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茅ヶ崎が誇る名画家・小山敬三を知る講演会 7月20日 未公開資料の展示も 

タウンニュース

『御大典奉祝事業記念写真帖』より

南湖にアトリエを構え、海外でも高く評価される名画を残した洋画家・小山敬三のルーツをたどる講演会が7月20日(土)、うみかぜテラス多目的室で開催される。茅ヶ崎ゆかりの人物館とうみかぜテラス共催で、協力は茅ヶ崎純水館研究会。

「東洋の精神を西洋の技法で描いた」と言われる、小山敬三の精神の源流を探る今回の講演会。第1部は、約100年前に長野県小諸から茅ヶ崎に進出した製糸工場「茅ヶ崎純水館」と、小山敬三との関わりについて同研究会の名取龍彦さんが講演する。

茅ヶ崎純水館の本家となる長野県小諸市の「小諸純水館」は現在、信州味噌(株)へと経営が引き継がれており、第2部では、同社の会長で、純水館の文化の発信者としても活躍している森健さんをゲストに迎える。「幕末の志士北澤金平から小山敬三へ」と題し、佐久間象山、北澤金平、富岡鉄斎、小山久左衛門などから小山敬三への流れをたどる。

ポストカード販売も

会場では、茅ヶ崎ゆかりの人物館で開催中の企画展「純水館物語」で展示していない未公開資料の展示も行う。小諸純水館で実際に使われていた繭袋、風呂敷、手ぬぐいのほか、周年記念誌などが特別に展示される。

茅ヶ崎純水館のシルクラベルや、工場写真=右写真=などのポストカードの特別販売も行う。

時間は午後1時30分から3時40分(受付1時〜)。事前申込制で先着100人。参加費は無料。持ち物はスリッパ等の上履き、外履きを入れる袋。参加希望者は市文化推進課【電話】0467・81・7148、または左記申込フォームへ。申込締め切りは7月16日(火)。

講師の森健さん
申込はこちらから

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