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04 Limited Sazabys『START UP!!-ロックの春2021-』ライブレポートーーライブは生き生きできる場所。怒涛のステージで圧倒

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04 Limited Sazabys 撮影=ハヤシマコ

盛大なクラップで迎えられEAST UP!! STAGEに登場したのは、04 Limited Sazabys。颯爽と「monolith」からスタートするやいなや、フロアには高らかに拳が突きあがる熱狂のステージに。勢いは加速して「fiction」「escape」と続くと、さらに力強く腕を振る観客たち。久しぶりのライブ、久しぶりのフェス。誰もがいてもたってもい羅られない様子で、この日まで抑えてきた気持ちをステージにこれでもかとぶつける。それをメンバーがしっかり受け取り、呼応するかのようの性急なビートと分厚いサウンドで返す、熱の高め合いで血管がぶちぎれそうなほどの興奮に。

04 Limited Sazabys

一息ついてのMCでは、GEN(Ba .Vo)が今年初フェスに参加できた喜びをあらわに。さらに「大阪はこういう時期になっても、積極的にイベントをやっていてパワーをもらってるので、今度は与える番だと思ってます」と想いの丈を語り、「message」で激しくフロアを揺らす。

04 Limited Sazabys

今度は「My HERO」へ。みんな今日まで<耐えて 耐えて 超えて来た>からこそ、ひとりひとりが主人公であり、より歌詞が胸にグッと突き刺さる。全身全霊で今この瞬間を楽しんでいる景色は、あまりに眩しい。続けざまに「Warp」で、自由自在に衝動のままに高くジャンプ。<日々のノイズ>はここになく、鳴り響くのは好きなバンドの音楽だけ。そして、アンセム「swim」を畳み掛ける怒涛のセットリストで圧倒。

04 Limited Sazabys

こちらも息が上がっているところ、何が語られるのかと思えば、出番前の便所の話。和まずにはいられない緩急から、GENが今の想いを語る。

04 Limited Sazabys

「この季節は、別れを強制される季節で。卒業とか、転勤とか異動とか、転職や進学……別れたくなくても、別れないといけない。何気なく寄ったガソリンスタンドとかコンビニとかで、あの人いなくなったなとか。一生会えないのかなとか思ったり……」と、センチメンタルに。「俺たちバンドはいろんなところでライブして、みんなが忘れなかったらまた会えるから。人前でライブできるのが、なによりバンドマンらしく生き生きしていられます」と、ライブの機会を作ってくれたFM802に感謝を伝え、「また一緒にライブができますように。生きてまた会えますように。出会いと別れが交差する、この季節に」と「Terminal」を披露。

04 Limited Sazabys

ライブの喜びを確かめ合うような、痛快なフィナーレに。ライブが日々の活力となること、今日が終わってもまた会える集合場所であることを、改めて実感させてくれるステージだった。

04 Limited Sazabys

取材・文=大西健斗 撮影=ハヤシマコ

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