、1、2月と分けてお掃除。
そして追加でやっていただきたいのが
冬物衣類の処分
・冬物の中でも、使わなかったもの・引退時期の衣類がわかるタイミング。
・セーター等も処分しようと思っても、冬以外の季節は暑いので触りたくないですよね。思い切って処分するのに適したタイミングが2月です。
・下着類の処分はポテチの袋など、見えないもので包んで。
・タオル類の処分の時は、これからの時期、窓まわりやベランダなどに落ちた花粉を拭く用に一枚くらいは取っておくと便利。
是非参考にしてみてくださいね。