ちぎったレタスをシャキッと長持ち!失敗しない保存方法まとめ
ちぎったレタスをシャキシャキに保つテクニック
全体の約96%が水分のレタス。レタスは乾燥してしなびてしまうとおいしさを損なうため、乾燥に気をつけることが大切です。特にちぎったレタスは鮮度が落ちやすいため、適切に保存してなるべく早めに使い切るようにしましょう。本記事では、ちぎったレタスをシャキシャキに保つコツをご紹介します!
ちぎったレタスの保存方法
保存容器に入れる場合
1. ちぎったレタスを保存容器に入れ、レタスがかぶる程度まで水を入れる
2. ふたをして冷蔵庫で保存
※水を毎日交換すると2~3日保存可能です。切り口から栄養分が流出しやすいため、できるだけ早めに使い切りましょう。
保存袋に入れる場合
1. ちぎったレタスの水気を取る
2. レタスをキッチンペーパーで包み保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れる
※ちぎりレタスは、切り口から酸化が進み変色しやすいです。保存期間は1~2日。なるべくその日のうちに使い切るのがベストです。
冷凍保存なら長期間保存可能
1. ちぎったレタスをキッチンペーパーでよく水気を拭き取る
2. フリーザーバッグに一度に使う分量ずつ入れ、空気を抜いてから冷凍庫に入れる
※保存期間は約2週間。サラダのように生で食べずに加熱料理に使います。
冷凍保存したレタスの活用方法
レタスを冷凍すると組織が壊れてしまい、特有のシャキシャキ食感や風味が落ちてしまいます。サラダのように生食せず、炒め物やスープなど加熱料理に使えばおいしくいただけます。解凍せずに凍ったまま使ってくださいね。
レタスの選び方
大きさの割に軽いもの
レタスは手に持ったとき、大きさの割に軽いものを選びます。重いレタスは、育ちすぎて収穫期を逃していることが多く、葉が硬くシャキッとした食感が損なわれているおそれがあります。食べたときに苦味を感じることもありますよ。
葉に張りがある
葉に張りがあり、みずみずしいものがおすすめです。葉先がピンッとしていてしおれていないものを選びましょう。全体的に鮮やかな淡い緑色で、ツヤがあるものが新鮮です。緑色が濃いレタスは、成長しすぎて硬く苦味があることがあります。
芯は10円玉ほどの大きさ
芯の切り口が10円玉ほどの大きさで、白くきれいなものを選びましょう。芯が茶色に変色していたり乾燥してしなびていたりすると、カットしてから時間が経っているおそれがあります。葉は全体的にゆるやかに巻いているものがおすすめです。
まるごとレタスの保存方法
芯に爪楊枝を刺す
1. レタスの芯に爪楊枝をしっかり奥まで3〜4本刺し込む
2. レタスはキッチンペーパーで包み保存袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる
※レタスの芯に爪楊枝を刺すと、レタスの成長が止まるため日持ちします。1週間〜10日ほど保存可能です。
軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包む
1. レタスは軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包む
2. 保存袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる
※保存期間は1週間〜10日。レタスを包むキッチンペーパーが乾いてきたら、軽く湿らせてください。
芯をくり抜く
1. レタスの芯を親指や手のひらで押す
2. 芯を押し込んで、ねじるようにしてくり抜く
3. 芯をくり抜いた穴に、濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを詰める
4. レタスをキッチンペーパーや新聞紙で包み保存袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる
※保存期間は1週間。レタスは包丁を使うと金属によって酸化し茶色に変色するため、親指や手のひらで押し込んで芯を外してください。
ちぎったレタスはひと工夫でおいしさキープ!
レタスは全体の約96%が水分なので、すぐに葉がしんなりしてしまいます。ちぎったレタスはあまり日持ちしませんが、適切に保存することでシャキッとした食感をキープできますよ。また長く保存したいならまるごとのほうが日持ちするので、ぜひ保存方法やコツを参考にして無駄にすることなく楽しみましょう。
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ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)