年始から話題作ラッシュ!26年1月に日本の劇場で楽しめる韓国映画8選
日本でもドラマに並んで人気の高い韓国映画。
BSやCS、NetflixなどのVODでも多くの韓国映画に触れられる時代になった今、それでも映画館へ足を運ぶ人が絶えないのは、スクリーンでこそ味わえる体験の強度が韓国映画の魅力として浸透しているから。
繊細な演技、躍動感あるアクション、音響が生む没入感。これらは劇場でこそ最大限に生き、物語との距離を一気に縮めてくれる。
そんな中、来年1月には2025年に韓国で公開された話題作を中心に、年始から映画館を賑わせる豪華ラインナップが勢ぞろい。さらに、BTS ジンや、今年入隊したASTRO チャウヌのコンサートフィルムまで公開を控えるなど、新年早々から映画ファンの期待が高まる月となっている。
そこで本記事では、2026年1月に日本で上映される韓国映画8選をご紹介する。(2025年12月10日現在 / ※公開日・作品に変更が生じる場合がございます)
(図)Danmee SBS「復讐代行人3~模範タクシー~」で帰還!25年11月 主演俳優 期待度1位はイ・ジェフン
『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR THE MOVIE』
今年6月から11月にかけて開催された、ジン(BTS)の初ソロファンコンサートツアーがついに劇場で蘇る。
韓国・高陽を皮切りに、日本、北米、ヨーロッパそして仁川まで、計10都市・20公演を駆け抜けた壮大なツアーは、各地で歓声と感動を巻き起こした。
ステージ上での圧倒的なパフォーマンスはもちろん、ファンと心を通わせる温かな瞬間や、ツアーを支えた舞台裏の息遣いまで余すことなく収めた本作。
ライブ会場では一瞬で過ぎ去ってしまった熱気とエモーションが、映画館ならではの大画面と音響で再び鮮やかに蘇る。
ツアーに参戦した方にはもう一度あの日へ、行けなかったという方には初めての感動を届けてくれる特別なフィルムだ。
●日本公開日:2026年1月2日(金)
『CHA EUN-WOO : MEMORIES IN CINEMAS』(45分)
チャウヌの初VRコンサートとして今年日本公開され、大きな話題と高評価を得た『CHA EUN-WOO VR CONCERT : MEMORIES』。
そのスペシャルコンテンツがさらに進化し、2D・ScreenX・4DX・ULTRA 4DXといった多彩なフォーマットで再構築された。
まるでチャウヌと同じ空間を共有しているかのような臨場感、優しく語りかける声、そしてファンとの思い出を丁寧に紡いだ映像表現は、スクリーンだからこそ体験できるかけがえのない時間を生み出す。
まさに次元を超えて出会う特別な映画体験であり、ファンにとっては必見の一本。
今年7月に入隊し、2027年1月の除隊を控える彼だからこそ、今この瞬間の輝きをスクリーンに刻んだ貴重な作品だ。
●日本公開日:2026年1月9日(金)
『大人の童話 ~この恋、青少年は禁止です!~』(2025/R18+/109分)
次にご紹介するのは、パク・ジヒョン、SUPER JUNIORのチェ・シウォン、そしてソン・ドンイルという豪華キャストが織りなす、大人のためのロマンチック・コメディ『大人の童話 ~この恋、青少年は禁止です!~』。
本作は、昼はアダルトコンテンツの取締官として真面目に働き、夜はペンを握って刺激的な物語を生み出すというギャップ満載の二重生活を送る、平凡な公務員ダンビの物語を描いたコメディ作品。
韓国公開から約1年、個性派作品を集めた「未体験ゾーンの映画たち2025」上映作品として、1月9日〜15日の期間限定公開が決定。
青少年禁止の恋と創作のドタバタ劇が、劇場で新たな笑いとときめきを届ける。
●キャスト:パク・ジヒョン、チェ・シウォン、ソン・ドンイル 他
●日本公開スケジュール:2026年1月9日(金)~2026年1月15日(木)
『YADANG/ヤダン』(2025/123分/R15+)
今年4月に韓国で公開され、カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンスら実力派が集結したことで話題を呼んだ犯罪アクション大作『YADANG/ヤダン』。
麻薬取引の精巧な設計者として暗躍するブローカーのヤダンと、頂点を目指し野心を燃やす検事、そして麻薬犯罪撲滅に人生を賭けた刑事。三者三様の目的を持つ男たちの欲望と執念が交錯し、互いの思惑が絡み合うたびに物語は予測不能な方向へと転がり続ける。
裏切り、緊張、そして爆発するアクション。一瞬たりとも目が離せない濃密なドラマが観客を飲み込む。
正月休み明けの気だるさを吹き飛ばすには十分すぎる一本だ。
●キャスト:カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンス、チェ・ウォンビン 他
●日本公開日:2026年1月9日(金)
『水の中で』(2023/61分)
俳優を夢見ていたソンモが、自主制作映画を撮るために夏の済州島を訪れ、カメラマンの友人、後輩の女優を集めたことから静かに物語が始まる『水の中で』。
2023年に韓国で公開された本作は、ホン・サンス監督にとって29作目となる長編映画である。
俳優を諦めきれない青年の揺らぎ、創作と現実の隙間に生まれる葛藤を、夏の済州島の静けさとともに描き出す詩的なドラマとなっている。
第73回ベルリン国際映画祭「Encounters」部門に正式招待され、ミニマルな美学と独特の語り口が世界の観客からも注目を集めた。
●キャスト:シン・ソクホ、ハ・ソングク、キム・スンユン、キム・ソリョン、キム・ミニ 他
●日本公開日:2026年1月10日(土)
『ただ、やるべきことを』(2024/101分)
昨年韓国で公開された『ただ、やるべきことを』は、激動の2016年を背景に、時代に翻弄されながらも生きるために働く人々の現実をまっすぐに描いた社会派ドラマ。
チャン・ソンボムとソ・ソッキュが主演を務めた本作の舞台は、パク・クネ大統領の退陣を求めた大規模な「ろうそくデモ」で市民の怒りと希望が渦巻いていた時代。
同時期、韓国の造船業は世界的不況の直撃を受け、多くの企業が倒産・リストラの波に飲まれるなど、多くの労働者が生活の崖っぷちに立たされた。
本作は、そんな厳しい現実に向き合いながら、それでもやるべきことをやると前を向く人々の姿を静かに、しかし力強く刻み込んでいく。
『第28回釜山国際映画祭』韓国映画監督組合賞–プラスエム賞、『第25回釜山独立映画祭』審査員特別賞、『第49回ソウル独立映画祭』最優秀作品賞を受賞するなど、数々の映画祭で高い評価を獲得。現代韓国社会の痛みと希望を真摯に映し出した、見逃せない一作である。
●キャスト:チャン・ソンボム、ソ・ソッキュ、キム・ドヨン、キム・ヨンウン、チャン・リウ 他
●日本公開日:2026年1月17日(土)
『PROJECT Y』(2025)
来年1月21日に韓国で公開され、2日後の1月23日には日本公開という、韓国映画としては異例のスピードで日本上陸を果たす『PROJECT Y』。
主演は、圧倒的存在感とカリスマで世界的人気を誇るハン・ソヒと、映画界から高い評価を受ける実力派チョン・ジョンソ。
物語の舞台は、眠らない街ソウルの江南に広がるネオンまぶしい歓楽街。そこで生きるミソンとドギュンは、互い以外に頼れるもののない現実で日々もがいている。
希望のない世界に抗うように2人が選んだのは、80億ウォンの金塊を奪う、危険すぎる大胆な計画。
逃げ場のない追走劇、緊迫の心理戦が鮮烈に描かれる本作は、2026年の韓国映画界を代表するサスペンス・クライムムービーとなりそうだ。
●キャスト:ハン・ソヒ、チョン・ジョンソ、イ・ジェギュン、キム・ソンチョル 他
●日本公開日:2026年1月23日(金)
『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』(2025/115分)
今年1月に韓国で公開され、注目を集めた『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』。
主演を務めるのはソン・ヘギョとチョン・ヨビン。2人の実力派女優が放つ緊張感と存在感が公開前から大きな話題を呼んだ。
本作は、2015年公開の『プリースト 悪魔を葬る者』のスピンオフ兼続編として制作され、シリーズの暗い神秘世界を一段と深化させている。
また、ソン・ヘギョにとっては約11年ぶりのスクリーン復帰作でもあり、彼女の新境地ともいえる硬質で神秘的な演技に熱い視線が注がれた。
物語は、強力な悪霊に取り憑かれた少年を救うため、禁じられた儀式に挑む2人の修道女を中心に展開。神聖であるはずの修道院が、一転して激情と恐怖が渦巻く狂気の聖域へと変貌していく。
救済と破滅の境界が揺らぎ続ける張りつめた空気が観客を深い非日常へと誘い、韓国ホラーの新たな代表作として高い評価を得た注目作だ。
●キャスト:ソン・ヘギョ、チョン・ヨビン、イ・ジヌク、ホ・ジュノ、ムン・ウジン 他
●日本公開日:2026年1月30日(金)
(ライター/ダンミ ニュース部)