小学校で紙芝居シアター クプカシスターズが実演
「紙芝居シアターレイチェルさんと仲間たち」が5月14日、西落合小学校の中休みの時間に行われた。
レイチェルさんは、恵泉女学園大学人文学部客員教授の岩佐玲子さんで、大学の平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)の顧問を務めている。「レイチェル」の名前で小学生や地域の大人たちを対象にワークショップを開き、紙芝居のコツを教えたり、市内の小学校や学童クラブで紙芝居を披露している。
児童も披露
同小を訪れたレイチェルさんは、「ぼたもちさんとこぞうさん」を実演し、児童を喜ばせた。また、この日は同小3年生の凜さんが「みんなでぽん!」を披露した。凜さんは1年生のころから紙芝居を習い、堂々と落ち着いた様子で物語を話していた。凜さんは「みんなが集中して見てくれて、楽しんでくれるところが紙芝居の魅力です」と話していた。
レイチェルさんは、大人を対象としたワークショップで学んだ人たちと「クプカシスターズ」「クプカダンディーズ」を組み、各小学校を訪問している。15日には東落合小学校学童クラブで、16日には多摩第二小学校で紙芝居を実演するなど精力的に活動している。
かるがも館でステージ
レイチェルさんは6月21日(土)、大栗川かるがも館2階ホールで「大人のためのわくわく紙芝居シアター2025」を開催する。午後2時30分から。参加費は無料。
出演するのはレイチェルさんが、同館でワークショップを行い紙芝居を学んだ「KPKAかるがもシスターズ&ダンディーズ」のメンバー12人。演目は『おかあさんのはなし』『二度と』、そのほか童話や落語を題材にしたもの、観客参加型のものなど、さまざまなジャンルのステージを披露する。
レイチェルさんは「紙芝居は子どもたちのものと思われていましたが、大人が楽しめる良質な作品が多いです。全員が演じ手となって紙芝居の楽しさをお届けします」と話している。
問合せはかるがも館【電話】042・372・7575。